RECOMMEND *

メディア・リテラシーの差で解釈激変!TBS『情熱大陸』が裏テーマのように仕組んだ安藤美冬の非力さ

谷 洋二郎  2012年7月24日

安藤美冬 画像01

まさに、ソーシャルメディア上で言う「ブランド先行ゼロコンテンツ」の典型パターン!

安藤美冬 画像00

今年の4月の後半ぐらいからだろうか?いろんな社長さんから、「とんでもないデッチ上げが居る?」っていうことで、誰のことだろうと思ったら、安藤美冬。

そういえば、自分も大学生か誰かのフェイスブックウォールで見掛けたことがあった。
それで、掘って調べたことがあった。ただ、サイトはオシャレでキレイだし、ノマドとして自由に生きているのは分かる。
これは「大学生とか釣れそうだな」って思ったけど、Web・ソーシャルメディアの制作から運用まで、一人でこなしている自分としては、彼女にノウハウそのものがないのは一発で分かった。

何より、ゼロコンテンツを、あらゆるweb媒体で配信して、色付けした成功事例がない。
彼女自身、「良質なフォロワー」を自ら集めたのではなく、ある有名フォロワーに取り上げられ、自らのフォロワーが「増えた状況」なのだ。

それで、TBS系列『情熱大陸』に出演したってのがあったので、今更ながら観てみると、これはTBSさん『絶妙な編集』をしてますね。
何が絶妙かと言うと、Webやソーシャルに詳しい方、フリーランスとしてガッツリ働いている方、事業に成功している社長さん方、そういったヒト達が見ると、明らかに「社会人としてローパワーだよ」ってことを露呈している。

しかし、先ほど言ったように、大学生、若手サラリーマンみたいなヒトが見ると、「憧れの生活スタイル」に映ってしまう。
これは、「メディアによって発せられるある情報を解釈するときのリテラシーの差」によるモノだ。

現に、最近では、就職活動のコンサル、自己啓発セミナー、コミュニケーショントレーニングなど、若いヒトへ向けたサービスが多く生まれている。

ということで、そんなTBS系列『情熱大陸』安藤美冬の回をちょこっとだけ(※編集面白すぎるとこ多すぎたので割愛)解説していくとする。
ちなみに、安藤美冬さんのバイタリティー超好き!ガッツあるし。なので、批判している訳じゃありません。むしろしているのはTBSさんです(笑)

知らないカフェに入って「ここWi-Fiありますか?」ってネットカフェ難民と一緒やないかーい!

安藤美冬 画像01

まず、この「くだり」要る?って感じの番組スタート。TBS側がノマドを馬鹿にしている感もある。
安藤美冬って、朝起きて、どこで仕事するか決めてないの?ってことになる。
まぁ、行きつけのカフェはあるらしいが、常に新しい所を、ぱっと探している感じ。
そういった意味では、毎日の自由度は、相当高い。

ただ、これをノマドと言ってしまったら、ノマドのプロはどう想うだろうか…

ノマドとは、遊牧民。つまりね、結構な行動範囲のことだ思うんですけど…

安藤美冬 画像02

何が「ノマドワーカー」かは、多種多様なので、ここでは大きく問わない。
ただ、イギリス・中国・アメリカ・エジプトのなど場所が離れたクライアントを抱えていて、「遊牧せざるを得ずに」働いている人が居て、おそらく根本では、こっちがノマドワーカーのような気がする。

安藤美冬の場合、「事務所でも出来ること」を「カフェでしている」。
後々、分かることだが、これ、経営者から言わせてみれば、結局「事務所を持つお金がない」という結論になる。

「使わないのにモッタイない」から、借りていないだけかもしれないが、株式会社を持っているのであれば、事務所は持つべきだ。

実は、自分も、自宅兼事務所にしているが、来年は変えようと思う。
というのも、ちゃんとしたオフィスであれば、こちら側がホストになれる。

何か案件があったときに、「出向くしかない」という状況が続くと、時間的なロスも多い。
つまり、フリーランスでも、ちゃんとした事務所を構えている人は大勢居て、ノマドというのは、ある一部の若者が思っているように「オシャレ」なモノではない。社会的な経済力も影響力もあるのならば、そんな選択は取らないし、取れない。

もっと言うと、語源の遊牧民だって、、「せざるを得ない」からやっている訳で、そのために「広範囲をまたにかけている」。近所のカフェを転々としているわけじゃない。本当に代表的なノマドの方は、世界をまたにかけて仕事をする「手段」、世界を自由に行き来しながら仕事をする「手段」としての「ノマド」を選んでいるはずだ。ノマドが目的になっている訳ではない気がする。

そんだけ対談して、安藤美冬のコンテンツが伝わないって、「ない」んでしょ

安藤美冬 情熱大陸03

ネットカフェ難民のような編集から、次も、田原さんに酷な質問をするTBSスタッフ。
そして、「分からない」と答える田原総一朗。

これじゃあ、ニートやモラトリアムを続ける若者に言っているみたいだぁ…

安藤美冬 情熱大陸04

田原さん、安藤美冬、32歳ですよ!
安藤美冬も「お金に関しては、それこそニートだって自称しているみたいな、お金はまったく気にしないって訳じゃない」って、語ってるし、自分の目線を自分でそこに持っていってしまっている。

このインタビューではフリーランスという肩書きで働いていると言っている。ちなみに違う場面では、職業は「安藤美冬」と言っている。

で、田原さんとあんなに語って、「何を強みとして、対価をもらっているのか分からない」ということは、はっきり言うと、絶対的な「強み」がないということだ。

え、じゃあ、今なぜ、そんなに注目されてるの?って話になりますよね。
まぁ、「コンテンツ力」がなくても、「メディア力」と「ブランド力」があれば、一時期は食えます。
これ、気づきません?今のところ、一発屋芸人と同じ路線なんですねー。

スポンサードリンク

TBSのスタッフさん!何回も聞きすぎです(笑)

安藤美冬 画像05

TBSのスタッフさんと何かあったかのようなイジリ方ですねー(笑)
で、もう割愛しますが、安藤美冬にオファー出した企業の方に「なんだかよく分からない人に仕事頼むのって、賭けじゃないですか?」ってくだりもあります(笑)

そろそろ、肯定的な編集の仕方すればいいのに!

