DV男の特徴・DV癖の心理:イケメンにDVが多い理由
付き合った男性がDV。付き合ってから分かるDV。DV被害は、2015年には、2000年の警視庁による統計開始以来、過去最多の相談件数を記録。2015年の摘発件数は2014年の約2倍に増えていて、まさにDVは、現代病、現代事件と言えるものとなっています。
大勢で居る時は普通の男性。
でも、二人きりだと暴力的な態度と行動で圧制してくる。
これには、ちゃんとした理由があります。さらには、DV癖のある男性ばかりを好きになってしまう女性も存在します。DV男性に恋愛をすることで、共依存関係を築いてしまうのです。
そこで、今回は「DV男になってしまう男性」の特徴を一気に掘り下げていきます。
本記事の目次
DV男がDV癖になる理由・心理
心理1:DVで一時的に現実を破壊している
DVは生い立ちを含めた過去から積み上げられた自分を完全に愛せていません。現在の自分自身を肯定できずにいると、今の自分を破壊したい、消し去れたいという欲求が生まれます。
じゃあ自傷行為をしろよって話なんですが、そこは承認欲求を満たしたいという思いもあるわけです。相手を支配することで、一時的に明確な自分の力を確認したくて、その結果、暴力に走ります。
今の自分を受けいれられないので、今の自分を一気に壊したいと思うわけです。
現実逃避というより、現実破壊という形を取ってしまうのです。
心理2:DVのコーピングを持ち合わせていない
皆さんは「ぶん殴りてぇ」と思ったことはないですか?殴りたいと実際に思わなくても、「相手をスカッとさせたい」と思ったことはあるんじゃないでしょうか?
『スカッとジャパン』という番組がプライムタイムで放送されていることからも、人間は相手をスカッとさせることに報酬系が強く働くわけです。要は「相手が屈すること」はドーパミンが出る行為なのです。アルコールやギャンブルと同じです。
でも、多くの人がムカつく相手を抱えながらも、理不尽なことをされながらも、その気持ちをうまく抑え込み、別の楽しみに注意を向けることができます。これは認知行動療法の一つの技法「コーピング」です。
DV男は、暴力以外のコーピングを持ち合わせていません。すると、自分がストレスにさらされた際に、彼女(妻)を殴り散らすわけです。
心理3:明確で分かりやすいものしか安心できない
DV男は明確で分かりやすいものを求める傾向があります。二極思考がちで、少しでも自己否定の可能性を感じると、不安になったり、他人のせいにしようと感情が大きく揺れてしまいます。
「暴力を行ったとしても、相手がまだ分かれずに一緒にいてくれる」というのは、暴力直後は分かりやすい自己肯定感を得ることができるわけです。
心理4、自己肯定感が低い
DVの男性は、自分に対する肯定感が非常に低く、自分の心が傷つかれることについて非常に敏感です。自分で肯定感をコントロールできないために、一番身近なパートナーに強気な態度や行動を取ることで、自分の肯定感を得ようとします。
コンプレックスを感じる男性は別に良いのですが、コンプレックスを感じた瞬間に、イライラや怒りを感じる男性は要注意です。
心理5、自己承認欲が強い
自己肯定感の低さも影響していますが、DVの男性は自己承認欲が非常に高い傾向にあります。「認めて欲しい」という想いを強引に解消しようとするのであれば、身近なパートナーを自分を「認めさせる」のが手っ取り早いですよね。
他者からの情報が絶えず入って来る時代だからこそ、自己承認欲求のコントロールできる男性こそが、良い男性とも言えます。自己承認欲が過剰になると支配欲になり、あなたは家来のように扱われてしまいます。
DV男の口癖・よく言うセリフ
DV男は自己肯定の揺さぶりに関して口を出す
DV男性は、自己肯定感に過敏に反応するため、自己肯定感が揺らいだ瞬間に過激な言葉を発する傾向があります。
そのため、DV男は以下のような口癖・セリフをよく発していきます。
「はぁ、マジ意味分からん!」
「絶対にそれはない!」
「また〇〇のせいで!」
「〇〇のくせに!」
「俺を〇〇にさせて」
「こっち見ろよ!」
「俺のいうことが聞けないのかよ」
上記分かりやすいですが、付き合う前の関係であれば、上記のマイルド版のセリフが他の男性よりも多めに聞けるかもしれません。
お店に行ったら、「店員のくせに!」とガチギレはしないにしても、店員さんが「お客様は神様」的な対応をしないと不機嫌になるというのは、ジェントルマンよりDV男性寄りと言えます。
DV男は極端な受動的発言が多い
DV男性は、「〇〇された」「〇〇にやられた」と自分を受け手側で捉えるような話が多く存在します。他人からの何気ないアプローチで、感情の火種が燃えやすいんです。
