緊張しない方法、あがり症が本番に強くなる方法
本記事の目次
あがり症を治したい方へ:緊張感の効用
緊張って嫌ですよね。でも、程よい緊張は集中力を高めて、パフォーマンスを引き出し、本番に強いあなたを作ってくれます。
そう、緊張感はそもそも味方なんです。あなたから緊張感を嫌いになることはありません
緊張しない人は「この緊張来た来たー!!!」と、むしろ、緊張によって楽しくなることすらしています。
あがり症の症状
緊張し過ぎると、ノルアドレナリンが活発に分泌されます。すると、自律神経の交感神経を活性化します。
交感神経が刺激されると心拍数や体温、血圧が急上昇するため、動悸や発汗、震えの症状に繋がり、「アガッている」状態になります。
ノルアドレナリンには、以下の作用があるため、冒頭で説明したように、本番で力を発揮する成功の源でもあります。
<ノルアドレナリンの働き>
・注意力や集中力を高める
・判断力、作業効率を高める
・物事のやる気・意欲を高める
・緊急時には痛覚を遮断させる
・長期記憶、学習能力を高める
・ストレス耐性を強める
・アドレナリンの分泌
人前、面接、試合、試験、スピーチ、プレゼンでも、「あがり症」は結果を引き寄せる土台になります。
声や身体が震えることがあっても、相手に緊張が悟られても、あなたが弱気になる必要はありません。まずは、緊張を必要以上に悪者にしないことが重要です。
緊張しない人、あがらない人の特徴
緊張感を良い程度にコントロールできる人にはどのような特徴があるのでしょうか?
あがり症の悩みで受診した人の年齢は、圧倒的に10代、20代が多い(なごやメンタルクリニック)、平均発症年齢は13歳(元住吉こころクリニック)
あがり症は若い世代が抱える問題であることに視点を向ければ、緊張しない人、あがらない人の特徴は自ずと見えてきますよね。
<緊張しない人、あがらない人の特徴>
・経験値が多い
・自尊心が高い
・自己肯定感が高い
・自己効力感が高い
・承認欲求が少ない
ちゃんとした大人が緊張しないのは、人生経験によって、きちんと自尊心を高め、自己肯定感を養い、「できる」自己効力感があるから、緊張を上手く料理することができます。
だから、若い世代が緊張するのは当たり前と言えば、当たり前です。経験してきたものが少なければ、1つ1つの物事の影響が大きくかけがえのないものになる分、こだわりも強くなります。
自己好感(好かれたい、理解されたい)、自己重要感(重要な存在として認められたい)、自己好感(有能であると評価されたい)にこだわり過ぎずに、いざ、勝負に挑むことこそが、良い緊張感でいられる秘訣とも言えます。
緊張しない方法、あがり症の治し方
人生において、自尊心を高めていけば、確実に「あがり症」は消えていきます。すべては、経験と自尊心と言えます。小さく経験と自尊心を積んでいけば、「緊張してるってことは、これを乗り越えれば、より強い自分が手に入るから、やってやるか」的な心持ちでいられるようになります。
<緊張しない方法、あがり症の治し方>
・肯定感の由来をその挑戦の成功だけに依存させない
・失敗しても他の項目で肯定感を得られるようにする
・普段から突発的に小さなチャレンジや勝負を課してみる
・プロセスを振り返り自分を褒める
・自分の人生を多様なルートで見い出してみる
悪い言い方で言えば、逃げ道を多くすると、緊張感は減っていきます。肯定感の由来を、緊張の対象だけにしないということです。そもそも人生の目的は何ですか?心の底からの幸福感に包まれることだとしたら、面接、試合、試験が失敗するなんて、かなり小さなことです。
大事だからこそ、思いっきり、悔いのないようにやるのが一番なんです。失敗は数年後、数か月後、もしくは数日後には大逆転することができるんです。幸福に生きる、だからこそ、緊張と向き合って、思いっきり自分らしく勝負することが一番体にはいいんです。
後がない状況には必ず後があります
たった1試合負けたら終わる<甲子園球児の緊張>と年間に140試合もある<プロ野球選手のリーグ戦の緊張>はまった種類が違います。高校球児よりもプロ野球選手のような接し方が、人生の緊張には適切です。
また、あなたは、1つの分野だけでなく、別の分野でも何かを積み上げて肯定感を得られるようにコツコツ努力してみて下さい。資格を取るだとか、人よりも詳しいとか、相手に教えられるとか、そういったものを積み上げていくと、日常の自分のイメージが高くなるため、緊張や不安に強くなります。
生きている限り、後がない状況の後にも必ず後はありますし、その後にうまく乗り切れば、失敗した跡は、糧となるエピソードと化していきます
突発的に友達や知人とミニゲームをするのも良いです。穏やかな気持ちから、いきなり真剣勝負をすることをプライベートでゲーム感覚ですることで、あがり症のリハビリになります。
結果だけを見ずにプロセスを振り返り、そのプロセスでの成長を自分で称えるのも重要です。自分の理想の人生を一本道にせずに、様々なパターンや分岐を作って、いろんな可能性を見い出しておくのも、失敗に対する恐れから来る緊張やあがり症を回避するきっかけになります。
最後に:自分が純粋無垢でいられる余裕の根源となる自尊心を育てよう
人生の「一点」のみにフォーカスし過ぎるから、緊張しやすくなってしまいます。人生は壮大なロングランです。大事なのは、日々、少しずつでもいいので、自尊心を育むことです。
この自尊心が年々着実に高まれば、過去の自分が嘘のような心の余裕を手にしています。心の余裕は、自分にこだわらずに相手へエネルギーを使える余白のようなものです。
余裕があるから、相手をきちんと見てあげることができ、相手からも感謝されます。自尊心が高まっていないと、見えるものも見えないという状況に陥る大人が非常に多いです。なりたい自分と向き合い、少しずつ、歩んでいけば、あらゆる世界との接触がポジティブになって、人生は楽しさ満天ですよ。
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