安藤美冬 画像06

これってフリーランスが「危険な道の歩き方」ってことじゃなくて、単純に「スマホ見ずに、前向いて歩けよ!」って映し方している感じがする(笑)

いや、むしろNHKの『青春リアル』みたいになってきたー

安藤美冬 画像07

家も公開しちゃってるけど、ぶっちゃけ公開するほどの家でもないし、1ルーム、テレビ無し、トイレ・台所共同。
20代ならいいけど、30代としての生活レベルだと、フリーランスで喰っている人の平均以下かもしれんし。

ナレーションで「現在、彼女に舞い込んでいる仕事は、講演依頼4件 新規事業のプロデュースが2件」で流れたが、これだけじゃ飯食えんやろ!
講演のギャラが1件10万で40万円、プロデュースの2件は、即金じゃないだろうから、月内に貰える金額ってバレるし。
というか、講演のギャラ10万も貰えるんだろうか…

佐々木俊尚に見出され、twitterのフォロワーが急増!

安藤美冬 情熱大陸08

ネットメディアに詳しいジャーナリストが安藤美冬のライフスタイルに共感し、フォロワーが急増。

つまり、自分でフォロワーを集めて、そのフォロワーに自分のサービスを伝えて、成約を獲ったわけではない。
もっと言うと、ツィッター内でコンバーション出来るほど、Webの世界は甘くない。
これは、メディア力とブランド力を、ハイパワーな人から継承したケースでしか起こり得ない。

何もない人が、twitterでフォロワーを増やすのは大変だ。でも、ほとんどの人は、ゼロブランドからスタートだ。
そして、「web上でサービスを伝えて、成約を取る」のは、さらに大変だ。

サービスを伝えるためには、外部サイトへ飛ばし、そこで情報をデザインし、詳細を伝え、ターゲットユーザの不安や疑問を解消させ、未来を描かせ、お
問い合わせボタンを押させなければならない。

各セクション1つ1つに、効果測定・検証を行う必要があるし、もっと言うと、その測定の仕方、解析方法にすらノウハウがある。それを彼女は実践的に行なっていない。

集めてもらったメディアと、引き継がれたブランドを切り売りして、「ライフスタイル」に関して講演したり、執筆したりする訳だ。
これは、彼女自身、ノウハウやコンテンツ力を高めないと、今がピークで落ちる。

ソーシャルメディアに無知な学生とブランド先行ゼロコンテンツ」女のやり取り

学生の質問:「何も持ってない人が、どうやってツィッターやブログを使って自分をとんがらせるというか?周りの人に自分が繋がりたいパートナーと繋がれるか?」

安藤の答え:「No1じゃなく、ONLY ONEを目指すために、とにかく引っ掛かるキーワードを作ること」

学生が「あぁー」と納得しているが、いや、抽象的過ぎるやろ(笑)
むしろ、言っておくが、ブランディングとは「でっち上げ」じゃなく、「本当にチカラのある人が見出されるために、その「チカラ」を届けたいターゲットへきちんと訴求し、反響を得る」ことだ。

つまり、「コンテンツ力がない」=「普通のヒト」が、繋がりたいパートナーと繋がれる訳がない。
繋がれるとしても、同レベルの人だ。ハイレベルの人に逢いたいなら、自分がハイレベルになるように専門性、知識、行動力を付けなければならない。

じゃあ、安藤美冬は何で?ってなるけど、もう「行動力」かな。あと、努力するということに関しては徹していて、そこがハイブランドの人たちが紹介してくれた所以かもしれない。それに、以前に集英社に勤めていたコネクションとか。だから、その点では、彼女は十分スゴいのだが、なんせ「コンテンツ」はない(笑)だから、30分観ても、何が強みか分からないし、TBSのスタッフも分からなかったんだろう。てゆーか、TBS側も、「こいつ中身ねぇーし、そのまま流そうぜー」って、なったかもしれない。

まぁ、安藤美冬の『情熱大陸』を観て、ノマドっていいなーと思った若者の方は、まず、メディアリテラシーから磨きましょう!
って、この自分のリテラシーが間違っている可能性もあるんで。要は、感じ方は、ヒトそれぞれです!

(END) Thanks for reading!

面白歌ネタ系J-POPになっています!宜しければ、ご視聴よろしくお願いします!

LINEスタンプ
10万DL
人気2位
LINE Award
ノミネート
ヴィレバン
全国グッズ化
森永製菓
ミニストップ
コラボ多数
面白ネタ本
絵本詩集
ビジネス書等
多ジャンルの
書籍を出版
株式会社設立
代表取締役に
個人事務所
一人きりで
日々奮闘中
仕事・職業は
Web制作
著者
ライター
クリエイター
出身は宮崎
大学は長崎
熊本を経由し
福岡と東京で
主に活動