【大人版】自己肯定感の高め方:自己肯定感の低い時期が超絶愛おしくなる方法
自己肯定感は幸福度にめちゃくちゃ大きな影響を与えます。自己肯定感とは「自分が自分に感じている居心地」だからです。
自己対話が肯定的なら自分で自分にワクワクすることができます。自分との人生のデートが楽しくなるわけです。他人へ依存せずに、自分のやるべきこと、やりたいことにコミットできるため、成功を引き寄せる確率もぐっと高まります。
自己肯定感が低いのは、あなたのせいでも、あなた自身の個性でもありません。
もらい事故や当たり屋から受けた傷や怪我を、自分のせいや個性だと認知しませんよね?
自己肯定感の低さは単なる外傷で、外圧による影響があまりにも大きく滲み出ます
それに「たった今、自己肯定感が低いこと」は必ずしも悪いことだとは言い切りません。自己肯定感が低い時間は、内向性を育て、感性やクリエイティブを培い、仕事や恋愛を含めた自己実現のセンスに繋がるからです。
自己肯定感の低い時期の恩恵を受けつつ、自己肯定感の高い自分にシフトしていく、これが上手な自己肯定感の向き合い方です。
そこで今回は、【成人を過ぎた大人】が自己肯定感を高め、人生をよりよく好転させる方法について解説していきたいと思います。
本記事の目次
認知で自己肯定感を高める方法
認知とは「捉え方」「解釈」です。要は行動を変えるのではなく、解釈を変えるアプローチです。
カウンセリングの世界では、認知を変えるだけでメンタルの質を高める「認知行動療法」があります。1日に触れる情報量が「平安時代の一生分」であり「江戸時代の1年分」、1980年代に比べても5倍以上となった情報化社会では、行動を目前に情報が与えられます。
情報をどう認知するのか、それはまさに自分自身の幸福度に大きな影響を与えるわけです。
あなたがもし、以下の認知を腑に落ちることができれば、自己肯定感は抜群に高まっていきます。
認知1:意外にも常に自分は惜しいところにいると知ろう
あなたは常に大きな成功の紙一重のところにいます。これは本当です。あなたが憧れている人も、あなたも実際大差はありません。
上手くいっている人の発言を聞くと、「上手くいっている視点からポジショントークしている」と考える人がとても多いかもしれません。
しかし、自己肯定感の高い人は、人との出会いや予期せぬきっかけによって、「紙一重」や「惜しい」ラインをはみ出すことができているだけなのです。(もちろん、人との出会いや予期せぬきっかけを生かし切ったのは彼らの力ですが)
上手くいったフィルターから振り返ると、「意外と本質には大差ないな」ということがほとんどです。成功体験が重要なのは、成功を積み重ねた過程でこの認知を本気で信じられるからです。
でも、今別に成功していなくても、一緒なんです。自分は常にあと一歩、こう言い聞かせることができれば、少しの努力だって愛せるようになるはずです。
ブサイクでも多くの女性からモテまくる経験をすると、単に見た目だけ否定されたところで、外見の評価はどこかのタイミングで回収できることが腑に落ちています。だから、「第一印象が微妙な評価=自己否定」になりません。
むしろ、「外見悪いのにモテまくる俺ってすごいやん!」となるわけです。「まぁ、ブサイクでも、清潔感はなるべく引き上げて、第一印象は自分のできる範囲で高めていこう!」と前向きに努力します。すると、さらにモテるようになります。
素敵な異性、経験豊富な異性ほど、異性の多面的な魅力に触れてきてるので、外見に強いこだわりを示さないことを経験していきます。
恋愛を例にしましたが、仕事、プライベートを含めて、常に自分は惜しい、紙一重のところにいて、自分の可能性を信じて追及すれば、紙一重が良い方向へ好転していくんです。
認知2:意外にもあなたのアイデアは正しいことを知ろう
自己肯定感が低い人は「自分のアイデアに否定的」です。どんなアイデアも掘り下げて広げていけば、意外とうまくいく形にまとまるんです。
