フリーランスは厳しい!?いやシンプルに超楽勝だった件
Web上の記事を見ると、「フリーランスは甘くない」「フリーランスは厳しい」などの情報ばかりを目にしませんか?
さぁ、結論から言いましょう!
フリーランスの世界は非常にシンプルで、シンプルな王道を突き進めば、めちゃくちゃ楽勝に稼げます
要は、「フリーランスで稼ぐのは難しいよ」と煽る元フリーランサーは、シンプルを徹底できなかったんです。
私自身めちゃくちゃビビりで、「フリーランスなんてリスクに怯えない勇気のある人間のやることだ!」と思っていました。
しかし、不本意にフリーランスになってから、今では会社を作って様々な実績やキャリアを積み上げることができました
企業向けにサービスを提供しながら、電子書籍やLINEスタンプをヒットさせたり、自分のコンテンツがタイアップやグッズ化を実現したり、逆に独立起業しなければ一生味合わなかった経験をさせてもらっています。
そこで、今回は、「なぜ、フリーランスは厳しい」と言われるのか、その理由を解説し、「フリーランスが楽勝」と感じるレベルへ到達する手法を解説していきたいと思います。
谷洋二郎(たにようじろう)
クリエイター。ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Kindleで自ら電子書籍を出版し、フリー素材を組み合わせて作った『目の保養本』はAmazon新着総合1位を獲得。運営サイト「超モテ男術」は月間約30万PV、自身やメンバーが研究した恋愛ノウハウをメディア化、教材や雑誌にも展開。最近は、経営者向けにクローズドで開始した「一日して欲しいことをひたすらする」という「経営者相棒サービス」が好評。
本記事の目次
フリーランスが厳しいと言われる理由
理由1:シンプルにロースキルだから
フリーランスで生計を立てるのはめちゃくちゃシンプルなんですが、それでもフリーランスになっちゃいけないヤツというのは存在します。
それは、シンプルにスキルが低い人間です。もしくは独立して、個人事業がハイスキルで提供できる状態になるまで、キャッシュを保つことができない人間です。
シンプルにニーズがある。そのニーズをシンプルに満たせるスキルがある。企業や同業のフリーランスにはない価値やメリットがある。だから、仕事が安定的に舞い込む。
上記を徹底できない人が、「フリーランスが厳しい」と脱落していくのです。
「自分の好きを仕事にする」みたいなセミナーや書籍が乱発していますが、自分の好きなことで稼ぐ人も、自分の好きなことを、市場のニーズに合わせて、コンテンツや商品やサービスにして、他にはない価値を出し続けているのです。
理由2:自己保存が邪魔しまくっているから
「今の現状維持で何とかしたい」という「自己保存」が強い人は、フリーランスにめちゃくちゃ不向きです。
フリーランスなんて、自分をガンガンいじくり倒せることがメリットにも関わらず、現状維持で自己発信を工夫しても、小手先にもなり得ません。
SNSにはかなり偏った著名人が、「成功した後の景色」から、「自分を貫け!」的なことを伝えています。
しかし、原理原則は逆です。「相手の幸福を引き上げることを貫く」のです。そのうえで、世界と自分をシンプルにモニタリングし続ければ、市場に常に必要とされるものを打ち出せるようになります。
理由3:自然に集客できる状態を作り上げていないから
フリーランスは集客で悩む人が非常に多いです。これも実はめちゃくちゃシンプルで、「人にさらしまくる」ことで、自然に集客は安定します。
ぶっちゃけ個人が請け負える仕事量は限界があります。自分の場合、今は眠っていても、仕事は入ってきます。1ヵ月だと、5社が限界で、そのうち3社は年間を通して仕事を頼んできます。
3社の仕事が明日ゼロになっても、これまでの顧客に声を掛けたり、LP(ランディングページ)に数万円の広告を掛けたり、「人にさらすこと」を増やせば、3社との付き合いなんてすぐに埋まってしまいます。
これは、市場に提供できる価値が相対的に常に高いからです。「その価格で、その品質で、そのホスピタリティなら、君に頼むわ!」という状態を保っているのです。
