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【プレゼン資料文章術】勝ちまくるプレゼン文章の作り方

tani-channel-com  2020年5月21日

プレゼン資料は、文章が命です。良い文章こそが、良い企画と判断される最重要の要素になるからです。

あなたのプレゼントークがどんなに優れていても、台本となるプレゼン文章が陳腐であれば、意味がありません。

もしも、この記事を読んで、あなたのプレゼン文章力が急成長し、プレゼンでの勝ち癖が付いたらでどうですか?

すると、あなたは何でも売り込めるようになります。どんな会社に所属しても売り込めるようになります。独立しても自分をきちんと売り込めるようになります。

将来がマジで安泰します。どんなライフスタイルでもワークスタイルでも、あなたは自分を売れっ子に押し上げることができるからです。

また、あなたのトークや文章が抜群に上手くいくとき、それは自然に今回のノウハウを含んでいます

自然にたまたま上手くいくことを、狙って戦略的にできるからこそ、成功率はぐんと高まるわけですね。

そこで、今回は、勝ちまくるプレゼン資料の文章術を伝授していきましょう!

プレゼン資料-表紙の書き方

文章術1-1:プレゼン資料を読むことで得られる未来のポジティブな変化を伝える

表紙はプレゼン資料の第一印象にとても重要です。良い表紙はハロー効果と初頭効果を与え、以後に伝える情報の評価を引き上げてくれます。

<表紙のポイント>
・メリットをキャッチーに含める
・誰向けの資料なのかを明確にする
・数値や事例をサクッと入れ込む
・訪れるであろう未来を想起させる

要は表紙を見た際に、読み手が「おぉ!この提案は自社にフィットするかもしれない!」「おぉ、今の状態から、こんな未来に変わるのはいい!」と思わせるのです。

質素なメインタイトル一行で終わらせるのではなく、以下のような情報を表紙に含めるだけで、だいぶ印象が変わるのです。

<文章例>
リッチ層を開拓&高額商品を売れ筋にしませんか?
不安やリスクを感じていた販売形態が一気に安定!
リッチ層収益で既存客へより高品質なアプローチも可能!
健康食品リブランディング戦略

<文章例>
導入企業で問い合わせ数15倍、受注率20%も!
社員にマーケティング感覚が根付く!
既存客のリスト数1万以上を所有の企業様なら特にオススメ
地方中小企業特化型:顧客関係管理ツールのご提案

どんなターゲットに、どんな問題を解決し、どんな未来を提供するのかが、キャッチ―に想像できますよね。

すると、本当に必要性を感じる読み手は、先の内容が気になっちゃうわけです。

文章術1-2:表紙を全体の概要として機能させる

プレゼン資料の表紙とは言わば、「プレゼンのダイジェスト版」であることが理想です。

キャッチコピー、数ある実績からバランスよく抜き出した画像、提供できる能力、マッチング性の高い企業、顧客の声などを総合的に、多過ぎないほどに入れ込んでいきます。

例えば、以下のような文言を表紙に入れて構いません。

「部下のパフォーマンスを高めるたい!」特に、上司と部下の関係構築を計りたい企業様へ

業界でも珍しいセールスライティングのスキルがあるデザイナーがWeb制作をご提供!

「社内に既にある物を使い方を変えるだけで、こんなに成果が変わる!」といった声をよく頂く集客支援プロ集団です!

強みにあること、特徴になること、エピソード、評価や評判をキャッチーにまとめ、その情報が表紙に3~7個ほど入れ込んでみて下さい。

それだけで、「読み進めたくなる表紙」が出来上がります。なぜなら、そうやって作り込んで情報を打ち出したプレゼン資料には個性が生まれるからです。

プレゼン資料-導入の書き方

文章術2-1:プレゼンの全体像と読み取り方を説明する

プレゼンの導入で、プレゼン全体像をサクッと明示しましょう。特に「終わりの可視化」は重要です。終わりの見えないプレゼンは相手の聞く気を大きく削いでしまいます。

全体をどれぐらいの時間で説明するのか伝えるようにします。また、目次を連ねる際は、質素にならないように、これからその情報を聞きたくなるワクワク感を与える書き方をしましょう。

<文章ダメな例×>
〔今回の内容〕
1-初めに
2-自己紹介
3-サービスのご提案
4-導入実績
5-お客様の声
6-最後に

<文章良い例〇>
【今回のご提案内容】
〔初めに〕御社にぴったり!?特に〇〇な業態は今すぐ導入すべきです!
〔メリット〕リモート営業ツールで御社の〇〇が劇的に変わる!?
〔導入実績〕特に社員30人前後の中小企業に喜ばれています!
〔お客様の声〕「4割のコストで見込み客増300%!」などの喜びの声多数!
〔本サービスの想い〕御社の魅力を多くの場所へ伝えきる、それがリモート営業ツール使命です
※プレゼン目安10分
※途中の質疑はお気軽にどうぞ!

