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ノミネートクリエイターから見たLINE Creators Stamp AWARD 2014

谷 洋二郎  2014年11月29日

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日本エレキテル連合、小島瑠璃子、ヒャダイン、みうらじゅんなどが参加し、テレビの報道では盛り上がっているように見えましたが…

会場はずっと重苦し雰囲気でした。
重苦しいというよりかは、イベントとしてしっくりきていない点が非常に多かったというのが、本音のところです。

私は『爆笑ピクト』というスタンプで、グランプリ候補に選出されました。
グランプリ候補は、今年9月末までに販売された約2万3千個のLINEクリエイターズスタンプの中から、ダウンロード数・送信数などをもとに決められ、した2014年の「ベストクリエイターズスタンプ」として、50個のスタンプが選出されました。

そして、ベストクリエイターズスタンプの方々は、表彰式に招待されました。

さらに、抽選で約100名ほどのスタンプクリエイターが表彰式に参加することになっていました。

表彰式の後に、クリエイター同士の懇親会が行われるという予定になっており、ドレスコードは着ぐるみも大丈夫ということで、AWARDを運営する側も当初は非常にクリエイターに歩み寄ったLINE Creators Stamp AWARD作りを行うような連絡が来ていました。

ただし、いざ、会場の前に立ってみると、受付の段階で「このイベントは失敗する」と予期しました。

その理由はいたってシンプルなんです。

・ノミネートクリエイターに対する配慮と愛着がまったくない

というこの1つの事実に辿り着きます。

ノミネートされたクリエイターの方々は、LINE Creators Marketのプラットフォームのおかげで充実した1年になったことでしょう。
それは、私も同じで、そこに十分な感謝もあります。
そして、スタンプクリエイターというのは、他のクリエイターのスタンプも大好きで、クリエイターズスタンプそのものに対して、非常に好意的です。

しかし、実際に会場に行ってみると、受付から会場に入るところまで、うざいコンサート客のような扱われて方を全員がされていたような気がします。

受付で並んでいると、感情があまりない「お詰めになってお並び下さい」の一辺倒。
警備するのはいいかもしれませんが、例えば、これが、出版社がベストセラーを招待したパーティーならどうでしょう。

著者全員に「お詰めになってお並び下さい」と出版社の社員が感情を殺した指示を受けたら、「でも、出版社に売り上げ貢献したし、もう少し、優しく扱ってくれてもいいんじゃないかなー」と思いますよね。

ノミネートされたクリエイターは、招かれた来たにも関わらず、会場にいるLINEの社員と運営者の方々が、ただLINE Creators Stamp AWARDを見に来たくて来た輩だと思われているような扱いだったんですね。

例えば、「すみませーん!クリエイターの皆様!後ろのクリエイターさんが入らないんで、前に詰めてもらって良いですかー」っていう言い方じゃないといけないはずなんですよ。スタッフがスタンプに興味がなくても、実のところLINEの社員じゃなかったとしても、運営側にイベントに対する軸があって、リーダーの指示が通っていれば、こういう学生アルバイトに言うような失態は起こらなかったように思います。

LINE Creators Stamp AWARDを仕切るMC(司会者)のミスキャスト

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堅苦しいイベントにしたくないというポリシーがありながら、司会者の方はキリっとした女性で、さらには、その方がLINEスタンプに関して完全に興味がないんだなというのが伝わってきました。

一番衝撃だったのが、このイベントの席に

・ノミネートクリエイターが参加しているという説明が口頭でなかった
・ベストクリエイターズスタンプ50の中からグランプリが決まるという説明が口頭でなかった

ということです。

もう、その時点でグランプリを受賞しないけど、LINEから招かれたノミネートクリエイターっていうのは、ただの一般人扱いです。

それでも、円卓に座っている俺以外のすべてのノミネートクリエイターは健気です。
ちゃんと、イベントに一生懸命向き合ってます。
もちろん、俺もLINE Creators Marketへの感謝がありますので、拍手などは誰よりも高い位置で大きく叩いていたと思います。