だから、少ない発信でも反応があります。ロースキルのままSNSで叫びまくっても、非効率なんです。
理由4:与えられた時間を持て余すから
フリーランスは、自分事にフルコミットできる状態なんですが、与えられた時間を持て余すフリーランスは結構多いです。
ぶっちゃけ、ロースキルだと暇を持て余します
なぜなら、やれることが少なく、やるべきことするにも労を要するからです。人間はコントロール感のない物事に対してドーパミンを分泌させず、むしろ、ストレスホルモンのコルチゾール値を高めさせてしまいます。
スキルがあれば、やれることも多いですし、別のチャレンジに対しても既存のスキル構築思考を応用させ、ストイックかつエネルギッシュにチャレンジしていきます。
理由5:単価を自由に乱高下できないから
単価に飲み込まれるパターンですね。
特に安請けのラインナップしか備えていないフリーランスはガチでしんどいです。
もちろん、初期は「実績作り」の意味を込めて、安請けするのはアリでしょう。また、やりたい仕事なら、ノーギャラで請け負うことが戦略の一つになることもあります。
しかし、フリーランスを楽勝にするという意味では、高単価のラインナップを持っておくと、「今月はこれが1件あったから、マジで助かったわ!」ということがすごく起きてきます。
高単価になりやすいサービスや商品の特徴としては、(1)企業向け、(2)個人事業主向け、(3)ビジネスパーソン向けの3つです。
完全プライベートでの個人向けサービスや商品は、一般的に低単価になりがちです。
結果的に、安定したフリーランスは、企業案件のサービスや商品を提供できる状態を作ることに成功しています。
SNSやYouTubeなどで情報をピックアップしていると、自己発信して、個人向けに、大きく稼いでいるように見えます。ファンビジネス(信者ビジネス)を展開させるのであれば、個人向けの商品やサービスでもがっつり稼ぐことができます。実際にそんな中学生もいますからね。
但し、ファンビジネスには個人を訴求させる相当なフックが必要で、これはハイスキルを自分にインストールするよりも、曖昧です。そして、ファン作りのために高速なペースで継続的にコンテンツを発信しなければなりません。
ファンやフォロワーに縛られるってのはある種、かなり不安定だと私は感じています。
このように、フリーランスが厳しいと考えている人は、シンプルに方向性を間違って、シンプルにコミット不足なんです。
ライザップのように、誰かがいないとシンプルに正しくコミットできないという人は、会社員に留まりましょう。
しかも、会社員のまま、起業を成功させる方へ仕向ける手法ってかなり成功法です。
では、この点を含め、次は、フリーランスを楽勝にする方法を述べていきたいと思います。
フリーランスを楽勝にする方法
方法1:テスト起業して起業が腑に落ちる状況を作る
もうこれが絶対に安全なフリーランスの安定化手法と言えます。自然にフリーランスで成功する方向へ弾き出されるように、自分に仕向けていくんです。
そのためには、今の仕事を続けながら、テスト起業をするのがベストです。
テスト起業の場合、本職で収入を確保しているため、スキルの積み上げにのみ集中することもできます。
起業を土台から安定化させやすいです。
スキルを積みながら、商品やサービスを作り、人との接点を増やしていくと、「ちょっとお仕事頼みたいんだけど」という依頼が舞い込むようになります。
勉強と割り込んで、自分のWebサイトを開設し、情報を入れ込んで、リスティング広告を仕掛けてみるのも良いでしょう。
そうやって、軸となるスキルを積み上げながら、自分を多動させることで、今まではまったく想像できなかったことが、見通しがつくようになります。
どこかのゾーンで、「なるほど、フリーランスで価値出して稼ぐってこういうことか!」と腑に落ちるようになります。
スキルの積み上げを軸に多動すると、自己発信や異業種交流会で、人の反応が明らかに良くなります。それは、あなたが提供できるサービスや商品のレベルが高くなり、同時にあなたの自尊心が高くなりコミュニケーションに余裕が出ているからです。