ライティングで厚みを出すことで、聞き手は「おっ、なんか自社に関係ありそうだな!」とか「なんか聞くべき感じがするな!」と思ってくれるようになるわけです。

文章術2-2:プレゼン主がプレゼンをする必然性を刷り込む

プレゼンにも様々なタイプがありますが、特にトークイベントなんかでプレゼンする際は、プレゼンターとして自分が今ここで話している必然性を導入の段階で訴えるべきです。

聞き手に「何でお前が喋ってるん!?」と疑念をかき消す作業が必要な場合は割とあります。最初から相手が信用してくれている場合は、このフェーズは省略することもできます。プレゼン資料に含めておいて良いでしょう。

端的な自己紹介でプレゼンター自身の魅力や長所をPRするようにしましょう。

文章術2-3:チェックリストでターゲティング

まずは、プレゼンの聞き手に、自分たちが何で悩み、何を解決したいのかを再認識させていきます。これは、ランディングページなどの売り込む文章では必ずと言っていいほど使われる文章です。

本サイト記事「売れる文章術:1ページで買わせる文章テクニック」で紹介した例をここでもピックアップしたいと思います。

<文章例>
【将来のお金について、以下のような不安はございませんか?】
・家計の将来設計を一度プロに任せてみたい
・65歳で現預金2000万円なんてとても貯蓄できない
・家は欲しいけど、住宅ローン35年も払い続けられるのかな?
・趣味や旅行などの余暇も楽しめる人生設計をしたい
・今の家族の収入が将来継続できるのか不安だ

<文章例>
【以下のような方へぴったりのサービスです!】
・男性向けに料理のことをマンツーマンで教えてほしい
・調理器具や便利グッズなどの買い物動向もお願いしたい
・栄養のことや盛り付けのことまで細かく質問したい
・包丁の使い方など基礎からみっちり学びたい
・数か月でスピーディーに料理を上達させたい

<文章例>
【ダイエットに関して、以下のような経験はございませんか?】
・リバウンドを繰り返してしまう
・一時的に痩せたけど続けられなかった
・無理な食事制限に体調が悪くなった
・痩せたけど、肌荒れ、抜け毛が酷くなった
・同じものばかりを食べて飽きてしまった

プレゼンを聞く相手は常に意気込んでいるとは限りません。導入の段階で一度、自分の悩みやニーズが明確にしてあげると、「そうだ、それ解決したいんだった!●●さん、ぜひ、プレゼンお願いします!」といった思考に無意識的に切り替わってくれるんです。

以後に説明する内容は同じでも、いったんプレゼンテーター側が、顧客の悩みやニーズを再認識させる時間を取るかどうかで、プレゼンする内容の印象はかなり変わっていきます。

あなたが悩みやニーズを理解していて、しかも、悩みをケアし、ニーズを満たすものを提示してくれると、「これは運命だ!」と聞き手はピンと来てくれることが多くなります。

あなたのプレゼンによる成約率がぐっと高まっていくんです。

文章術2-4:同じ悩みやニーズを持っていることをデータで示す

例えば、ライバル企業も同様の悩みやニーズを抱えていて、しかも、現在多くのライバル企業その悩みやニーズに対して対策不足であることをプレゼン資料に含むことができたら、「うちが先取りでやったらめちゃくちゃいい未来がくるかも!」と自己拡大感を感じてくれるようになります。

特に大きな意味がなくても、「約70%の企業が悩んでいます」という事実がデータと一緒にあるだけで、情報の重みと厚みが増すので、プレゼンに信憑性が増していくわけです。

文章術2-5:問題を放置した際のバッドエンド

簡単に言うと、煽りの部分です。顧客の抱える問題を炙り出し、その問題を放置することで有り得るバッドエンドをサクッと伝えます。

<文章例>
【問題をこのまま放置しすると…】
・時代の変化で一気に事業が傾く
・今までの施策のコストがどんどん高くなり、事業が圧迫される
・後進過ぎて、ライバル企業にもはや追いつけなくなる
結論:つまり、どこかのタイミングで絶対に解決を図るべき、避けては通れない問題です

問題を放置した際のバッドエンドをプレゼンに含めることで、早急に課題解決するための緊張感を与えることができ、聞き手は真剣に話を聞くようになっていきます。

プレゼン資料-売り込みの書き方

文章術3-1:売り込む内容を箇条書きする

商品やサービスの内容をなるべく一文、一文に区切って分かりやすく伝えます。

理想は、一文を伝えるたびに、その一文を聞き手が「ふむふむ、そういうことか」と脳内でイメージを広げられる内容になるように仕立てることです。

聞き手が「自分が良く理解できている」という感覚は、プレゼンされている内容への肯定感にすり替わっていくことが非常に多いです。

文章術3-2:比較を使って売り込む内容を明確に刷り込む

他者比較などベタな比較を入れて、自分たちがプレゼンしている商品やサービスの立ち位置を明確にします。

できないこと、不足していることを正直に伝えることで、メリットや強みに対しての信憑性はむしろ高まります。

ここでは、「〇〇な会社の場合は、ウチよりも、B社やC社のほうが合います」など、敢えて他社を勧める文言を入れると、より自社にフィットする聞き手には、マッチング性の高い印象を植えつけることができます。