そして、最初に賞が発表されるときに、円卓に座っているクリエイターは緊張しますよね。
誰が選ばれるんだろうなんて、私を含めて可能性がかなり低いスタンプだろうと、まだ、断定はされていないわけです。

いざ、みうらじゅんさんが、最初に審査員特別賞を発表すると、なんと、受賞者は会場の裏側から出てきたんです。

これで、一気にノミネートクリエイターのテンションは落ちます。
つまり、円卓に座っている時点で、可能性はないんです。
受賞は事前に連絡があり、すでに裏の控室で待機しているという訳ですね。

せっかく円卓でノミネートクリエイターを座らせているんだったら、受賞者には事前通知をしていたとしても、そこは隠しておいて、ドラムロールとスポット照明なんか使って煽った方が絶対に面白いはずだと思ったんですよね。

だって、アワードですから。

もう、単純に記者会見ありき、報道になることが第一優先のイベントになっちゃっいました

ニュースで取り上げられるのは、ほんのわずかなので、確かにノミネートされたクリエイターがどうであろうと関係ないんですよ。
LINE的には、日本エレキテル連合、小島瑠璃子、ヒャダイン、みうらじゅんがいて、受賞者がトロフィー持った映像が流れて、タレントの面白インタビューでニュースの尺がどれだけ持つかが勝負です。

アワードそのもにフォーカスして受賞者のインタビューなどがニュースになれば、大成功でしょう。

審査の過程を知らないみうらじゅんさん

特別審査員のみうらじゅんさんは、LINEのスタンプの審査基準をまったく把握していないようでした。
「もっと攻めたものを作ったら、審査が通ると思うんだけど」的な発言をしていました。

LINEの審査はあくまでガイドラインに則っているかどうかであり、それをスピーカーであるLINEのスタンプに携わっている社員さんもおしゃってましたが、そういうのみうらじゅんさんに言わせたら、ダメだなと思うんですよ。

自分のいる円卓では「あ、みうらじゅんさん、審査のことは知らないんだな」って全員が気付きました。

受賞者とタレントによるトークセッションがあったのですが、MCとタレントさんたちから、「皆さんに夢を与える発言を」のように、これからプロを目指す
方へ的発言が多く投げかけらましたが、ノミネートされた方々は、クリエイターズスタンプの中で、かなりの実績を出してきた方々ばかりです。

おそらく、MCの方も、タレントの方も、どんな人がアワードに参列しているか知らないんですよ。
だから、これからスタンプ作るお前ら頑張れよ的な発言が飛び交うんですね。

ただ、ヒャダインさんだけは、スタンプに関して的確なコメントだったり、参加したクリエイターをいじったりと、すごくクリエイターズスタンプに対して、知識と愛着を持って参加していた気がします。

でも、エレキテル連合出てきても、ほんのりスベッてましたし、というか、会場が笑ってあげようと頑張ったという雰囲気です。
せっかく仕事に来たタレントさんたちも消化不良で終わっていると思います。

それは、席に座っているクリエイターさんたちが表彰式にしっくりきていない証拠です。
だって、ノミネートされたクリエイターと表彰式に来たかった一般クリエイターが席から見ている訳ですから、本来、場の空気は「笑いが起きやすい」はずんなんです。

懇親会という名の丸投げ

トークセッションが終わると、いざ「懇親会」が始まる。
ここからは、スイッチ切り替えよう!と思ったところ、「それでは皆様、ご歓談を」的なアナウンスのみで、懇親会はスタート。

円卓だし、立食でもないし、座っててもなにも起きないし…
自分でせかせか動いて、名刺を交換するしかできない状況に。

でも、クリエイターの皆さんってすごく優しいんですよ。
場の空気を伺いながらも、名刺を交換していき、話を弾ませていきます。

ノミネートされたクリエイター同士の話から、私自身のスタンプを使っているクリエイターまで多くの方々と話をすることができました。
懇親会のレポートは別の記事でアップしますので、書き終わったら、ここにURL入れておきます。

