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ヒットの予感『内村とザワつく夜』の魅力とキャストの妙

谷 洋二郎  2013年4月29日

内村とザワツク夜ロゴ

コント好きな内村も楽しそう!「ガールズジョーク」という切り口で、短時間に多彩な魅力が入れ込んだ番組

2013年4月からスタートした『内村とザワつく夜』。

番組の内容は、女性たちの『先輩と後輩』や『既婚者と未婚者』との間で起こる会話の中で思わず“ザワザワ”したり、イライラや困ったことという危機的状況を切り抜け周りの人をカラッとした笑顔に変える魔法の言葉『ガールズジョーク』を、男性お笑い芸がコント仕立てのドラマ紹介していく番組。

勘が鋭い視聴者なら、過去の副産物かもしれなという感想を抱くだろう。私自身も番組の紹介をネットで閲覧している段階では、『ココリコミラクルタイプ』や『コレってアリですか?』という人間関係を模写したトーク付きのバラエティと同じようなモノだという印象だった。

しかし、番組を最後まで観終わった瞬間に「久しぶりに勢いのありそうな番組」に出会ったというのが正直な感想だ。

トークとコントの妙!

では、何が『内村とザワつく夜』は違うのか。
今回は、私的過ぎる見解ではあるが、『内村とザワつく夜』の魅力について語っていこうと思う。

※5/2放送分を閲覧して、最後に記事内容を変更しております。

魅力01「キャストに女優が一人も居ない」

女性キャストが素晴らしい!
今回の初回の番組を観たときに女性キャストが

・枡田絵理奈(TBSアナウンサー)
・小島慶子
・潮田玲子
・ダレノガレ朋美
・犬山紙子
・いとうあさこ

になっている。

最初は、全員が「単発のゲスト」だと思い込んでいたが、どうやらレギュラーメンバーらしい。

『ココリコミラクルタイプ』では、松下由樹、坂井真紀、小西真奈美、『コレってアリですか?』では、加藤ローサ、栗山千明、南沢奈央などの女優陣がメインを勤めていたが、今回は女優色が一切ない。

しかも、枡田は現役アナ、小島慶子は元アナウンサー、潮田玲子は元スポーツ選手、ダレノガレ朋美はファッションモデル、犬山紙子はコラムニストというタレント色が薄いキャスティングで、バラエティ感溢れるのは、お笑い芸人のいとうあさこのみだ。

しかしながら、一般社会と多くの繋がりを持っている女性をキャスティングすることにより、「テレビ制作者だけで作った価値観」と「一般社会でのコモンセンス」のズレが少なくなっていたのは事実だ。

ギャラの高い女優が使えないということが功を奏したのか、そもそもが狙いなのか分からないが、「女性模写」を扱い、それを起点にトークを繰り広げていくというスタイルでは、適切な判断なのかもしれない。

女優陣を使わずに、タレント色の薄い女性をキャスティングした流れは、次に述べる魅力とも繋がりよりよい相乗効果を生んでいると思われる。

魅力02「コモンセンスの徹底」

全員で創り上げている番組!

先ほどはキャストにおける「一般性」が番組の魅力となっているという点を説明したが、今度は、番組作りの裏の部分における「一般性」である。

要はキャストが「一般の感覚」であっても、放たれる内容が「世間と連れたモノ」であるのなら、「女性模写」という特性を持った番組に視聴者は共感しなくなってしまう。

今回、『内村とザワつく夜』は

・「電通ギャルラボ」
・女の子専門調査チーム「原宿可愛研」

という二組の団体による全面協力のもと、番組作りが行われている。
この二組におけるマーケティングのレベルは分からないけれども、「女性同士で何が起きているのか?」ということを、専門分野のマーケティング部門に投げ、そこから番組の内容作りをすることで、より「ハズレ」な内容を無くすことが出来る。

魅力03「男性芸人の妙」

男性キャストが素晴らしい!