文章術3-2:売り込む内容をエビデンスで後押しする

科学が証明!「社員同時休息促進プログラム」の絶大なる効果

社員が同時に 休憩を取ると 受注率が13%向上!
株式会社⽇⽴製作所フェローの⽮野和男がウエ アラブルセンサを使って職場の従業員の⾏動を計 測、そのビッグデータを⼈⼯知能で解析した画期的な研究の中で、4⼈のチームで同時に休憩を取ると、受注率が13%も向上することが分かりました。

⼀緒に休憩した結果 約12億円のコスト削減に成功
マサチューセッツ⼯科⼤学のAlex “Sandy” Pentland が2012年に⾏った⽶国銀⾏コールセンターでの実験 では、それまでばらばらにとっていた休憩をメンバーができるだけ合わせてとるという施策により、最⼤20%も ⽣産性が向上、銀⾏全体のコスト削減効果が12億 円になったことが分かりました。

エビデンスはあくまでも後押しなので、このフェーズをコッテリとプレゼンする必要はありません。逆に足早に通り過ぎるぐらいな方が、聞き手もリズムで「おお!科学的にもそうなんだ!」と強く思ってくれます。

「キーワード エビデンス」
「キーワード 研究」
「キーワード 研究 効果」
「キーワード 研究結果」
「キーワード 論文」

上記のように検索を掛け、期間限定で「1ヵ月」や「1年間」で絞ったり、「ニュース」タブで検索すると、プレゼンで使える情報を見つけやすくなります。

文章術3-4:実際の声・レビューを載せる

お客様の声です。利用者の声だけでなく、利用者の属性もきちんと書き出します。

聞き手と同じ属性、同じ立場の人が、同じ悩みを解決したりする文章に触れると、かなり良い効果を与えることができます。そのため、実際の声やレビューは、なるべく多様な属性の多様な声を載せるようにしましょう。

文章術3-5:FAQで不安対処する

売り込む営業資料系だとここでよくある質問について書き出し、答えていきます。

クロージングに向かう際は、聞き手に疑惑や疑問を抱かせない点が非常に大切です。また、FAQのセクションを設け、丁寧に答えることで「ここに頼めば、私たちの不安にも寄り添ってくれそうだ」という印象を与えることができます。

文章術3-6:熱い想いを述べて締める

プレゼンの締めは、プレゼンしている商品やサービスなどの想いを述べます。プレゼンしている内容に対して真摯な姿勢で向き合っていることを伝えて締めくくることで、全体の締まりが良くなります。

定番の文章としては、「これまで提供して、本当に良いものだということを強く実感しているからこそ、マッチする企業(人)に少しでも届けたいと感じています」という使命感です。

商品力の魅力の絶対性を再主張しながら、自身の想いを述べていますよね。

最後に述べる熱い想いは、「以上、ご清聴ありがとうございました!」への前振りでもあります。終わる前に終わりを予感させ、終わりの心地を良くする効果を与えることができます。

デザートとしての熱い想いをきちんとプレゼンに入れ込んでいきましょう。

最後に:プレゼン資料の文章術はあらゆるビジネスに応用できる

プレゼン資料の文章を極めれば、市場を独り歩きできる

以上、プレゼン資料の文章術を解説してきました。今回説明したノウハウを詰め込めば、必ず伝わる人には伝わります。

プレゼン資料の文章が上手になれば、セールス全般のスキルに強くなります。状況を理解し、何を伝えることでセールスが成立するのかが理解できるようになるからです。

文章とは対極にあると考えられる「喋り」にも磨きが掛かります。何を伝えることでセールスが成立するのかを、トークで体現できるわけです。すなわちセールストークに優れるのです。

プレゼン資料の文章術は、チラシ、コポーレートサイト、通販LP、メルマガ、LINE@など、様々な媒体で応用が可能です。結果的に、あなたはどんな市場に降り立っても、自分一人でしっかりと稼ぎを呼び込むことができるようになります。

人生とは自分をプレゼンすることで輝いていく

人生とはプレゼンテーションそのものです。自分をうまく打ち出していく人間が得をしていきます。相手は少ない時間で本質を汲み取ることが必ずしもできません。

だからこそ、分かりやすくこちらが情報を構成し、エスコートすることで、様々な関係性を可能にしていくのです。

自分を含め、あらゆる物事を相手に合わせてプレゼンテーションすることができれば、自分の人生はどんどん好転していきます。

世の中には見せ方・魅せ方だけで飯を食っているニセモノも非常に多く存在します。もしも、あなたが本物としてより輝きたいのなら、魅せ方に優れたニセモノを超えるプレゼン能力を突き詰める必要があります。

自分の本質が正しく評価されていくためにも、プレゼン資料を作る文章術はとことん向き合あって損はありません。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

サイト著者について

*

Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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