それは、DV男が自己否定されることに過敏過ぎるからです。
DV男は決めつけたがる口癖が多い
DV男性は、極端に振り切った思想や考え方で物事を語りがちです。
・善か悪か
・丁か半か
・オールオアナッシング
・敵か味方か
・白か黒か
・0か100
自分と違う意見に対して、「単に方向性や考え方が違う」と感じずに、「自分を否定する敵となる意見だ!」と強く感じるため、極端に自分の主張を誇示&堅持してしまいます。
DV男の見た目の特徴
見た目1:イケメン
イケメンは言葉足らずでも女性から好かれる経験を重ねます。初対面から高い評価を得ることができ、初対面以後は様々なことが度外視されます。
そのため、イケメンはコミュ力や人間力を一緒に積み上げていないと、初対面時の評価が分かりやすいくらいマックスで、そこからどんどん落ちていくので、意外にも男性として自己否定感が強い人が多いと言えます。
また、ブサイクや非イケメンは、男性として否定されることに慣れていて、その否定をコミュ力やサービス精神などで対処してきて、着実に愛を育むことを経験していきます。
結果的に、イケメンの要素が際立っていて、他の強みや実績やスキルが少ないと男性は結構危険な印象があります。
見た目2:シャープ
画面偏差値に関わらずあまりにもシャープ過ぎる印象の男性は要注意です。
特に笑顔が少なく、ずっと尖って鋭い印象を持つのなら、危険かもしれません。余裕のある男性なら、もう少しフラットで柔和な印象があります。
微笑み・笑顔は、相手の反応に対して示すものです。普段あまり笑っていないということは、相手に肯定的な態度を示そうとしないことを意味します。自己肯定感が低く、自己否定を受けた際に、暴力的な行動に走る可能性を持っている確率が高い可能性があります。
見た目3:目の間隔が狭い
両目の距離が近い位置にある人は、器用で行動が早いのですが、気が短く感情をすぐに表す傾向があり、カッとなりやすいです。
外見から「一人でいる時も息を抜いてなさそうな抜け感のなさ」を感じたら、付き合った際に、ちょっとしたことで怒りを発火させ、DVを起こす可能性が考えられます。
DV男の性格・行動の特徴
特徴1、コミュニティでの評価が低い
自己肯定感の低さや過剰な自己承認欲求は、一番身近なコミュニティでの自分の評価が関係しています。ほとんどの大人であれば、会社というコミュニティでの評価がそうでしょう。
また、会社に至るまでに自分が受けてきた評価も関係あります。一番多くの時間を費やすコミュニティでの評価と自己評価のズレを暴くことで、男性のDVの可能性を探ることができます。外部(会社)の評価が低く、それがコンプレックスになると、内部(家)の人間に絶対的な評価を強いることになります。
特徴2、彼女には何でもしてもよいという価値観
付き合ってから態度が変わる。付き合う前は優しかったのに。付き合ってから何もしてくれない。こういうリセット男子って居ますよね。そもそも女性との人間的な深め合いを求めいなかったり、付き合った瞬間に「彼女に何でもして良い権利を手に入れた」と思考してしまう男性もいます。
彼女に何でもしていいと割り切っているので、感情が高まってしまうと、男性的な態度を取ってしまい、それが激化すると、DVという形になってしまいます。
特徴3、気が短い
気が短い男性は、物事を反射的に捉えるため、その感情の矛先が一番身近にいる彼女にぶつけられることになります。どうしても彼女が確率的に怒りを受けやすい状況になってしまうのです。
発展してDVになってしまいます。実際には関与していないことが起因した怒りですら、DVに発展してしまうのです。
特徴4、自分に余裕がない
自分に余裕がないため、相手にも冷静になることができません。自分に余裕があれば、自分を持て余すため、相手を喜ばせたり、楽しませたりしようという感情が働きます。
特徴5、理論的な思考が苦手
理論的な思考が得意だったり、好んでいたりすると、不要に手を出すことがとても非合理的に感じるはずです。理論的な思考が苦手で、どうすればよか分からなくなり、考えるのが嫌になるからこそ、暴挙に走ってしまうのです。
特徴6、暴力的な環境で育ってきた
理論的な思考が得意だったり、好んでいたりすると、不要に手を出すことがとても非合理的に感じるはずです。理論的な思考が苦手で、どうすればよか分からなくなり、考えるのが嫌になるからこそ、暴挙に走ってしまうのです。
特徴7、女とは○○であるの決めつけが強すぎる
女性の役割や立場について、自分の中で強い決めつけがある男性は要注意です。女性がその男性の決めつけとは違う動きをするだけで、怒りや不機嫌を露わにし、さも女性が悪いかのような態度を取るのです。
