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人の目が気になる心理、人の事が気になる理由

tani-channel-com  2020年5月23日

人の目を気にし過ぎて、自分の行動が「かんじがらめ」になっていませんか?

「人の目が気になって何もできない」
「人の生活が気になる」
「職場 人のことが気になる」
「人の反応が気になる」
「人の行動が気になる人の心理」

正直、「人の目を気にしまくる性格」って、自己実現には大きなプラスです。仕事で成功したり、プライベートで同性異性関係なくモテたりすることができます。

が、現状、人の目を気にし過ぎて苦しんでいるのであれば、まだまだ「人の目が気になる癖」が悪事を働く悪癖になっているということです。あなたの人の目が気になる性格は、確実にあなたの人生を好転させる良癖へ転換します。

そこで今回は、人の目が気になる心理を掘り下げ、人の目を気にする自分への対処法を掘り下げて解説していきます。

人の目が気になる心理

心理1:孤高への回避欲求が高く、自尊心が欠如している

人の目が気になる心理は「自分は他人の行動によって受ける心理的影響が非常に大きい」ということを意味しています。

自分の軸が弱く、自分を自分で着実に高めることに焦りや苛立ちがあり、自尊心が常に追いついていない状態

と言えます。自由で自主的な思考や行動に対して罪悪感だったり、危機感を覚えているんです。だから、「自分対自分」の自己対話をしながら、自分がやりたいことを貫くという経験が浅くなります。

孤高を楽しんで上手くいった経験がなく、孤高を悪で危険なものだとあまりにも思い込んでいるのです。

自分の軸を固めながら、着実に自分を高めるって、すごく退屈なんですが、その「自分との内なる闘争」こそ、世界の中で確固たる自己を気づき、他者と自分とのバランスを取る力を蓄えてくれます。

自己闘争が欠如するから、防衛機制として、人の目から自分を確認しようとします。そして、ほっとできる素材を探索しているんです。

心理2:他人の振る舞いを気にすることで、精神安定剤を得ている

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他人は自分を知る1つの尺度でもあります。上手く使えば、「人の振り見て、我が振り直せ」といった処世術が取れます。しかし、この際も、普段から「自分との内なる闘争」をしていなければ、自分と他人を客観視できずに、都合よく拡大解釈してしまいます。

自己否定感を紛らわすために相手の悪いポイントばかりを無意識的に探したり、相手が社交辞令で言ったことを本気の賞賛だと受け止めたり、リアルだけでなくSNSまで、どんどん他人からの評価を精神安定剤にして、本当の自分と向き合うことから逸れていくんです。

心理3:人からの好意や愛着に絶えず飢えている

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過去の経験で他人との競争・比較に対する強いトラウマを受けていたり、絶えず他人との競争・比較される環境に置かれたりすると、「人から何かを思われること」が1つの強い報酬と感じるようになっています。

なので、人から何も思われていいない状態に、大きな物足りなさを感じやすくなっている可能性があります。

そうやって、過去が蓄積した「人の目との関わり方」を気にならなくなるレベルまで達していない、現状の自尊心・自己肯定感・自己効力感が積み上がってないと言えます。

人の目が気になる理由

理由1:常時全方位に返報性を求めているから

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人の目が気になると人のことを「自意識過剰」と呼んだりしますよね。自意識過剰がさらにひどくなる人は、

・常に全員から愛されたい
・常に全員から好かれたい
・常に周囲から関心を惹きたい

という常時全方位へ返報性を求めてしまっています。相手からの返報性をアテに生きているのです。返報性とは自分がやったことに対すして、相手も何かを返してくれるということです。

返報性は人間の本性的な心理です。人の目が気になる人は、常に周囲から自分へのアプローチがあって欲しいと願っているのです。

なので、尽くして返ってこない時に、いきなり怒ったり、相手に冷たくなり過ぎたりします。また、通り過ぎの他人や店員に対して厳しく当たることもあるでしょう。

気弱で優しい人は、相手があなたのことを何も想っていないのに、自分が過剰に気にしてしまい、相手から愛されていないと強く失望したりします。

理由2:自分の器に対して無理をしているから

人の目が気になる人は、基本的に自分の器よりも大きなことをしたり、自分を高く見積もり過ぎている傾向にあります。

自分が自分の器を理解し、自分の器に沿ったマインドで行動していたら、自分への居心地が良くなり、マイペースを感じることができるため、他人のことを気にせず、物事にコミットできます。

「意識高い系」というイジリなんて、まさに「意識」に対して「結果」が伴わない人間に向けられますよね。

理由3:未知や無知に溢れすぎているから

人の目が気になって自分の行動が制御されてしまう人は、与えられた空間や人間関係を制するほどに、知識もスキルもまだまだ不足していると言えます。

例えば、めちゃくちゃ顔がブサイクでも、異性から好かれれることを何度も経験し、自分の外見がイケてないことをカバーするための知識と技術がある男性は、どんな出会いの場でも、「不適切に気にし過ぎずに、適切な気遣い」を女性に施すことができるでしょう。