今回、女性模写をコントで演じるのは、レギュラーで出演する男性お笑い芸人とエキストラの女性のみだ。
しかも、男性お笑い芸人が主役の女性を演じるという構成になっている。

キャスティングされている男性お笑い芸人は…
・岡田圭右(ますだおかだ)
・塚地武雅(ドランクドラゴン)
・鈴木拓(ドランクドラゴン)
・陣内智則
・田中卓志(アンガールズ)
・山根良顕(アンガールズ)

の6名だ。

もう既に2回放送されたが、塚地の演じる「ツカ子」は女性陣に大好評で、映画俳優で鍛えられた演技力を存分に発揮している。
また、ドランクドランに次いで、陣内智則の演じる「女性模写」のVTRも好評だ。

女性が「女子会的話題」として、「女子会を観ている番組」として、ドランクドラゴンと陣内智則のVTRは非常に重要な役割を担っている。

そして、男性がコント番組として大笑いして見られるのがアンガールズと岡田圭右のVTRである。
本当に「コント」のような番組として楽しめる。

アンガールズが女性を演じることがキモチ悪く(←褒め言葉)オモシロいという点と、岡田の女装の似合わなさと結局は自分のスカシギャクに持っていく点は、『内村とザワつく夜』の中で、良いガス抜きになっているだろう。

本来なら、VTRが終わった時点で、女性キャストによる「恋愛」や「女性同士の人間関係」などのエピソードを交えた議論が繰り広げられるのだが、アンガールズと岡田圭右のVRTの場合は、終わった時点で、彼らの「あら探し」をトークの材として、番組を盛り立てている。

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魅力04「中立で力の抜けたウッチャンの司会」

内村とザワつク夜が楽しい!

アンガールズや鈴木拓はイロモノかもしれないが、全体的にキャスティングされたお笑い芸人の物腰しが柔らかく、全員がある程度ベテランということもあり、女性陣にいい具合にリードされている。

それに加えて、ウッチャンの司会だ。

『から騒ぎ』におけるさんまのように、自分の女性観を話題として大きく出したり、「女性はこうだ!」というような司会ではなく、あくまで全体をリードしながら、笑いの部分を出し引きし、バラエティを裏で指揮している。

早々とゴールデンに上がるのか?

おそらく番組は好評になるだろう。
もし、ゴールデンに上がるときに、「キャストに華がない」っていう理由で、ガラッと女優陣を入れたり、人気タレントを入れたりしないで欲しいというのが正直な感想だ。

私自身は、潮田玲子が結構トークに参加していることに、ハマってたりしている。
あのガツガツしていない女性陣のキャスティングだからこそ、全員が均等に話せるというのも魅力だろう。

ダレノガレ朋美もキャラを発揮しつつあるし、ラジオでギャラクシー賞を獲得したこともある小島慶子の適切な発言でピリッと締まる部分や、いとうあさこの負け犬キャラも健在で、意外に「既婚者子供持ち」の鈴木拓も楽しかったりする。

まさに全員で創り上げている番組だ。

※追記 5/2放送分でレギュラーメンバーと思われていたが、メンバーチェンジが施された

笑いのスパイスを作り上げていた岡田圭佑とアンガールズが弾かれてしまった。
番組で「21世紀枠」という若手芸人枠が設けられ、THE GEESE、もう一人のゲストはオードリー春日がキャスティングされた。

さらに、女性側の締め役である小島慶子がいなくなった代わりに、真逆の雰囲気を持つ安めぐみ。
負け犬女として唯一のバラエティ感を出していた部分に、男気のない柳原可奈子。

正直、1・2回のメンバーを固定的レギュラーにして欲しいというのが私的な希望だが、番組が過渡的であるため仕方ないのだろう。
第3回の放送は、やはり味気なかったような気がした。

まだ、始まったばかりなので、ぜひ、番組を観たことない人は、一度、観てみてはいかがだろうか。

(END) Thanks for reading!

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