あなたを既に襲っている。人生が蝕まれる10つの依存症
依存症と聞くと、薬物依存症やアルコール依存症といった特定の人がハマる症状のように思いますよね。
でも、実は今の世の中、あらゆるところに依存性の高いものが盛りだくさんで、知らず知らずのうちに、依存的になっているということはよくあります。
そこで、今回は、人生が蝕まれる依存症の中で、身近で誰にも起こり得るものを10個ご紹介していきます。
本記事の目次
1、共依存症
共依存とは、ある相手との関係性にエネルギーを注ぎ、あらゆる気持ちを委ねてしまうことです。DV男と別れられない女性は、共依存状態と言えます。
今、世の中は多様な価値観と情報が私たちの五感を絶えず刺激し、コンプレックスを感じやすい環境となっています。
自分自身と深く向き合うよりも、相手に依存的になるほうがネガティブな感情を紛らわすことができます。
人は誰しもが共依存的です。でも、それがポジティブかつ未来への配慮があるものであれば、「共依存」が「協力」という形になります。
チームとして共依存的か、独立的かは、ある種、紙一重と言えるかもしれません
2、薬局依存症
風邪を引いたらすぐ飲み薬。喉を痛めたらすぐ貼り薬。怪我をしたらすぐ塗り薬。何でもかんでも、まずは薬に頼り切ってしまう。これを薬局(ドラッグストア)依存症と言います。
具合が悪くなったら、まずは病院。でも、病院で原因を知ることが目的ではなく、病院を介して、薬局に処方箋を出し、薬をゲットするのが目的。
薬の役割は多くの場合、対症療法と呼ばれ、一時的に薬の効果で症状をおさえているだけで、原因が取り除かれていないため、しばらくすると、また同じ症状が起こることがあります。
本当の意味での原因と向き合い、身体の生理機能だけ症状を克服する機会をバランスよく取り入れることこそ、持続的な健康に繋がるのです。
3、口呼吸依存症
薬を使っても、時間が経てば症状が元通り。そんな経験は皆さんもありませんか?
例えば、アトピー性皮膚炎の塗り薬で肌が回復したのに、薬を使う度に効果が薄まって、最終的には肌が元通りになったといったようなケースです。
健康の金言で「全身の健康は歯の健康から」というものがありますが、歯の中の環境を正常化するには、鼻呼吸という下地が必要不可欠です。
日本人は無意識のうちに口呼吸をしてしているという人がかなり多く、その数は半数以上と言われています。
鼻呼吸をきちんと覚えることで、咳、気管支炎、肺炎、喘息、鼻づまり、不眠、いびき、アトピー、口臭、糖尿病など、あらゆる病気を克服できるようになります。
もし、医者の出す薬に手応えを感じれていない人は、口呼吸から鼻呼吸に変えるようにトレーニングしてみると、薬の効果もより増していくかもしれません。
4、イベント依存症
1つ目の「共依存症」が人間関係の依存であれば、イベント依存症とは、コミュニティ版の共依存とも言えるでしょう。
コミュニティに属している自分に対して、安心感を通り越して、過度に心の拠り所にし、イベントに対して過剰に執着してしまうのです。
宗教団体に依存的になる人も、イベント依存症の一つと言えます。
また、イベントという非日常的な刺激に依存的になる人もいます。日常的な不満や不安の代償行為が過剰になりすぎると、イベント依存症になってしまいます。
5、反応依存症
相手からの反応を常に確認してしまう。相手から常に何か通知が来ていないと、不安で仕方がない。そんな方々は、反応依存症です。
自己承認欲求を満たすための本質的な深い対処に向き合わずに、目の前の浅瀬で自己肯定を得ようとすると、反応依存症になってしまいます。
6、ソーシャル依存症
ソーシャル疲れという言葉ありますが、心身が疲れてでも、依存的に触れてしまうのがソーシャルメディアです。
反応依存症と類似的ではありますが、反応の欲しさだけでなく、相手の幸せをソーシャルでの投稿を過剰にチェックし、自分の幸福ポジションを定めて安心感を得たいと思うのも、ソーシャル依存症に入ります。
SNSで相手の投稿をあら探ししたり、グループチャットでグループ外の人を過剰に批判することも同様です。
SNSの刺激に過剰反応し、SNSの刺激からさらに過剰な二次行動を起こすと、心身にかなりの悪影響を及ぼします。
7、情報依存症
情報がとにかく気になる。情報に触れておかなければ、心身が狂ってしまう。情報の禁断症状が出てしまうような人は、情報依存症と言えるでしょう。
確かに業界によっては、瞬間的な情報をキャッチし続けることが、仕事の成果に大きく関わるということもあるかもしれません。ただし、必要だから取り寄せることと、禁断症状が現れて情報を欲するのは違います。
8、批判依存症
相手を批判することが止められない人は、批判依存症です。匿名掲示板で批評を「言葉遊び」「ディベート」として楽しむ人は、むしろ、バランスが取れています。
むしろ、批判依存症は、一つのテーマを批評で楽しむということではなく、批判で依存できる一つのテーマ探し、そこにネガティブな感情をぶつける行動に出ます。
相手のミスに敏感になり、ヒトゴト、ソトゴトに対して、過剰な怒りを示すなど、不幸一直線な生活を強いられます。
9、スマホ依存症
スマホ依存症は、前述した「反応依存」「ソーシャル依存」「情報依存」「批判依存」がスマホを介して行われる複合的依存症です。
例えば、フェイスブックのいいね!やコメントの通知をスマホで異常に確認する人。これは反応依存、ソーシャル依存の成分を持つスマホ依存症です。
タバコが止められない人が口を揃えて言う台詞の一つに「手が余るから」という言い訳がありますが、スマホも同じことが言えるような気がします。
手が余った時に、手軽にエンターテイメント性を味わえるのがスマホです。
その他、スマホにはアプリ依存、ゲーム依存などの可能性もあります。スマホは依存のサラダボウルと言えるでしょう。
10、酒酔い依存症
アルコール依存症にも近いのですが、例えば、寝酒しないと寝付けれないというのは、酒酔い依存症でしょう。
また、酒に酔って、自分の現実感を紛らわせて、異性に電話を立て続けに行い、いつも言えない内容を告白するといったことも、酒酔い依存です。
酒に任せることは、昔から行われることですが、情報の刺激が多く、スピーディーかつ高度な時代の中で、酒酔いに頼ってしまうと、あらゆることへの忍耐力が弱くなってしまいます。
最後に
以上、今回は、人生が蝕まれる10つの依存症をご紹介してきました。今回ご紹介した依存症は、あくまでも、状況に対してフレーミングを施したものなので、正式な病名ではありません。
日々、自分自身と向き合い、依存的になっている要素を見極める機会を作ることは、よりよい人生を作っていく中で非常に大切です。
ぜひ、今回の記事も参考にして頂ければと思います。
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