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「うつけふぇす 2014」は、古き良きテレビの馬鹿加減がとても素敵だった。

谷 洋二郎  2014年8月12日

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画像は「うつけもん」公式サイトより

おぎやはぎと松岡茉優がMCを務めるネタ番組「うつけもん」の生放送が面白すぎた

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画像は「うつけもん」公式サイトより

古き良き昭和のテレビの盛り上がりがそこにあったような気がする。

ネットニュースでは批判の声が多いフジテレビではあるが、生放送「うつけフェス 2014」は、メディアとしてのテレビ、コンテンツとしてのタレントが、まだまだ輝いていることを証明してくれたと思う。

一言で言えば、「爆笑レッドカーペット」がとことんゲスになったネタ番組だ。
お笑い芸人が披露するネタのほとんどは、裸芸、宴会芸、大道芸など、体を張ったシュールかつ勢いに任せたモノ。

「あらびき団」に出ていた芸人が敢えて低クオリティをウリにしていたとすれば、こちらの「うつけフェス」は人が馬鹿げたパーフォーマンスの中に「おぉーー!」とうなってしうまうようなクオリティとネタに真摯で一生懸命な姿勢が、心地の良い笑いを誘ってくれる。

ぶっ飛んだ芸人たちをさばくMCのおぎやはぎ、松岡茉優が、マイペースかつ優しく、そして的確にネタを評するあたりも楽しい。

こうした知名度のない芸人を集めて、生放送をするという企画だから非常に刺激的だ。
しかも、生放送の時間帯は夜中の2:35 ~ 4:00。視聴者がほとんど眠っている時間帯だ。

番組の「武器はうつけ」というキャッチフレーズは、SMAPを中心に行われた2014年フジ24時間テレビの「武器はテレビ」をパロディに。
SMAP5人がスキンヘッドになったポスターを模倣し、中心には、ハゲで芸歴27年の三又又三が起用されるうつけっぷり。

いざ、番組がスタートすると、増谷キートンとくまだまさしのオープニングアクト。
遠くからひもで繋げたCDを、増谷キートンとが」ひもを引くことでCDがタイヤのように回転し、遠くからスピードに乗ったCDが、くまだまさしのおしりに突き刺さるという、勝手気ままに芸を披露した。

その後、オープニングソングが流れ、

・フランスパンを吹きながら音を鳴らす芸人
・オナラの空気で鍵盤ハーモニカを弾く芸人
・三点倒立した芸人の足に重さのあるシンセサイザーを置いて弾く芸人
・厚みのある二の腕を打楽器のように鳴らす芸人
・傍らで妙に上手いジャグリングをしている芸人
・めちゃくちゃハイクオリティなブレイクダンスをしている芸人
・とりあえず体を叩いて音を鳴らしている芸人

など、14人の芸人がぐちゃぐちゃになって演奏を披露。
何度も言うが、これは生放送だ。

まったくのカオスであり、名前の分かる芸人がほとんど居ない中、ストレートな賑やかさが伝わるあたりが、番組の魅力なのだろう。

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ほとんどが「脱ぐ」系のネタ!?

番組は、ネタのジャンル別に進行し…

・裸ステージ
・ガールズステージ
・おしりステージ
・デンジャラスステージ

など、ほとんど危険なステージ。

ガールズステージでは、尼神インターの「今度こそ”アソコ”でノーリアクション芸」で、放送事故が起こりそうになった。
Tシャツの中のブラジャーをその場で脱ぎ捨て、Tシャツの上から乳首を洗濯ばさみで挟み、思いっきり引っ張るモノに耐えるという芸なのだが、出演者側から見たら、照明効果もあり、Tシャツから乳首が透けていたという。

番組自体は、生放送であり、グダグダな進行とシュールなネタを、クスッと笑う感じで楽しむものだと思ったが、実際はゲラゲラ笑ってしまった。

ネタは数多くあるため、1つ1つの解説は避けるが、私が最も面白いと感じたのは、2700ツネの「前回のリベンジを生放送でします」だ。

ネタの内容は、洗濯ばさみで両乳首に挟んだ「鈴」を、フラフープを回すことで、フラフープを乳首の高さまで上げて、フラフープの勢いで、鈴を乳首から落とすという斬新なものだ。

やっていることは、頑張ってフラフープを回しているだけなのだが、左の乳首に挟まった鈴はなんとか落ちたのだが、右の乳首の鈴がなかなか落ちない。
しかし、2700ツネのフラフープの勢いは、疲れ知らずで加速し、どんなに鈴が落ちなくても、頑張ってフラフープを回し続ける。

なんとも馬鹿馬鹿しい光景なのだが、乳首の鈴を落とすというゴールへ向けて、いつの間にか会場も思わず「うぉーー!」と盛り上がりを見せ、フラフープを回すだけに1分以上も尺を使っていたのだ。1分というと短いかもしれないが、フラフープを回すことだけにテレビで1分放送し続けるとなると、かなり長い印象で、「そこまで引っ張るの?」という面白さもあり、引っ張ることを見守っていたおぎやはぎの温かさも感じた。

通常放送から見続けているが、生放送が一番楽しかったように思える。
生放送という「やらかしてはいけない雰囲気」に「やらかしてしまいそうな芸人」たちが化学反応を起こしたのかもしれない。

セットも必要だし、スタッフも必要だし、知名度のあるMCも必要だし、あらゆる要素を考慮しても、テレビ以外のメディアが、こうしたコンテンツを作り出すことは、未だできない。

テレビにはテレビの面白さがあり、やはり、ネットの手軽な面白さと比べるべきではない。
自分はWebを使って、さまざまなコンテンツに携わっているが、やはり、テレビはテレビで突き進んでほしいし、自分も、一生、テレビっ子でありたいと思う。

(END) Thanks for reading!

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