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テレビ離れ、テレビを見ない時代に何が起こっているのか?

谷 洋二郎  2016年7月12日

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テレビ離れとは、単にテレビがジャンルの一つに収まっただけ

テレビ離れに関しては、様々なアンケート調査や統計結果が用いられるのが、本記事に関しては、社会的な要素から確実に読み取れるテレビ離れの原因、構造、未来について解説していきます。

テレビ離れの一番の理由は、「多様なメディアの出現と個人発信による影響」をモロに受け、テレビが本来の立ち位置を見失っているからです。

なぜ、今までテレビは視聴者を離さなかったのか?

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テレビがつまらなくなったから、視聴者が離れる。これは、解の一つだとしても、すべてにはなり得ません。

確かに「テレビは面白くなった」という声はよく聞きます。しかし、それは、時代が進む中で日々のライフスタイルが私たちの体質を変えて、その体質がそもそも今までのテレビの肌と合わなくなっている部分が大きいと言えます。

SNS、Web、スマートフォンの三種が当たり前となる時代までは、テレビには、強制力と権威がありました。

テレビはマスメディアとして、情報発信の

・トップダウン
・オンリーワン
・リアルタイム
・専門性

を勝ち得ていました。視聴者はほぼ受容するしか術がありませんでした(もちろん、視聴者参加型の番組、視聴者投稿による発信の機会もありますが)。

テレビの趣くままにただ流れだった時代

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視聴者=受容者。だからこそ、テレビでプッシュされるものを素直に受け止めることができました。、今では「ゴリ押し」と批判される手法で目に留まったコンテンツの中から流行が生まれ、国民の共通認識として楽しむことができました。

SNS、Web、スマートフォンがなければ、テレビ番組を視聴した後に、様々な指摘を、様々な専門家が気づき、即座に力強く国民へ広げることもできません。

リアルタイム性に優れ、専門性に溢れているかのような解釈ができ、ボトムアップを物ともせず、トップダウンで視聴者を圧倒的に支配できたのです。

良いい方をすれば、視聴者に為す術がなく、それは、難しいことを考えずに、テレビに集中できる環境でもあったのです。

テレビはある種、一億人との戦いを強いられている

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SNS、Web、スマートフォンの視聴によって、テレビと視聴者の関係性は、様々な変化を帯びるようになりました。

・視聴者自己発信
・視聴者双方向性
・視聴者内拡散
・視聴者ボトムアップ
・スマホながら視聴

今や、一般視聴者がコンテンツを作り、自身のメディアで発信し、リアルタイムでコミュニケーションを取りながら、楽しむ空間が、あちらこちらで誕生しています。

パワーブロガー、ツィッタラー、ユーチューバ―、インスタグラマー、生主など、発信方法と発信内容は多岐に渡り、コアなファンを獲得しています。

まさに、一億総メディア発信、一億総クリエイター、一億総批判、一億総ツッコミの世の中です。しかも、一億総の中には、各専門分野で活躍する方々も含まれます。

テレビは、コンテンツとして、インターネット上にアップされる「一億総クリエイター」と対抗しなければなりません。フジテレビ、TBS、テレビ朝日、日本テレビなどのキー局は、あくまで一企業です。そして、その一企業は、絶えず、一億総批判の的となります。

SNS、Web、スマートフォンの出現により、テレビの構造に嫌悪感が高まる

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視聴者が自由にコンテンツを作り、自由に選び、コアに向き合えるようなると、今まで受け取るだけしかできなかった、「ゴリ押し」、「事務所の事情」、「内輪笑い」、「過度なブランディング」などに違和感を覚えるようになります。

この違和感は、まだ、テレビがメジャーで、絶対的な存在(であってほしい)ということを認識しているために起こる感覚かもしれません。

テレビが、メディアやコンテンツとして、ジャンルの1つとして、他のメディアと同じようなレベルに成り下がれば、視聴者は、違和感を素通りしていくでしょう。

既にテレビに出ているタレントよりも知名度の高い「テレビ外タレント」も誕生しています。

その年を表現し、全国民で共通の話題にできるコンテンツは生まれにくくなってきていて、それは、メディアが分散し、コンテンツが分散し、趣味趣向が分散し、ファンが分散し、各々が、他人から見た「独自」を楽しんでいるということに過ぎません。

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ネットはテレビに好意的?一方、テレビは…

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SNSでコンテンツを発信し稼いだり、Webメディアを作り生計を立てている方々は、テレビに対してのリテラシーがあり、テレビに好意的に思えます。

テレビの報道、討論番組などで「Webメディア」の話題に触れる時、恥ずかして見てられない程に、テレビの中の演者の方々の議論が、テレビの世界のだけのものになっていることが多く見受けられます。

以前、TBS『水曜日のダウンタウン』で「下層YouTuber地獄説」で、Youtubeとして人気を博している方々を底辺扱いした放送がありました。

YouTubeというメディアの中の気軽な面白さを、テレビという大それた画面に映して、「Youtuber = サムイ笑い」的な編集をしていましたが、Youtubeに対する理解の低さをすごく感じました。

フジテレビ系「中居の掛け算」では、中居正広、ビートたけし、伊集院静の豪華キャストで様々な議論が交わされたのですが、その際の「初音ミク」の話も、「知らないオジサン」がよくする会話のレベルで、豪華な三人を使っているのに、非常にもったいないと感じました。

テレビが時代遅れのコンテンツにならないためには、制作陣、タレントがリテラシーを高めることが必要だと思います。

テレビは終わらない

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最近、テレビの番組欄を見ていると、キー局の番組内容が、ローカル番組でやってそうな企画が目白押しになっているようにも感じます。

タレントが有名性が低くなれば、番組を選ぶ際の親近感も低くなり、ローカル色が強いと感じてしまうのは自然な流れかもしれません。

自分自身は、テレビ番組は大好きで、テレビで育った時代です。クリエティブなスキルも、コミュニケーション力も、テレビの知識とテレビに出ている演者の方々から見よう見まねでたくさん学んできました。

そして、現在のテレビにも日々、楽しませて頂いてます。最近だと、『有吉の壁』『有田ジェネレーション』『しゃべり007』『ブラマヨ弾話室』『くりぃむナンチャラ』『有吉ジャポン』など、大好きな番組は非常に多くあります。

匿名性が無くなるかどうかも変わる

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下流、貧困、格差が広がる日本。
島国、内向性、恥の文化の日本。

内なる想いを「外へ声を大にする」ことをしずらい日本人の気質に、「匿名×ネット」が起こす化学反応は、あまり良い状態を生まないようにも思えます。

自己肯定感、事項承認欲求を埋め合わせるための、目先の精神安定剤、麻薬として、匿名での批判が用意されているようにも感じます。

日本のあらゆる匿名のメディアが今後どのような流れになっていくのか、その動向によって、テレビも影響を受ける部分があると思います。

インターネットメディアの威力はまだまだ小さなものかもしれませんが、その威力はこれから増すばかりです。

今回は、テレビ離れ、テレビを見ない時代について、様々な視点で自由に意見を綴らせて頂きました。

(END) Thanks for reading!

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