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皆さんも、ふと瞬間に過去の過ちを思い出し、自分の中で恥ずかしさが一気にこみ上げてしまうことってありませんか?

過去ってのはなかなかクセモノなんです。

そこで、今回は「過去が恥ずかしくなる心理」から「消したいあの過去への対処法」までを分かりやすく解説していきたいと思います。

過去が恥ずかしくなる心理

心理1:過去の自尊心にタイムスリップする

過去が恥ずかしくなる一番の原因を作っているのは、

過去を思い出す際に、思い出と共に、自分がいったん当時の自尊心を逆戻りする

という現象です。過去を忠実に思い出そうとすればするほど、現在の自尊心を取っ払い、過去の自尊心を再インストールします。

要は一瞬、過去の自分になっちゃうわけです。

心理2:視野の狭さを痛感するから

当時は当時で、自分の価値観の元、当然のように振る舞っていてたかもしれません。

しかし、人が着実に成長を遂げ続けるなら、どうしても、過去の視野は、現在の視野には勝てません。

なので、過去が痛くなるのはもはや必然なんです。お笑い芸人の方がデビュー当時のVTRで振り返った後に、

当時はあれがすべてだと思ってました

といった旨の発言をしますよね。

まったく違う方向性から、「ほら、これがお前だろ?」と突き付けられて、それが今の視野から見ると、まったく自分ではないみたいで、居心地が悪くなってしまうわけです。

心理3:今の自分が虚像に感じる

過去の自分は、過去に存在していた「実像」です。その実像が振り返りによって大きく浮き彫りになると、一瞬、現在の実像がかき消されるわけです。

過去の実像が、今の実像を虚像にするような心地になるわけです。

嘘を指摘されて、恥ずかしくなって言い訳を連ねちゃいながら早口で饒舌になるあの感じが心に襲ってくるわけです。

恥ずかしい過去への対処法

対処法1:いい加減に振り返る

過去に対してあまり真剣に取り合わず、雑な態度を取ると、その過去を他人事のように扱うことができるので、恥ずかしさを軽減することができます。

対処法2:自分の成長の証だと認知する

過去を恥ずかしいと思えるのは、はっきり言って「お手柄」です。過去の恥ずかしさは、現在とのギャップであり、過去を乗り越え、自己拡大した現在があるという何よりの証です。

「うわー、俺、あれが恥ずかしくなるぐらい成長しちまったかぁ!ナイスですね!」

これぐらいの認知をして構わないんです。

対処法3:その恥ずかさに向き合う

対処法1の「いい加減に振り返る」と真逆のようにも思えますが、対処法1の「いい加減さ」は態度の問題であり、対処法3の「向き合う」ことは「実際に感じ取るかどうか」の問題です。いい加減な態度を示しつつも、過去を感じ取る、このバランスを大切にして下さい。

というのも、正直、過去が恥ずかしくなる体験はかなり貴重だからです。

過去に対して恥ずかしくなれるということは、過去を振り返る力を持っているという証なんです

過去の自分を棚に上げてしまう人はめちゃくちゃ多くって、過去の自分を、そのまま過去の自分として充実に抽出できる人は、コミュニケーションスキルやクリエイティブスキルをどんどん伸ばしていくことができる人なのです。

対処法4:違う感覚を瞬時に上乗せする

全身で恥ずかしさを感じてそれがむずがゆくなったら、違う感情を上乗せしましょう。

例えば、自分自身を思いっきりビンタするのも良いでしょう。痛みで紛らわせるパターンです。周囲も笑ってくれます(度が過ぎると、ドン引きされますが)。

変に話題を変えて恥ずかしさを内面に閉じ込めようとするよりも、恥ずかしいことをオーバーリアクションしたほうが、同僚や仲間と居る際は、後の展開が楽です。

最後に:過去を恥ずかしがることは、人生をより豊かにする

過去への恥ずかしさとは、内向性を洗練させること

以上、過去が恥ずかしくなり心理と対処法について掘り下げて解説してきました。「過去に対する恥ずかしさ」って悪いことじゃなくて、むしろ、自分にとってめちゃくちゃ良いことだっていうのが分かったと思います。

だいたいこの記事を真剣に読んでいる時点で、あなたは内向性にとても優れていると思います。自分も内向性の底力で飯食っているようなところがありますからね。特に内向性は様々なアウトプットスキルと相性が非常に良いです。

また、内向性のある人は、コミュ力を磨けば、気遣いやエスコートが上手になり、人に好かれやすくなります。

過去を恥ずかしいと思える体験は上手くいけば、自分をよりよく向上する機会になっていきます。

恥を知ることは、人生を知ることである

これから一度も恥ずかしさを避けることはできません。また、人生を積み重ねれば、今常識だと認知していることが、未来にとっての「恥」へと生まれ変わる可能性もあります。

恥に対して素直に深く向き合っていくことこそ、人生の本質を知ることだと言えます。

どんどん過去を恥ずかしがっていきましょう。

サイト著者について

*

Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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熊本を経由し
福岡と東京で
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