すると、1回の接触で得られる出会いの成果が高くなります。出会った本人から別の人を紹介される確率も高くなるのです。
方法2:アウトプットスキルで上昇的に差別化する
起業を安定化させたいなら、アウトプットスキルが最も単純な原理で稼ぎ続けることができます。
なぜなら、アウトプットできない人が明確に存在しているからです。アウトプットできなくて、アウトプットを欲する企業や個人の代わりに、アウトプットをする、もうビジネスモデルは単純ですよね。
そして、アウトプットスキルは、競業調査がかなり楽です。例えば、私はWeb制作を請け負いますが、「Webデザイン集」と検索すれば、いろんな制作会社の実績を閲覧することができます。競合をチェックすることができれば、競合にはない価値を作るために必要なことも閃きやすくなります。
また、アウトプットスキルは、努力の跡を可視化しやすいため、着実な努力が可能です。
方法3:キャッシュフローを整える
単純に支出を抑えて「貯金をしろ!」ということに留まりません。お金を上手に調達することも視野に入れておく必要があります。
国は毎年多額の補助金をフリーランスに捻出しています。しかも、補助金は二度、三度と受けることが可能です。起業した際は、なるべく多くの補助金を確保する戦略を考える必要があります。
日本政策公庫などで、借りれるときにお金を借りておくのも戦略です。口座にお金があれば、それが借金でもメンタルは非常に安定します。
個人のアウトプットスキルを提供して稼ぐフリーランスの場合、経費がほとんど掛からないため、融資を受ければ、そのまま留保しておくこともできます。
低単価・中単価・高単価と商品やサービスの価格帯を分散させることも、キャッシュフローを整えることに繋がります。
高単価の収益化が達成できれば、自己投資(新しいスキルの積み上げ)も積極的に取り組むことができます。
自分に高いお金を払ってもらえたという経験が、他人にも高い価値を見出すべきだという返報性に繋がります。
なので、自分も外部へ積極的に投資する体質が身につきます。面倒なことは、外部へ委託することもできるでしょう。
フリーランスを圧倒的に楽勝にする言語スキル
是が非でも推奨したいライティングスキル
文字を書くスキルはフリーランスの生活を劇的に楽にします。ビジネスで伝える技術というのは、あまりにも威力があるからです。
書くことのストレスが減れば、サクッと自分のことを伝えるのが上手になります。企業の商品やサービスをサクッと伝えるのも上手になります。
補助金の申請でも、ライティングスキルはガチで役に立ちます。フリーランス向けに補助金申請のライティングを代行するというだけでも、月に数百万は稼げるでしょう。
銀行からお金を引っ張る際のプレゼン資料や事業説明資料も高品質で作り込むことができます。企業の資料作成を代行することもできます。
企業はあらゆるケースで「文字で伝えること」で苦労しています。ライティングができるようになれば、高単価の企業案件を自然に引っ張ることができます。
クソ記事を書けるロースキル低単価の副業ライターが増えたおかげで、明確に高品質のライティングを提供できれば、自分の立ち位置を明確に打ち出すことができます。
フリーランスになるのであれば、セールスライティングの分野を徹底して学んでみることはかなり推奨です。
ビジネスの成功を加速させるトークスキル
ホワイトカラーで「営業職」の人は非常に多いですよね。営業とはビジネストークスキルの一つです。
トークで商品を売り込むことが腑に落ちれば、世の中のあらゆる商品をフリーランスで代行することができます。
売り込みたい商品について、専門的な知識やスキルを備えていれば、営業しながらコンサルティングを請け負うこともできます。
営業に加え、ディレクションスキルが長けていれば、制作代行(プロジェクトマネジメント)を請け負うことができます。
コーチングやカウンセリングのトークスキルを極めれば、コーチやカウンセラーで稼ぐだけでなく、あらゆるビジネスコミュニケーションに、コーチングやカウンセリングを適用させることができます。