妄想も計画的に練り上げれば、意外にも現実レベルに落とし込むことができます。
考えたアイデアに対して「自分はダメだから」と思考停止すると、それ以上アイデアを広げることができません。自分の思いついたことが「上手くいった前提」に立ち、「上手くいったとしたら、その時に何が起こっているのか?」を詳細に考えると、どんどん現実味を感じられるようになります。
認知3:意外にもあなたより優れた人を探すのは難しいことを知ろう
人を「優劣」というフィルターで見ると、あなたはあらゆる人に勝つことができます。例えば、輝かしい世界にいる芸能人の方々は、外で思いっきり過ごせなかったり、SNSなどの更新地獄で忙しがったり、意外にも自由ではないですよね。
SNSもせずに、自分の時間を確保できる、これだけでもある種、芸能人よりも優れていると言うこともできます。
お金が自由に使えなくても、そのお金の範囲で日々の生活を楽しみ、お金に捉われていないのなら、稼いで浪費してまだまだ承認欲求を満たせない人よりも、優れていると言えるかもしれません。
普通も凄い能力で、普通じゃないことも凄い能力で、自分の人生って一通りですからね。
私たちが第三者の情報を目にするとき、それはその本人のごく一部、それも光の部分しか見させてもらっていないことが多くあるのです。その光と、自分の影を比較しても、そもそも比較の仕方が間違っているわけです。
あなたは、一流アスリートや一流経営者よりも優れている光の部分が確実にあります。すべての要素においてあなたより優れた人を探してくるのは、かなり難しいのです。
だから、あなたはもっと堂々と自分を肯定していいのです。
行動で自己肯定感を高める方法
行動1:未知や不慣れに飛び込むこと自体を自己肯定する
「既知」と「慣れ」は、自分に対する安心感をかなり増大させてくれます。経験している世界が増えると、様々な物事に対する要領を掴み、見通しを立てることができるようになります。
すると、自分の感覚やアイデアを信じることができるようになります。信じて行動した結果もとても良いものへ変わっていきます。
なので、未知や不慣れに対して、普段から少しずつ触れるようにしてみて下さい。そして、未知や不慣れに飛び込んだ自分を大いに評価しましょう。
不慣れや未知なことを見つけたら、自分がより高次元の自分へ成り上がれるチャンスと思うようにしましょう。
行動2:ワンストップの経験値を増やす
ワンストップの経験値とは、「自分で一貫する行動」を指します。自分で企画し、自分で制作し、自分で広報し、自分で運営する、といった感じです。
持論ですが、個人起業家やフリーランスの自己肯定感が高いのは、ワンストップの経験値が豊富だからと強く感じています。
ある枠組みの中で、歯車的役割だけを行っていると、その枠組みがなぜウマくいくのか、ハマるのかを強く体感できません。なので、自分が何かを行動するときに、うまくいくか、ハマるのかもピンと来ないんです。
一方で、自分で商品やサービスを企画し、実際に販売して、実際に広報誌、実際に集客し、実際にお客様の体験を目にし、実際にお客の声を耳にし、すべてを見直し、すべてを一人で改善していくと、様々なことに対して敏感に向き合うことになります。
歯車の一つだけを担うと、歯車の外は鈍感でいいですよね。ワンストップで何かを行うと、「あることを想起し、あることを全体的に上手くいかせるセンスやコツ」が嫌でも磨かれます。
副業でも、プチ起業でも構いません。旅行や食事などで、友達や知人や異性をフルエスコートするのも良いでしょう。自分一人でワンストップで何かを提供する体験を増やしてみて下さい。
すると、自分が自分を上手く生かせる手法やアイデアが自然に芽生え、自分が上手くいく予測や見立て「自己効力感」も同時に高まります。
「自分ってどんなことも意外とイケる」という認知が自然に芽生えます。すると、自然にチャレンジしたくなることが増えます。
