なぜ、悩みが増えるのか?悩む理由
本記事の目次
悩むことは良いこと。問題は悩みへの対処法である
悩むことは悪いことじゃありません。むしろ、悩むってすごく言いことなんですよ。
悩みで波を作って人生がブレークスルーする人もいれば、悩みが病みになって人生がブレークダウンする人もいます。
悩み上手な人
・悩みが潤滑剤
・悩み時間が短い
・悩みに深く広く接する
・本質が見えるキッカケになる
悩みがプラスに転じていますよね。悩みが一次的かつ一時的で、長期的には高次元に自分のプラスへ昇華させています。なので、悩みがあっても、最終的に結果オーライへ持っていくことができます。
悩み下手な人
・悩みが粘着質
・悩み時間が長い
・悩みに浅く狭く接する
・路頭に迷うトラウマになる
悩み上手と悩み下手は一目瞭然ですよね。「悩み」1つに対して、これだけエネルギーの使い方が違うんです。悩み上手な人は、悩みをアゲマン(アゲチン)にして、悩み下手な人は悩みをサゲマン(サゲチン)にしていますよね。悩みが人生のパートナーだとすると、この違いは人生に圧倒的な違いを生むわけです。
じゃあ、なんで、悩みは増えちゃうの?
悩みが増える原因はいたって単純で、
心を煩雑に描き回されるから
です。シンプルに戻れないからです。価値観、情報、状況、環境、関係、コミュニティ、コミュニケーション、あらゆるものによって、煩雑させられ、シンプルに還れなくなってるからです。
・情報化
・複雑化
・多様化
・高度化
・高速化
・変化が激しい
・双方向性
とにかく、今の時代は自然に煩雑にさせられる環境へ身を追いやられます。
<比較>
この要素1つにしたって、インターネットもスマホもない時代は、家に変えれば、家は家。比較対象は、テレビの情報ぐらい。家にいて、著名人と自分を比べることはあっても、SNSのように絶えず知り合いのリアルを比較させられる情報はリーチされません。
一昔前は家がほぼ完全に「私の」マイホームだったわけです。もちろん、昔は昔の状況が別の悩ませ方をしていたのも事実ですし、マイホームがヤバいと、別のホームを作る必要も出てきます。
今、多くの方の身に置かれている状況は<打たれ弱い>とか<打たれ強い>とかではなく、<打たれ続ける>というものです。
悩みをプラスへ転じるためには、太くて長いリセットやデットクスの機会を作り出すこと
昔は、比較すること、比較されることに対して、<自然に明確な線引き>を作れていたわけです。家に帰ることが、その大きな線引きの1つだったんです。この線引きが、悩みに対する「リセットの効力」で「ストレスへの抗力」としての役割を果たしていたんです。
ですから、悩みを人生の潤滑油にするには、煩雑を避ける大きな線引きを作ることが大事になります。デジタル・デトックスはまさに、大きな線引きの1つの役割を果たしているでしょう。
デジタル・デトックスはPCやスマホなどのデジタル機器が もたらす悪い部分を解毒(デトックス)するという意味で、旅行やキャンプで「脱デジタル滞在プラン」などを設けている宿泊施設もあります。
情報化、複雑化、高度化、多様化、変化が激しい双方向性の世の中で、自分から煩雑になることに依存的になって、それが悩みを病みにする。
だからこそ、自分の中で太い線引きを持つ機会を定期的に放り込んでみて下さい。
本当になりたい自分へ着実になっていく
悩みを幸福の燃料にするには、「なりたい自分へ着実に向かう」ことが大切です。
<着実>という「積んでる感」が「詰んでる感」を掻き消して、可能性を想起させてくれる
未来に対して、好転への可能性を強く感じることができれば、悩みをポジティブに捉えて、自分の弱みを変える材料のように取り扱えます。むしろ、「悩みに乗っかることで、今後はより余裕のある自分を手に入れよう!」といった具合いにです。
可能性を何も感じられないぐらいと、悩みは恐怖や不安を色濃く作り、心に病みとして粘着していきます。
置かれている主戦場に絶望的な可能性しかないのであれば、そこから真っ先に逃げることが、大きな線引きの役割を果たし、これから向かえる悩みを潤滑剤にする方法かもしれません。真っ先に逃げられないのであれば、逃げる準備をきちんとして逃げる。
なりたい自分に着実に向かっていけば、心の余裕がどんどん育っていきます。すると、煩雑な情報や尺度が自然に入ってきても、自己否定感を覚えることもなくなります。
悩みという人生のパートナーを敵に回すか、味方にするか、人生の影響力は計り知れません。
一人で悩んでいる時は、キーパーソンを探す旅に出ると良いでしょう。
・エディター…権威を持つ人、大勢から信頼されている人
・プロモーター…宣伝してくれる人、推してくれる人
・レコメンダー…紹介してくれる人、情報に明るい人
・アドバイザー…アドバイスをくれる人、最適化してくれる人
※ぐっどうぃる博士著『モテの定理 女心を知り、恋愛勝者になる究極の戦略』より抜粋
苦難を強いられ、乗り越えた人の伝記を読むのも良いでしょう。広い視野、深い思慮、適切な行動の質量、この3つを鍛えれば、人生はどんな人でも輝いていきます(健康な体があれば、なおさらです)。だから、悩みと向き合うことはとてもいいことなのです。
なんなら、私にメールをくれても構いません。今回の記事が、悩んでいる方のために、ちょっとでも力になれたら幸いです。
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2018年1月5日
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