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盛り上がるも「時間なんで帰って下さいー!」の連呼

いやいいんですよ。本当に盛り上がって長居してすみません。
でも、招かれたんですよ、僕たち(泣)
ホテル代、交通費出してくれたことにも感謝してますよ。

だから、言い方なんでよ。

警備員的トーンで「時間なんで退出お願いしまーす!」って言わないで(笑)

もし、俺が今回のアワードの運営側だったら…

「皆さん、本当に今日は受賞おめでというございます!盛り上がっているところ、申し訳ないんですけど、時間なんで、会場使えないんですよー。すみません!本当に今年はクリエイターズスタンプ盛り上げて頂き、ありがとうございました!あ、時間なので、ほんとすみません」

的な感じで言うはずです。

イベントに軸がない、軸を伝えてないから、変な空気になる

もうガチガチの記者会見、「ノミネートされたお前ら招待してやったんだからな!」っていうポリシーなら、それはそれで構わないんです。
その通りに従って会場に佇んでますよ。

でも、イベントに軸がないんですよ。
それをMCも分かってないから、ゲストに余計な話をさせたり、話が弾まなかったりする。
誰が参加し、その参加した人たちにどんな気分になってもらいたいか分からないから、ノミネート50の話も出てこない。

俺がMCなら、絶対に「今日、お越しに頂いた中にはグランプリ候補であるクリエイターさんにお越し頂いています。では、何人かにお話を聞いてみましょう。」的な感じでやりますよ。

イベントを作っている全員にクリエイターズスタンプに対する愛がないんですよ。
愛なんて簡単に持ちようはないですけど、知識があれば、愛着は湧くんですよ。
でも、イベントを運営する時点で、軸がなければ、イベントを作るMCやタレントに、どんな知識を投げかければよいか分からないんですよ。

だから、イベントをサポートする側が平気で「ちゃんと詰めて下さい」「早く外に出て下さい」とかいう態勢になっちゃうんです。

出版社と著者の関係でそれだったらおかしいですよね。

表彰式でスタンプの審査について質問していた一般クリエイターがいましたけど、それも完全におかしいですよね。

例えば、小説の表彰式で、一般の著者が「どうやったら、下読みの一次審査通過しますか?」って、質問したら、それって「ここでしますか?」っていう空気になる。

でも、LINE Creators Stamp AWARDの一般クリエイターは、みんなそれやっちゃうんです。
誰もタレントに質問しない。MCがタレントに質問させる技術もない。

参加している一般クリエイターも、もう軸が分からなくなってるんですよ。

招かれたノミネートスタンプクリエイターは、今年のベスト50です。
LINEのデータを参照すると、上位30位の平均販売額は2,360万円。
ノミネートされた50人の売り上げを足せば、10億円ぐらいの売り上げに貢献したことになっていて、立派なビジネスパートナーの方々じゃないですか。

今年のクリエイタースタンプの市場は3万スタンプで40億ぐらいですから、ノミネートクリエイターの貢献率はすごく大きいはずです。

とはいえ、多くの貴重な時間を本当にありがとうございました!

LINE Creators Marketを作ったことはとても素晴らしいく、とても感謝しています。
さらには、LINE Creators Stamp AWARD 2014まで開催してもらい、今年のLINEスタンプの実績は、これからのクリエイター生活の中で1つの自信となりました。

クリエイター自身が、LINE Creators Marketに対する凄みを一番分かっています。
だから、クリエイターは、LINEに対して愛があります。
それを感じたLINE Creators Stamp AWARD 2014でした。

1回目なので掴めないことは多いかもしれません。
また、来年はどんなイベントになっているか楽しみにしています!

(END) Thanks for reading!

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