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3~4人以上・大人数になると会話が苦手になってしまう理由

谷 洋二郎  2018年5月23日

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大前提:そもそも人間にとって集団や大人数の会話のメリットは小さい

3人以上になると会話が苦手ということを掘り下げる前に、人間の本来的な欲求と集団の会話は反れてしまうことが多いことをお伝えします。

人は誰しもが深く向き合える対象との絡みを望んでいる

実際には少人数、もしくは、一対一でサシで成り立てば、人生はベストなんです。集団や大人数の会話は得られるメリットを回収するまでの初期コスト(心理的・経済的etc…)が大きいんです。

集団・大人数での会話が苦手という必然性

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集団や大人数での会話は基本、誰しもが苦手だということを理解して構いません。人間の本性と反れたことがするので、苦手意識があるのは当然です。

だから、自分が訪れた集団やコミュニティの中で、一部の人が会話が盛り上がって、羨ましいと思ったとします。しかし、彼らは、別の集団やコミュニティでは会話を失敗しているケースがほとんどです。集団でもばっちり会話できていると思っている人も、見えないところでしくじっていると思えば、気が楽になりませんか?

どんな場でも会話を成功させるには、関心と気合いのスイッチをスーパーオンにして、エスコートフルな質問、自分の魅力を刷り込む適切な自己主張、全体の感情を平たく揺らすネタ振りと対処など、様々な心身のカロリーを常に消費していく覚悟が必要になります

だから、常に気を張って、誰か(集団)を楽しませてやろうと意気込んでないと、集団や大人数での会話の成功体験はなかなか得られなくなります。きちんと向き合っていけば、だんだん意気込まなくても、自然体で成功できることが増えますが、それでも、消化不良に終わることは割とあるんじゃないかと思います。

グループの人間性、イベントや会合の仕組みや信仰の流れによって、会話の質量はかなり変わりますから、そもそも、集団や大人数の会話なんて、「うまく話せたらラッキー」ぐらいに思っておくと、どうでも良くなって、「ぶっちゃけ、この感じ微妙じゃないですか?」と隣に漏らしたその人も同じことを思っていて、あなたのその一言が隣人にとって大きな自己開示になり、二人は打ち解けるなんてこともあります。

3~4人以上になると話せない・会話に入れない理由・原因

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<大人数になると話せない理由>
・話が薄くなり過ぎて「本性」と噛み合わないから
・反射的な興味が湧き上がらないから
・ルールが無秩序で主体的に取り扱えない
・全員に投げ掛けた後の「回し」への負担
・しらけた際のパワーが人数分のダメージになる
・他人へ愛を注ぐことを楽しめない

大人数になると、話が薄くなりやすく、自分が自然体で深い共感を覚える機会がどうしても減ります。自分で主体的に関心を持とうとしなければ、共感性を刺激できずに、つまらなく感じます。

これが反射的な興味に繋がります。反射的な興味があれば、それが疑問や聞きたいことに繋がり、集団の中にサクッと散りばめて、会話へ溶け込むことが可能になります。

集団の会話はカオスになりがちで、自分がぶち込んでシーンとなった時のダメージもあります。不慣れ、不都合、不透明などから来る恐怖心があり、なかなか踏み込めない人もいます。

他人が楽しくなることを楽しめると、大人数でも自然に接する機会が多くなるのですが、集団の会話で「自分がこうなれたらいい」という思いが強すぎると、自分のことで余白がなくなり、他人への興味や愛がなかなか芽生えなくなり、集団の会話で金縛り状態になってしまいます。

3人以上になると極端に黙り込む大人は愛着障害を克服できていないかも

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潜在的に誰かへの愛を常に強く求めている人は、自分へ会話がフォーカスされていない時間帯を「愛されていない」と決めつけ、会話が盛り上がっている相手に憎しみのような感情を覚えます。

首を縦に振って、相手の話を面白く聞くことだってできるわけです。例えば、3人で話していて、2人だけが盛り上がっている時に「いいね!二人盛り上がってるね!ってことは、二人は●●とかも好きなんじゃない?」と楽しめる人と、黙り込んで心の中で「はぁ?あたし置いてけぼりやし、死ねばいいのに」と怒りに満ちる人とまったく違います。

3人以上になると極端に自己愛をコントロールできない人は、総合的な成長が必要です。自尊心や自己効力感を高めて、愛着への障害を克服していくと、それだけで、3人以上の会話が、まるっきり違う感覚で、とても楽しみを見出せるものになります。

発達障害の方は3人以上の会話が話せないので無理をしないのがベスト

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発達障害の方は、選択性と自由度が一気に増す集団の会話はどうしても苦手になります。会話が上手になるということよりも、情報を抽象化することを訓練してみて下さい。これは発達障害の子供に対して、親が気軽に取り入れられる訓練でもあります。

まずは、ヒマワリを一緒に見て、「黄色い、真ん中は黒くて丸い、葉っぱがある」など、具体的な情報を確認し合います。続いて、「ヒマワリ」はなんだと思うか一緒に考えましょう。「花」ですね。では、「花」は何かを考えましょう。「植物」ですね。「植物」は何かを考えましょう。「命」ですね。そして、抽象化し切ったことに対して、親が一言コメントするんです。「人も命だから、ヒマワリも大切にしないとね」といった感じです。

最初は捉えた情報から見える具体な要素を拾い、そこから、その存在とは何かを抽象化する。特に料理なんかは材料もたくさん使われていますし、固有名詞から抽象化しやすく、食事中にやり取りもできるので、オススメです。

一対一でしか話せないなら、まずはそれからでいい

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集団や大人数でも一対一になることはあります。だから、その機会に喋ればいいんです。実際に私も、集団の際は会話に入らないコミュニティが1つあります。でも、1対1になる際に、サクッと一言話したり、誰か一人に分からないことを質問したりして、そこで豊かなコミュニケーションは取れています。

すると、集団の際に、会話の中心者から質問や投げかけをもらえるようになります。後は全体進行中に、独り言を言いながら、ポジティブな気持ちで自分の作業を楽しんでいると、誰かがそれを拾って、全体に広げてくれ、コミュニケーションが生まれたりもします。

好きなコミュニティなら果敢に会話に入って、そこまでピンとこないコミュニティなら、すっと引いて、でも、心は閉ざさず、周囲に興味を持とうとする意志と、1対1になった際に、その人と着実に話していけばいいと思います。

最後に:自己対話が一番楽しくなれば、どんな状況も乗り越えられる

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自己対話は好きですか?家で一人で様々なことをじっと考える自己対話。この自己対話を楽しめると、3人以上の会話も楽しくなります。一人でいる時に一人で自尊心を満たし、視野を広げ、思考を深められる人は、それを他人に注ぐことができます。

集団の中でも、しっかりと立場をカスタイマイズできます。相手の気持ちも汲みながら、自分の気持ちも正直に伝えられるようになります。

他人のアウトプットにリアクションし、気づいたことを自然に集団へアウトプットする、この繰り返しは、自然な自己対話を外の世界でカスタマイズしたに過ぎない

ぜひ、自己対話を掘り下げてみて下さい。歩いている時に見える景色や物を具体的な情報として思考し、そこに潜むストーリーや印象を自己対話するだけでもぜんぜん変わっていきます。

(END) Thanks for reading!

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