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自費出版とは違う「セルフパブリッシング」という手法。書類2枚カンタン設立で商業出版する方法

谷 洋二郎  2012年4月19日

本を読む女性のイメージ

よく「自費出版ですか?」と聞かれるけど、違います!自費出版とセルフパブリッシングとの違い

自分の処女作『爆笑ピクト』は、「自費出版ですか?」とよく聞かれます。
自費出版にもいろいろ種類がありますが、自分が行なった手法は、「セルフパブリッシング」という手法です。

ここで述べる「セルフパブリッシング」というのは、あくまで、私の定義上のモノです。
そもそもは、米アマゾンが、個人向けに行なっている印刷サービスに目を向けたことから、キッカケです。

ちまたで行われている「純粋」な自費出版とは、以下の点が大きく違います。
1.バーコード(ISBNコード)を取得し、流通に乗せられること
2.初期コストに対して、利益を出していること
3.極端に安く、多くの部数を発行できること

現在では、出版社が仲介する「協同出版」ならぬパッケージも出てるので、このケースですと、流通には乗せられますね。
ただ、めちゃくちゃ高いですね。おそらく数百部で、100万~200万くらいするのではないでしょうか。

自分の場合は、2000部を70万円ほどで創りました。もちろん流通にも乗せましたし、何と言っても利益を上げました。
どんな本を出すにも、利益を出さなければ、「自費」じゃなくても、「自被」になっちゃいますんで…

出版「者」なら、住所と固定電話番号があれでも、誰でもすぐに設立出来ます!

日本図書コード管理センタースクリーンショット

よく、このブログでも、「出版者」って「誤字になってますよ!」と言われますが、これは正式には合ってます。
まずは、どんな方も、「出版者」を創るところから始まります。
もし、法人にしたかったら、法人の場合は、「出版社」になるだけです。

で、作り方ですが、「日本図書コード管理センター」に書類を2枚出すだけです。
登録料、事業規模によって異なりますが、3万円ほどあれば、設立出来ます。

書類確認が終わった後、15営業日以内には、設立が完了します!

これだけです!するとISBNコードというのが、発行できるようになります。
本の裏に付いているバーコードは、このISBNコードをもとにして作られます。
ですので、「バーコードを取得できる」=「流通に乗せられる」ということです。

本当に、小学生でも、教えたら代わりに出来そうな作業ですね。
これで、小学館、講談社、集英社etc..と同じ土俵に立ったわけです(笑)違うか…

イラストレイターを持っていれば、バーコードを自動生成出来るフォントが使える!

ISBNバーコードフォント作成画面

本にバーコードを乗っけるのも、すごく簡単です。
なんと「数字を打つだけ」で、バーコードが出来上がるフォントがあります。

スタジオポットSDというサイトで無料リリースされています。本当に助かりました。

ちなみに、出版社を作った後、AdobeInDesignというソフトがあれば、執筆・編集・装丁・入稿・発行までの出版におけるプロセスをすべて自分で行えますよ!

自分の場合は、Illustratorで、すべてを行いました。超楽しいですよ!

絶対に「セルフ」がよい理由

もともとは、複数社から出版オファーを貰っていました。ただ、なぜ自分が「セルフ」で出版したかというと…

それは、明らかに良過ぎることばかりだったからです。逆を言えば、出版社を経由するデメリットが多かったんです。
以下、まとめてみました。

1.出版社からだと印税10%、自分で出すと印税100%。
2.アメブロを起点に、ユーザが直接買えるメディアを持っていたので、書店に頼る必要がない。
3.出版社からだと意思決定してから、3ヶ月~半年掛かる。自分で出すと期間の長短は自由。
4.編集者とのイザコザがなく、100%と自分の好きなデザインで好きな内容を創れる。

特に、『爆笑ピクト』は、アメブロでアクセスを集めていて、ファンの方に買ってもらい易い環境が整っていました。
それに、政治・企業を強烈に風刺したブラックジョークが多くあったため、出版社を経由するとNGネタが半分以上あったんです。
そして、オファー時にさっそく、企画変えられましたし(笑)

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ISBNコードがあれば、アマゾンにだって出品することが出来ます!

アマゾンセラーセントラル管理画面

ISBNコードあれば、自分の本をアマゾンに登録し、出品することが出来ます。
発送までをアマゾン自体に委託できるサービスもあります。

ただ、自分の場合は、自ら発送を行なっています。
手紙やポストカードを書籍と一緒に添えることで、全国の購入者と、より密接に繋がることだ出来るからです。

ド・サブカルな書籍でしたが、20代の女性購入者の方から、ファンレターとチョコも頂きました。
自分でWeb上のメディアを展開して、そこを起点に売ると、リスクゼロで、読者とよい結びつきが持てますよ。

詳しく知りたい方は、Amazon出品・出店サービスをチェックしてみて下さい。

どうせやるなら、すべてを自分で、しかも順序よく、やってしまう気合が必要!

設備を揃えて、自分で全プロセスをやってみよう!

PC、Adobe InDesign、固定電話、ブログ、twitter、facebook、amazonなど…
これらを揃えれば、自立して、本当に「生計」を立てることが出来ます。

何よりも「作家」として、食べていける訳です。素敵なことです。

なぜなら、印税契約で食べられる作家さんは、ほんのひと握りだからです。
印税10%だったとして、1冊1000円の本が、年間3万部売れて、300万円の収入になります。
3万部って結構大変です。もしくは、年に3冊ハードに執筆して、1万部ずつ売らないといけませんね。

自分の場合は、なんと600冊以上からは利益です!本当に好きな人だけに売ることも出来ますね!
ある程度のメディアを持っていれば、実は「リスクの低い」出版方法なのです。

自分で全部やるからこそ、コストがぐっと減り、利益が出しやすくなります。
まずは、本を出す前に、ブログやサイトを作って、「作品」を公開していきましょう!

すると、ファンが出来てきます。もしかしたら、あなたの作品に数多くの支持者が出てくるかもしれません。
その後に出版してしまえば、ある程度の売れる見込みも出ますよね。

ぶっちゃけ、そういった意味で、『爆笑ピクト』は、少し見切り発車でした。
セルフでやるなら、全部を自分で運営してやるくらいの覚悟とエネルギーが必要です。
もしくは、Web担当、編集担当、営業担当などと、タッグを組むのもありですね!

それでも、「全国流通」って素敵じゃん!でも、これにも策が…

最後に…「出版社に全国流通してもらえるメリット」は、やっぱりとてつもなく大きいです。

でも、これにも、ひとつ戦略をお教えしましょう!

自分で利益を出して、売り切った後に、「版権を全国流通させてくれる出版社に売る」んです。
実績があるので、企画も通りやすいです。叶えるなら、どっちも叶えに行きましょう

(END) Thanks for reading!

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