経験を増やし、知識を増やし、技術を増やすと、やるべきことが明確になります。また、ミスや失敗があっても良い結果や高い評価を回収する方法を知っています。

ですから、他人の目をネガティブに気にしません。ポジティブに気にすることができるようになります。

人の目が気にならなくなる方法

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方法1:着実に成功体験を積み上げる

人の目を気にすることは、ベクトルを逃避ではなく昇華に変えれば、成功へのエネルギーとなります。

人の目が気になる気持ちを昇華させ、努力して成功体験を得ることに真面目に向き合いましょう。昇華を続けると、余裕がどんどん広がり、成功体験の質も上がり、他人からの評価も高まります。

特に対人関係での成功体験を豊富にしていくと良いでしょう。どんな対人環境でも、自分の見通しが的確になるため、他人に対してビビることはなくなり、他人へ積極的になることで、むしろめちゃくちゃ好かれやすくなるからです。

高まった余裕と自尊心が、それだけで自己満足を与えやすくなり、他人の目を気にしなくなるマインドを一気に育ててくれます。すると、さらに自分自身が見えてきて、相手からの批判や指摘にも強くなり、むしろ、有難いと素直に思えるようになます。

これが人の目を使って幸せになる方法です。

方法2:唯一の強みを築きながら屈することを受けいれる

ぶっちゃけ「自分にはコレがある!」というものを持っていると、人の目を適度に気にして受け入れながら、様々な物事をやりくりできるようになります。

自分ならではの強みを作り、きちんと発揮できているホームグランドを一つでも持っていると、アウェーで不利な状況や対人関係の中で遊び心を出すことができます。

「やばい、これはアウェーだな…」ときちんと負けを認めながらも、前を向いて進んでいこうとすることができます。結果的に、どんな場所でも、他人のことを適度に気にしながら、自分の主義や主張もきちんと織り込んでいくことができるようになります。

すると、どんな場所でも「相手らしさ」を生かしながら、「自分らしさ」を発揮するため、相手にも好かれ、自分も相手と居るのが楽しくなるみたいなことがめちゃくちゃ増えていきます。

方法3:未来に向けて長期的な変化を許容する

短期的な視点で、あらゆる欲求を満たしたいと強く考えるのは止めましょう。「今は人の目が気に合って辛い部分もあるけど、一つ一つの経験に向き合っていければ、未来の自分は超絶素敵で幸福になあるな」と思うようにすればいいのです。

まぁ、これは実際にそうです。人の目を気にすることがマイナスに働いているということは、不足してるものが多過ぎるんで、根本的には小さな一つのことを積み重ねるしかないんです。

何も積み上げない今の自分でどうにかしたいという想いを打つ消しましょう。人の目が気になることが悪い結果に繋がっているのであれば、これからの頑張り次第で、まだまだ人生は幸福になれることを意味します。

逃げずに、新しい体験や知識を増やしていけば、今年は来年より、来年は再来年よりも、明らかに人の目が気にならなくなり、人に気を遣うことができるパワフルな人間になります。

人の本質を理解する能力というのは、マジで向き合った体験と積み上げたスキルで大きく変わってきますから。

最後に:人の目を気にすることは大きな魅力に昇華できる

人の目を理解しながら、孤高を楽しめば、他人を引き寄せられる

一定の余裕や自尊心に達するまでは、自分や他人と着実に向き合うことが<強い忍耐力を要すること>と感じるかもしれません。

無理のないレベルからで構わないんです。一歩一歩、反らさずにいられる範囲から頑張って、徐々に広げていけばいいのです。

人の目を理解しながら、人の目はそんなに気にならない、自分の己を単独で満喫する、それが孤高です。孤高が楽しめれば、他人はそんなあなたにカリスマを感じたり、親しみやすさを覚えたりして、人付き合いも上手く運びますよ。

人の目を気にする癖は大きなメリットになる

実際に自分もスーパー自意識過剰だと思います。人の目をめちゃくちゃ気に留めますし、他人よりも圧倒的に人の心情や感覚が気に留まります。

ただ、会社員からフリーランスになって、会社を作り、その過程で教育者やクリエイターなどの様々な職種やプロジェクトの経験を重ねて、他人からの評価で心をネガティブにすることはほとんどなくなりました。

気遣い、気になる、気を配ることを使って、自分も他人も幸福にする力が圧倒的に増え続けているからです。気遣い、気になる、気を配ることを使って愛されることも非常に多くなって、今では、大きな強みだと感じています。

人の目を気にすることは、磨けばメリットになります。そうなると、仕事も恋愛も、その他、あらゆる分野での挑戦でもモテまくるようになります。

人の目を気にし過ぎる方は、ぜひ、その癖を、良い方向へ育って切っていって下さい。

サイト著者について

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Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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