特徴8、人のミスに敏感である
人には必ずミスがありますよね。ミスとは、物事の進度に少しブレーキが掛かるくらいのものと思えるような男性ならいいのですが、他人のミスに敏感に反応し過ぎる男性は、一つのミスで感情が大きく揺さぶられる可能性があります。
ミスで感情が大きく揺れる男性は、ミスによって自分を見失い、とんでもない行動に出て、結果パートナーにDV行為を働いてしまうという流れを起こしてしまいます。
DV男の対処法
まず大前提として、DV男の対処法は、(1)DV男とそもそも出会わない、(2)DV男に出会っても好きにならない、(3)DV男を好きになっても絶対に離れる、ということです。
DV男性がどんなに外見やオーラが良かろうが、性格や人間性を含めた総合的な男性の資質に惹かれる恋愛体質でなければ、幸せになることはできません。良い女性ほど、良い男性との好意的な経験を重ねているため、DV男性を選んだりしません。
DV男性と出会って付き合ったり、結婚してしまったりした場合は、以下の対処法を試していくしかありません。
対処法1:DV男が没頭する何かを見つけさせる
DV男は、ネガティブな状況に対するコーピング(対処行動)の引き出しがDVしかない状態です。そのため、DV男の自尊心の由来、自己肯定の積み上げとなる趣味や自己投資やコミュニティを見つけてあげる必要があります。
DV男性が自分のモヤモヤした感情を、スキルアップやアウトプットに昇華することができれば、暴力を喰らうことは減っていきます。
対処法2:DV男が外部にいる時間を増やす
DV男性をなるべく外に追いやりたいところです。ただし、対処法1のように、外に出て、DV男性が自分と向き合い努力をしながら自尊心を高めるような外の場所に追いやりたいところです。外のストレスを内に持ち込む可能性もあるからです。
DV男性との接触時間をとにかく減らすことで、共依存関係が強固されることを防ぐ、逃げるタイミングを計ることができます。
対処法3:たくさんの人と繋がる
自分がDVを受けている時は、女性側はたくさんの人との出会いを増やしたいところです。視野を狭めると、現状維持思考になってしまいます。
たくさんの人にDV彼氏(夫)についての関わり方を聞く必要はありません。あなた自身が、たくさんの人と出会い、たくさんの人の定義する幸せを深く感じ取ることで、DV彼氏(夫)と主体的に断絶する決意を持つことができる可能性があります。
対処法4:自分は愛されていないと強く認知する
DVをする男性は、自分を愛したいという想いのエネルギーを暴力でぶつけているわけです。つまり、彼女(妻)を道具にして、自己愛を追求しているに過ぎないと捉えることもできます。
女性は本当に愛されていないのです。人生は一生に一度です。本当の愛を掴みたいとは思いませんか?
対処法5:専門家に相談する
最終的にはDV案件の経験豊富な専門家に任せることになります。弁護士、別れさせ屋、探偵、カウンセラーなどが存在します。警察署・自治体・配偶者暴力相談支援センターなどもあります。
最後に:よい男性を好きになるモテ&幸せ体質になろう
DV男と付き合ってしまったら、長い間苦しめられる
DV男のやっかいな点は、付き合ってしまったら、「尾を引く」ということです。警視庁の統計によれば、加害者と被害者の関係は「元交際相手」が54.4%。交際中にフルボッコにされるだけではありません。
交際終了後にもフルストレスな生活を強いられるのです。逃げるように別れると、執着心が掻き立てられ、行動が激化していきます。
DV男性を変えるより、好みの男性を変えるほうが絶対に幸せが訪れる
付き合う人がいつもダメ男というのは、それは女性としてのあなたの価値でもあります。本当に恋愛力のある男性は、ダメ男と付き合わないか、ダメ男を変えさせることのできる女性です。
覚悟があり、思慮深い女性は、基本的に良い男性からのアプローチが増える為、DV男などとは縁のない生活を送るはずです。ぜひ、本当によい男子学生をゲットして幸せになって下さい。
つまり、そもそもDV男と付き合わないこと
DV男からDVを防ぐよりも、そもそもDV男と仲を深めないことが大切です。覚せい剤に手を出さないのと同じ原理です。さらに、女性自身が「共依存」に陥りやすい恋愛体質だと、DV男ばかりと付き合って、精神がボロボロになってしまいます。
男性を選定するのも大事ですが、女性自身が自己を常に高めて、独立的に幸せを得られるセンスを磨く必要もあります。
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