家庭教師、福岡大濠中学入試の国語を教えて分かった、本当は大人に知らせたい成功の秘訣!
福大大濠中学は、しっかりとした教育システムもありながら、全国大会へ出場する部活が続出する文武両道な中学
自分が前職に「教育関係」に居たこと、また、子供に教えるのが大の得意ということから、クライアントの子供の家庭教師をすることになった。
実際に指導する子供は、小学5年生の女の子。受験にはまったく興味なし。
ということで、夏休みの8月の1ヶ月間は、国語の入試問題を解かせながら、ひたすら考えさせる時間を作った。
なぜ、国語かというと、小学5年生からでも、入試問題にニュートラルにチャレンジ出来る。
そして、子供は「中学入試」に興味なし。違う形でモチベーションを上げながら、問題に潜らせる必要がある。
そう、この「潜らせる」というのが、中学入試では非常に大切になる。
難易度はほぼ高校入試。だからこそ、「郷に入って、郷に従う」深度を身に付けさせる!
ぶっちゃけ言うと、解けないことはない。逆を言うと、大人でも解けない人は解けない。
大切なのは、「大濠中学の国語」という世界は、「こういうモノだ!」と理解した上で、そこに脳をフィットさせる「柔軟性」。
そして、その環境に対応し、自ら考え(ここが大切!)、「答えを探してくる力」、ここを「習慣化」すれば、絶対に得点は上がる。
ただ単に、入試のパターンを知って、反射的に答えられる術は要らない。人生において、すべてに役立てて欲しい
ここで、何のために勉強をしてるのか?もちろん、「入試合格」のためだ。
しかし、そこでしか使えない「問題解決能力」を教えようとは思っていない。
「人生」という中で訪れる様々な問題に直面し、そこで解決出来る能力を身につけて欲しい。
それを、「勉強」という切り口から、学ぶ。これが、自分の教育論だったりする。
それで、面白かったのが、大濠中学の国語の入試問題は、ある3つの関門を乗り越えないと、点数を稼ぐのが、相当難しくなってくる。
それは、なんと、あなたの人生、わたしの人生、子供から大人まで、すべての人の日常にも共通することだったりする。
福岡大濠中学入試の国語を解くのに、大事な3つの要素!あなたは分かる?
あえて、まだ答えを出さずに、皆様にもカッコの中を埋めてもらいたいと思う。
実際に、能力のある子供、ポテンシャルのある子供でも、点数は稼げない場合が多い。
分析力長けた子供でも、それだけは、点数は稼げない。
普段から、読書まみれで、文章を読むのが早くて、得意でも、点数は稼げない。
何故か?ここに挙げた3つが噛み合って、初めて点数を獲得出来るからだ。
まぁ、大人の方は、この中に、何が入るかすぐお分かりだろう。
これって、大人にも言えませんか?(笑)
結局、本当に言いたいのは、大人こそ、「この部分を理解して動こうよ!」ってことだ。
自分は、家庭教師を3年ぶりにやったが、昨年はWeb関係のセミナー講師として、依頼があれば大人に様々な分野で実践的な指導を行ってきた。
それで、子供ってのは、本当に素直で、上記の画像のコツを、すぐに身につけて行く。
まぁ、炊事・洗濯・金銭管理なんてのを親がしてくれて、「勉強」のみに、純粋に向き合えるから、そうなんだろう。
逆を言うと、「大人」は、日常の業務、様々な交際、行事、社会的な立場なんかが、ごちゃごちゃして、純粋に向き合う暇がないんだろう。
でも、何かをチェンジする時に、たいていの人は、上記の1~3のどれかが抜けてる場合が多いことに気づかされる。
本当に、大人に教えて思うのがタチが悪い。習いに来ているのに、「あぁ、この人やらないなぁ…」ってのが感覚的に伝わって、子供よりタチが悪い。
結局、学びに来ているのに、
1.実際に自分が置かれている現状を文脈として読み解けてない!
2.自分の現状に対して与えれる課題が、どういったモノなのか理解出来てない!
3.現状を解決する答えを、自発的に探す力がない!
っていうのが、すごく大きい。
それで、「答え」だけ探している大人は本当に多い。実際に、「飛び道具」は世の中、必ず落ちている。
ただ、それを「探す」にもコツは要るし、現状の自分への「問題を読み解く」ことが出来なければ、たどり着けない。
なのに、セミナーで答えだけ探しに来る。だいたいセミナーで「答え」だけ求めている人は、再現性がない。
セミナーは来る前が勝負だ。
自分がどういった「現状」に置かれていて、どういった「問題を今抱えている」から、どういった「軸」でセミナーを聞けばいいのか。
それは、セミナーだけでなく、あらゆる人生の問題に対する解を見つけるために必要なことだったのだ。
ということで、軽い気持ちで始めた家庭教師だったが、子供に教えながら、教えてもらうことが非常に多かった夏だった。
余談:切り口が軸としてしっかりしていれば、どんな業種でも、学んで、術を取り入れ、活躍出来る
あっ、こんなこと書いてますが、本業はWebデザイナーなので。最近はクリエイターの仕事も入ってきてます(笑)
書籍『爆笑ピクト』は、2012年の後半は、LINEスタンプ、iPhoneアプリ、スマホ着せ替え、雑貨屋のシールと、一気に二次コンテンツ化するので、楽しみにしていて下さい。来年には2冊目の新刊も出します!
あっ、でも、Webデザイナーなんで。それも、根っからの商業デザイナーです。クリエティブなデザインしません(笑)
自分で主役で作る時だけ、クリエティブだったりします。
話それましたが、大抵の方が親となって、子供に道を示す以上、自分らが頑張らないとですね!
2012年8月26日
(END) Thanks for reading!