アフィリエイト、Webコンサル、情報商材…この手で儲けるIT社長がネットヤクザに見える理由
結論から言うと、「表」に出れない職業かも
最近、IT系のWebコンサルをしている社長に会った。自分より、二個下で年収1億あるらしい。
言葉じりがしっかりしていて、芯がある。それに目標に対しては、「つめ込み」で努力して、最短距離で向かうらしい。
ということで、前提で言っておくが、こういったIT系の社長さん方、そういった意味ではすごく素敵なのだ。
で、やっていることがアフィリエイト、Webコンサル、情報商材etc..
皆さんもこういった類の職業で、「月収○○万円」、「年収○○億円」とうたい文句で、動いている方々を目にしたことはあるんじゃないだろうか。
では、大切なのはココから。
じゃあ、こういった人たちに「求心性」はあるだろうか?
もっと言うと、「タレント」として表に出たときに、「心惹かれる」だろうか?
実際に、IT系の社長を、TV等、表立った場面で見る機会はない。
つまり、タレンティブな人間としてメディアからも、一般層からも、求められていない。
ちゃんと努力している、お金も掴んでいる、性格も素敵、けど、ブランドが築けない。
むしろブランディングに興味がない。いや、要らないのかも
今となっては、「IT系」なんてワード、自分としてはまったく使わないが、一般の認識で言うところの「ITバブル時代に大儲けしたような系統」のことだろう。ホワイトに、クリーンで、キラキラした会社も、沢山あるので。
「月収○○万円」、「年収○○億円」とうたい文句を使っている社長さん方。
こういった人たちのWebサイトを見ると、「権威主義的」デザインが多い。あと、毒々しい。そして、ダサい。
それで、先日会った社長さんは、「いかに儲かるだけを効率化することしか、頭がない」って言ってた。
正直、デザインが悪くても、Web上では、モノを売ること、収入を得ることが出来る。
ただ、大手企業だって、非効率なTVコマーシャルに、タレントや作家を投じて、デザインをクリエイティブに表現している。
実は、この差ってのが大きい。表に露出している大手企業は、本当にそういった意味では、「ブランド」という所にお金を掛けている。
というのも、そういった部分にそもそも労力や経費を掛けている大手企業から見たら、「アマ感」がハンパないからだ。
これは、自分の経験からも言えることがある。2012年に、森永製菓さん・ミニストップさんとのタイアップを行なった。そして、最近は、LINEスタンプ・iPhoneアプリのコンテンツ化、(まだリリースしてないので公表出来ないが)某有名デパート・雑貨店へのシール販売などの話を、東京の企業から頂いた。
そこで言われたが、「表の透明性」と「ブランド構築」だ。要はオファーを出す相手として、ホワイトでタレンティブであることが決定打になるということだ。
でも、まぁ要らないのなら、仕方ない。けど、最悪、「金、金!」ってブランドから「ちゃんと努力している、お金も掴んでいる、性格も素敵」ってブランドになるとイイのになんて思う。ほんと、ストイックで素敵なので。
心理学的な「脅し」でコンバージョンする
ちょっと頂けないのがあるとしたら、「効率化を優先化」して、「脅し」というテクニックを使い過ぎる点がある。
自分も外国のコピーライティングの本を読んで勉強したことがあるが、「相手に差し迫らせる」という手法は常にどの本にも、テクニックの1つして書いてある。
ただ、表の世界で、すべてその手法でモノを売っているかどうかということだ。
それは弱点を突き、買わざるを得ない精神状態にすることは大切だ。
ただ、ブランド構築を行い、非効率にも「心地よく買って貰い、値段を超えた価値を見出した」ときに、初めて、そのコンテンツは「キラキラ」することになるのだ。
って考えると、こういうので儲かってるって、ヤクザじゃねぇー?ってなってくる訳だ。
それに、その方のコンサルを横から聞かせて貰ったけれど、ノウハウってあんま差がなかったりする。
反面からも、正面からも学ぶことは沢山あり
結局は、その方も自分の軸というのがあって、それに対して楽しんでいるから、アリだろう。
何より、効率的に動く技術・ノウハウに関しては、視野の1つとして、ずっと入れておくべきだと思わせてくれたし、ためになった。
自分は平気で無駄なことするので。だって、このブログだって無駄だし(笑)
っていうのは、半分嘘で、これも、ブランディングという概念からは、後々すごく大切な効果を生むはず(泣)
でも、ブログの読者、メルマガの購読者が半端なく多いのに、コメントがゼロだったりする社長ブログなんか見てると、本当のファンは少ないんだなーと思いつつ、そこだけは絶対避けたい。
だって、『爆笑ピクト-5秒で読めるおもしろ雑貨的イラスト』のブログだって、全然表立たずに、アクセスも1日数百ぐらいの時期だったけど、バレンタインのチョコとファンレターを送ってきてくれた女の子も居たし。
ってことで、毒々ヤクザWeb社長さんに、ちょいだけでも、ブランディングしませんか?以上。
2012年8月13日
(END) Thanks for reading!