本記事の目次
信頼関係は小さな出来事の積み重ね
信頼される人になりたい。
信頼される人は、仕事から恋愛まで多くの人の心を引き寄せ、人生を豊かに運ぶことができます。
「信頼＝心の求心性」とも言えるでしょう。
そこで、今回は、どんな人でも信頼される10つの方法を説明してきたいと思います。
1、詳細かつ確かな情報量を提示する
あなたが他人よりも詳細で確かな情報を相手に提示し続ければ、あなたの発言は相手にとって特別なものになります。相手が求める情報であればあるほど、信頼性は増すでしょう。
詳細かつ確かな情報で語ってくれる存在として認識されれば、相手が何か悩んだり困ったりした時に、あなたへ相談を寄せるようになるでしょう。
2、認めたくなる長所を刷り込む
信頼とは相手の心を奪っている状態です。「ポジティブに相手の心を奪う状態」の多くは、相手があなたにカリスマ性を感じている状態です。
では、あなたがカリスマ性を発揮する存在なるにはどうしたらいいか？それは圧倒的な長所をあなたが持ち、それをきちんと相手に刷り込むということです。
自慢やドヤにならないように、相手が好意的に聞いてくれるタイミングで、自分の最大の魅力をアピールするようにしましょう。
3、相手の弱みを握る
ネガティブに相手の心を奪うことも、信頼性を勝ち取ることに繋がります。その一つが相手の弱みを握ることです。
弱みを握られているという立場から、「あなたに逆らえない」という意識が芽生えます。さらに、弱みを握られているという怖さがありながらも、弱みをさらけ出せているという安心感も同時に持っており、相手が自分へ依存的になっていきます。
4、自己開示と自己拡大を与える
自己開示とは自分の本音をあなたに示すということです。自己拡大とは相手が今までに知らなかった自分について知るということです。
他人よりもあなたに多くの本音を語ることができていれば、自己開示は成功したことになります。自己開示のポイントは、まず、先にこちらが本音をぶつけることです。自分の弱点を晒すなど、自分のネガティブな面を打ち明けると良いでしょう。
自己拡大は、あなたの助言や提案によって、相手が「私って実は○○なんだ！」と新たな側面を見出す必要があります。
5、他者からの信頼性を明示する
自分自身が第三者から信頼されているという証拠を相手に突きつけると、信頼関係を築くことができます。
相手の警戒心が強い場合は、第三者に対する自分の像を与えて、情報の公平性を目立たせながら、自分の普段の信頼感を理解してもらうと効率的です。
6、相手のリズムや立場に同調する
相手があなたと居ると心地良くなる。自分にとって気持ちいいことは、自発的に信頼したくなるからです。
ですから、相手の会話のリズムや生活のリズムに沿った対応をすれば、信頼度はアップします。同調は基本的に物事のリズムを良くします。
同調の最もベーシックものに、「会話のさしすせそ」があります。「さすがですね、知らなかった、すごい、センスがいいですね、そうなんですね」の5つのリアクションを織り交ぜながら、具体的な同調を明かすと、信頼を勝ち取ることができるでしょう。
7、檄を飛ばす
他人よりあなたを信頼してる状態。それは、他人よりもあなたにインパクトを感じている状態です。インパクトとは、印象の大きさですよね。
そこで、「檄を飛ばす」という行為が有効になります。「過激を飛ばす」と言い換えても良いでしょう。相手を想う気持ちを土台に、発言を強く伝えると、あなたの発言が心に残り、他人よりもインパクトを感じている状態を作ることができます。
8、呼び名に特徴を付ける
インパクトを残し、信頼性を得るもう一つの有効な方法が「相手の呼び名を特徴的にする」というものです。
呼び捨てで呼び合ったりするだけでも、信頼関係は築かれていきますが、他の人が呼ばない呼び方で相手を呼ぶことで、お互いに過ごす時間を強く印象付けることができます。
9、欲している物をプレゼントする
簡単に言えば、「物で釣る」ことで、「心を奪う」行為ですね。プレゼントは相手のために労力やお金を掛けたことが明瞭な行動で、相手は自然と信頼を寄せやすくなります。
負荷の掛る行動だけに、タイミングを間違ったり、相手にとって不必要なものを渡すと、逆効果にもなります。
10、存在の唯一性を届ける
あなたがオンリーワンの存在であるということは、それだけ相手にとって希少価値のある存在であるということを意味します。希少なので、あなたを手放せば、あなたのような人に再び会うのは難しいことも理解しています。
「あなたに○○をできるのは、私だけ」ことを伝えましょう。あなたがオリジナルかつハイブランドになれば、相手との信頼関係はがっちりでしょう。
最後に
以上、信頼関係の築き方10選でしたが、いかがだったでしょうか？今回ご紹介した10個の対策を、日常的な場面で小さく細かく、特別な場面で大きく強く行っていくことで、確実に相手はあなたに信頼を頂くようになります。
プライベートシーンからビジネスシーンまで幅広い場面で利用できますので、ぜひ、参考にして頂けたらと思います。
サイト著者について
Yojiro Tani
谷 洋二郎
クリエイター、個人経営者
ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。
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2016年5月11日
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