自分はWebデザインやライティングを頼まれるときも、クライアントから案件と関係ない話をめちゃくちゃ聞くのが好きなので、気づけば、クライアントがくれた仕事とは関係ない相談を様々に持ち掛け、気づいたら、色んな仕事を貰っているという状態がよくあります。
自分の知り合いでは、企業の代わりに、セミナーの喋り手を代行しているフリーランスもいます。自分から売り込んだサービスではなく、企業側から頼まれてやるようになったそうです。
ライティングもトークも、普段から当たり前にやり過ぎていて、スキルとして捉えようとしません。
しかも、ここが重要で、何かの分野の専門スキルを積み上げようとしているからこそ、ライティングとトークのスキルが掛け算になるわけです。
フリーランスを安定化させるのであれば、専門スキル、ライティングスキル、トークスキルの三種と向き合うようにしてみて下さい。
会社員のパラレルキャリアは意外と最強
これからは複業体質を備えたサラリーマンが強くなる
正直、サラリーマンは最強になっていくと考えています。会社員で生活を成り立たせている人は、パラレルキャリアで「スキルの積み上げ」に注力できるからです。
既存のフリーランスってのは、自分も含めて、今稼ぐことで必死になっています。事業をしながら積み上がるスキルもありますが、同じレベルの仕事だけで回しているフリーランスもいます。
でも、これってサラリーマンっぽくないですか?そして、サラリーマンが新しい時代に合わせてスキルをセットすれば、既存のフリーランスよりもフリーランスとしてニーズを得ることができます。
パラレルキャリアでチャンスを伺うことができる、そんなサラリーマンはこれからとても活躍していくでしょう。
企業が長期的な未来予測をできない場合、そもそも「1日8時間週5勤務」自体が確保できなくなるかもしれません。そうなると、複業の流れは必然になります。
最後に:フリーランスを安定させたいならシンプルと向き合え!
シンプルに相対的に価値を出し続ければいい
以上、フリーランスが厳しいと言われる理由と、フリーランスが楽勝に安定する手法をお伝えしてきました。
会社員であれば、複業で専門スキルの積み上げに集中し、ライティングとトークのスキルをセットさせ、他人へ自分をさらしていけば、あなたに自然と声が掛かるようになります。
声が掛かるものは、低単価・中単価・高単価とバランスよく持っておき、補助金・融資を有効活用し、キャッシュフローを整える。
もうこれで完全にフリーランスは厳しくなくなります。
会社員しながらも、片手間で内職をするように、でも金額は会社員以上に稼ぐということが可能です。
内職をするように、ストレスに感じないぐらいシンプルに相対的な価値を出す、キレイごとではなく、ここに向き合ったフリーランスに至極安定の道が用意されているのです。
ビビり怖がりやる気なしの自分ができたから大丈夫です!
私は就活も5社程度しかしてないですし、新卒の会社は8ヵ月で辞めて、転職した会社も1年で辞めました。
仕事にもまったく興味がありません。やる気もありません。
しかし、興味がないのと、興味を持つように努力するのは別です。やる気がないのと、実際にやらないのは別です。
承認欲求だけが強く、下から気を遣うのがしんどかったので、「もうシンプルにスキルを身に付けて、相手からお願いしますと言わせよう!」と現実逃避的に努力したのが、フリーランスが安定していることに繋がっています。
いろんな起業術はあれど、今回紹介した流れの行動は、SNS上の知名度も発信力もまったく必要なく、一番真っ当な手法だと思います。
人ってテクニックで逃げたがりますよね(笑)特にSNSには小手先の手法が溢れ返っています。
フリーランスは厳しい、甘くないと周囲から刷り込まれていたかたは、ぜひ、この記事を何度も読み直して頂ければと思います。
そして、よりビジネスパーソンとしての自分の生態系を安定化させていって下さい。
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2020年6月7日
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