行動3:自己拡大できるコミュニティを開拓する
普段長時間所属するコミュニティ内の人材や環境はとてもあなたに大きな影響を与えます。会社や家庭では自己肯定感がなかなか高まらないという人も多いかもしれません。
そこで、やはり自分が自己拡大できるコミュニティを開拓することはとても重要になります。
多様なコミュニティへ参加することは、自己肯定感を高める行動1の「未知や不慣れに飛び込むこと自体を自己肯定する」ことにも繋がります。
では、自己肯定感を高めるのに適したコミュニティとは何かというと、「楽しくディベートができる」ようなコミュニティです。お互いに相手の意見や価値観を尊重し合いながら、議論し、アイデアやセンスの範疇を広げていけると、自己肯定感は自然に高まります。
数ヵ月間~1年間単位のスクールやセミナーに参加すると、ポジティブで建設的な議論ができる同志を見つけやすいと言えます。学びの場と懇親会がセットになっているようなイベントへの参加も良いでしょう。
1対1のメンタープログラム型の学習に投資するもの良いです。1対1のカウンセリングも、自分へ深く建設的に向き合えます。メンタープログラムや1対1のサービスは価格が高い傾向にありますが、自己成長と並行して自己肯定感を一気に高めることができます。
コミュニティ探しは、アウェーの環境に割って入っていくため、心が疲弊するリスクもあります。その際は、アウェーに入っていくこと自体を必ず褒めるようにして下さい。
アウェーに入った経験は、すぐさまは自己肯定感をプレゼントしてくれるわけではありませんが、後々にあなたの自己肯定感を確実に高くしてくれます。自然に自分を肯定できる先行投資ぐらいに思っておきましょう。
最後に:芯の通った真の自己肯定感を積み上げよう
自分を好転させる自己肯定感のフローを掴もう
世の中にある自己肯定感を高めるメソッドは、逆に自分の内面に蓋をしてしまうものも数多くあります。自己肯定を間違うと、「精神安定剤としての自己逃避」にすり替わります。
ちゃんと自己を否定し、ちゃんと精神を内向し、それでも自分を肯定し、自分の可能性を信じ、努力や行動で外向する、この流れがあってこそ、人生は気分も結果も上々になるのです
上記のフローを染みつけば、他人の理不尽な怒りすらも「なるほど!そういう考えもあるのか!」と普通に思えるようになります。アイデアの刺激をプレゼントしてくれて、ありがとうと思えるようになりますし、実際に理不尽な機会すらも本当に自分を好転させるために生かせるようになります。
自己肯定感の低さを通過儀礼にするからこそ意味がある
自己肯定感が低いからこそ芽生える感覚があります。そんな時だからこそ、哲学書やエッセイなどの精神性を高める本を読み、自分と深く対峙する能力を高めることはとても良いと思えます。
自己否定感の低い時期に行った内省が、思考力やアイデア力に繋がります。すると、努力して、成長と体験が増えた際に、「思考力×実践力」「アイデア×スキル」でより自分を戦略的に好転させることができるようになります。
浅いところで自己肯定すると、全ての物事に対して浅いところで納得したり、自己完結したりしてしまいます。物事を見抜くセンスがなく、ちょっとした努力で自己満足してしまいます。(それはそれで幸せなのですが…)
自己肯定感の低い自分の内面にせっかく入り込めているなら、それはチャンスです。今回、お伝えした認知と行動を組み合わせれば、実際の成果も、幸福度も非常に高くなるでしょう。
自己肯定感の低いあの時に、自分とどっぷり向かったからこそ、今があると、過去を通過儀礼にして、今を全肯定できるようになる
毎日自分に向き合えば向き合うほど、芯の通った真の自己肯定感を積み上っていきます。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。
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