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超優良番組!『有吉反省会』がなぜ、ここまで面白いのか?

谷 洋二郎  2014年11月3日

20141103-01

毎回ハズレなしの面白さ!ゲストを確実に引き出す番組の優れた構造

『有吉反省会』は日本テレビ系列で毎週日曜日22:30 – 22:56に放送されているバラエティ番組。
ゲストが反省したい事を告白し、検証VTR後に司会の有吉弘行と反省見届け人が内容を更に掘り下げる。

番組の作りを簡単に述べると…

1、何かしら「やり過ぎた」芸能人がゲストとしてやって来る
2、そのゲストの「やり過ぎた」VTRが流れる
3、ゲストと有吉弘行、反省見届け人でトークを繰り広げる
4、反省する芸能人に禊が下る

という構造だ。

反省する芸能人としてやって来るのは、過去に大きな実績のある大御所の俳優から、まだまだ売れていないアイドルまで様々。

普有吉反省会の番組のコンセプトだけを聞けば、番組の面白さは、「ゲストの反省」の内容にかかっているはずだ。
ゲストによっては、パンチの弱すぎる反省だったりすることはある。

だが、有吉反省会は、どんなゲストがどんな反省材料を持ってきても必ず番組が面白くなるのだ。

それは、有吉弘行の懐の広さだけではない。
実は、番組のパネラーとしての役割を果たす三人の「反省見届け人」が非常に重要な役割を果たしている。

反省見届け人は…

・一番左の席に男性芸人枠
・真ん中の席に文化人枠
・一番右に女性芸人枠

があり、それぞれ1名ずつ週替わりで出演する。

さらに、反省見届け人は、準レギュラー化している。
そのメンバはー…

・男性芸人枠…バカリズム、博多大吉
・文化人枠…岸博幸、齋藤孝、名越康文、丸岡いずみ
・女性芸人枠…大久保佳代子、友近

になっており、この中で三人の反省見届け人が組み合わせられる。

有吉弘行がゲストに対して対処しきれない場合のリスクヘッジとして、反省見届け人は、確実に誰かが腑に落ちる笑いを届けている。

バカリズム、博多大吉、大久保佳代子、友近が有吉にドハマりなのは、言うまでもなく、補佐として存在する文化人のコメントがドカーンとした笑いを呼ぶことも非常に多い。

有吉と隼レギュラーの中に、ほどよいファミリー感があって、調和のとれたコントや漫才のような掛け合いも見ていて心地よい。
演者側のファミリー感を押しつけられる内輪ネタにもならず、ザキヤマ的なしつこい笑いにもならず、見ていて歯切れの良い。

有吉反省会からブレークした芸能人も多い

ゲストの笑いが確実に成立する有吉反省会では、本当におもしろい芸能人は、その場でブレークスルーする。
いわゆる「神回」というクオリティになり、有吉反省会をきっかけに他の番組を巡回することになる。

前田敦子のモノマネでおなじみのキンタロー。もその一人だ。
八幡カオルと共に出演し、反省内容は「私たちは似てなさすぎるモノマネを披露してしまいました。反省しています。」というものだった。

ただし、有吉や反省見届け人はキンタロー。のモノマネのクオリティが高いと結論付け、番組内では好意的に取り扱った。
結果、番組としては大きな盛り上がりを見せた。

その他、IVAN、アレクサンダーも、有吉反省会をきっかけに他の番組への露出を増やしている。

IVANは、有吉反省会で、「オネエ」であることを初告白し、有吉と反省見届け人が上手く扱うことができたため、他の番組へスムーズに露出することができただろう。

土偶アイドルの水樹たま、整形を認めた森下悠里、オネエキャラが嘘だったベガス味岡、実は結婚していた川崎希など、有吉反省会で初紅白をするケースは非常に多く、芸能事務所も所属タレントがステップアップを図れる縁起の良い番組だと評価している。

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愛のある毒舌、相手をけなさずに、視聴者に納得を与えうえで、笑いを積み重ねる

有吉弘行といえば、毒舌。
しかし、『ロンドンハーツ』の「有吉先生のタレントマジ進路相談」のように、タレントに厳しく当たるようなことはない。

どちらかというと、ゲストの言い分をしっかりカウンセリングし、その中で生じた矛盾を的確にツッコミ、笑いに変えるという手法だ。
矛盾にツッコミ、笑いに変えた後に、的確なアドバイスを行いながら、そのゲストの将来を笑いを交えながら考えていく。

有吉反省会は常に客観的な意見にたった上で、正直な意見で笑いを届ける。
主観を強く押し込めて、反するゲストをねじ伏せようすることはない。

主張の客観性があるため、ツッコミやボケを作る指摘やアドバイスがすんなり入って来る。
正直過ぎて納得できる笑いがそこにはあり、その偏りのなさが番組の安定感と言える。

司会である有吉の客観視がスゴイだけではない。

反省見届け人のバカリズム、博多大吉、岸博幸、齋藤孝、名越康文、丸岡いずみ、大久保佳代子、友近ら全員が客観視や人間観察を的確に行える人物だ。

有吉からパスされてバカリズムがシュートを決めるとき。
有吉からパスされて博多大吉がシュートを決めるとき。

そのシュートのスピード、回転数、カーブの掛かり方などはまったく違うのも魅力だ。
確実な笑いの中で、隼レギュラーとして入れ替わる反省見届け人の笑いの多様さは、番組を飽きさせない仕組みになっている。

有吉の挑戦的な心が垣間見える番組

有吉に挑戦心があるという訳ではない。
ただ、ゲストとしては「華のない」タレント集団を、華やかな笑いに包み続ける姿に、サムライのような心を感じる。

『いいとも!』の「テレフォンショッキング」で大物を毎日相手にしていたタモリとはまったく別の底力があるようにも見える。

この番組は、愛を感じる番組でもあるので、これからも続いてほしいと思う。
ゲストの反省内容は、人生を過ごすうえで「変わる」という視点の面白さをくれる。
その点では、若い人よりも、人生経験を積んだ大人の方が、楽しめる番組でもあるだろう。

これからの有吉反省会に、ますます期待が膨らむ。

(END) Thanks for reading!

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