【人たらしな人の特徴】人の心を自分へ「たらたらに垂らす方法」
そもそも人たらしとは?
人たらしの意味
女たらし、男たらし、恋愛以外の職場や交友関係オールジャンルで同性異性問わずに、巧みな言葉で騙したり、甘い言葉で誘惑するのが「人たらし」です。
「人たらし」を英訳すると「smooth talker」が最適と言われていて、要は「様々な話が早い人」が人たらしです。
人たらしの妙は、本人の仕組んだ感が表に出ないことです。もしくは、作為的満開なんですが、「そう言われたら言うこと聞くしかないやん!」と相手に気持ちよくさせたい行動を起こさせる技術に長けています。
人たらしと「八方美人」の違い
八方美人とはどんな人にも良い顔をすることのことです。八方美人が必ず「人たらし」になるわけではなく、むしろ、八方美人は人から嫌われることも多くあります。
一方、人たらしは、どんな人に対してもあまりこだわりを持っていない傾向が強いです。つまり、八方向にお伺いを立てることなく、逆に嫌われても構わないとすら思っています。
自分が注いだ好意の返報性を求めているのが八方美人で、自分の行動に対して好意の見返りを求めていないのが人たらしです。
人たらしな人の特徴-人たらしのテクニック
人たらしな人は、自分が日常的かつ反射的に繰り出すやり取りが、自然に相手の心を惹きつけてしまう特徴があります。
狙っている人たらしもいるかもしれませんし、狙っていない人たらしもいるでしょう。以下、職場・恋愛・友人関係・先輩後輩関係を含めたすべての人たらしの特徴であり、そのまま人たらしになるためのテクニックになります。
<人たらしな人の特徴>
・相手をよく肯定してフラットに指摘する
・明確な自己拡大を促す独自の褒めができる
・自分の弱みや本音をサクッと開示する
・自分の強みや特別性を巧みに刷り込む
・相手と同じ土俵に立たずに強い個性を印象付ける
・特定の環境や個人に執着しない
・相手の明るい未来をイメージさえるのが上手い
・持ちつ持たれつの出し引きが絶妙
地味で目立たない存在であっても、上記のことができれば、人の心があなたに落ちていきます。それでは、人らしな人の特徴とテクニックを1つずつ掘り下げて解説していきたいと思います。
特徴1:相手をよく肯定してフラットに指摘する
人たらしは公明正大を土台に、相手を肯定することを軸にコミュニケーションをします。なので、「客観性のあるきちんとした肯定」を受けているような気分になり、関係性が心地良くなっていくわけです。
相手に否定感を募らせるようなアドバイスをするのではなく、フラットに指摘をします。事実から見える指摘を言い放つので、否定感を与えずに、相手に別の方向性を提示することができます。餌として巻いていた肯定があるので、フラットさに欠いた指摘でも、相手の感情を気持ちよく揺さぶることができます。
特徴2:明確な自己拡大を促す独自の褒めができる
相手を肯定するテクニックにも似ているのですが、人たらしは「その人の新しいポジティブな一面に気付かせる」というきっかけを沢山仕掛けます。だから、当人は「この人と一緒にいると、どんどん自分の新たな可能性が見出されていくようでワクワクする」と思うようになります。
人らしな人は、本人よりも、本人の可能性を信じている、そういった目線で物事を捉えます。だから、本人が気づかないストロングポイントを見い出すことができます。人は自分の新たな側面を聞くことが大好きなのです。
特徴3:自分の弱みや本音をサクッと開示する
人たらしの人たらしたる所以は、感情の揺さぶりです。他人よりも感情を揺さぶるから、自分が特別な存在になります。そのためには、まず、自分が弱いや本音を開示することが大事です。
しかも、サクッと開示するため、「この人なら自分もサクッと本音言っちゃていいかもな」と思ってもらえるわけです。「ぶっちゃけ」を自然に引き出すと、自己開示がどんどん促されていきます。
特徴4:自分の強みや特別性を巧みに刷り込む
自分が高い評価を受けていると、相手を褒めたり、指摘をたり、弱みや本音を零したりした時の威力が抜群に大きくなります。自分の強み、他人とは違って提示できる特別性を相手にきちんと理解させれば、相手は良い方向に受け取りやすくなります。
なるべく出会って、早い段階で、強みや特別性を刷り込むと初頭効果とハロー効果を得られます。初頭効果は「第一印象で感じたイメージで決めてしまう心理効果」で、ハロー効果は「目立った特徴に引きずられて、他の要素については評価が歪められてしまう心理効果」です。強みや特別性で印象が操作されるということです。
特徴5:相手と同じ土俵に立たずに強い個性を印象付ける
人たらしの人は、相手に競争意識を芽生えさせません。相手が明確に「私と君は違う土俵の人間だ」と思わせるのです。だから、相手は敵対心を持つことなく、好意的にあなたの情報や主張を感受していくのです。
自分とは違う世界の強い個性の人って、自分にはないモノを持っていて、かといって、比較して競争すべき相手だという意識も芽生えません。
人たらしの人は、うまく相手の競争心・敵対心・比較心を消して、自身の個性で相手を魅了するのです。
特徴6:特定の環境や個人に執着しない
人たらしは執着心がありません。孤高を楽しむのが上手い、孤独と向き合っているため、相手のケアが上手いんです。執着せずにどうせ一人でも楽しめるので、人がいる環境は人の事を優先うすることができます。
執着しない心の余裕が、周りから「今のうちに囲っておきたい」と思われるようになり、相手をたらしていくことに繋がっていきます。
特徴7:相手の明るい未来をイメージさせるのが上手い
人たらしは、コーチング的なニュアンスを自然に入れ込みます。質問によって、相手の未来像を明るく引き出すのです。また、相手へ提案する相手の明るい未来像に、相手が妙に納得させられたりします。
人生の分岐点だったり、自分に思考を再調整しかったり、定期的に連絡を取りたいような相手になり、仕事や恋愛でも、自然に相手と関係が深まっていくわけです。
特徴8:持ちつ持たれつの出し引きが絶妙
人たらしはワガママをきちんとオーダーします。しかも、ワガママをオーダーする前に、きちんと相手のワガママに答えているため、ワガママをガツンと入れ込んで、相手とより深い関係を手にするわけです。
持ちつ持たれつというのは、「相手が自分のことを理解して、そして、自分も相手のことをちゃんと理解してもらう」というパートナーシップのシンプルで一番威力のあるやり取りです。
人たらしに関するよくある疑問
疑問1:人たらしはスピリチュアル?
自分で狙って人たらしになっていない無意識系人たらしは、精神性が高いので、スピリチュアル的な凄みを感じるかもしれません。しかし、それを決して精霊ではなく、外見にぴったりなオープンマインドだったり、話す内容に即した好感度の高い口調やトーンだったり、細かいものが組み合わさった力です。
その結果、様々な相手からオファーや後押しを貰えるような引き寄せを得ることができているのです。
疑問2:人たらしは魔性なの?
基本的に人間関係って「私は今からあなたを好きにさせます!」って相手に宣言して好意を獲得しにいかないですよね。だからこそ、短時間で他人よりも圧倒的に好かれる人に対して「なんだか私、この人に惑わされている!」という魔性を感じるわけです。
なので、恋愛や職場関係を含めて、人たらしの女性も、人たらしの男性も、基本的には魔性です。
人たらしは、執着心がないため、基本的に少しでも好意レベルを抱いてしまうと、人たらしを好きになった側が「追う立場」になりがちです。マイペースな人たらしのペースに対してハイペースに接してしまうため、「何か私って知らないうちにのめり込んでいる」とった感覚になるわけです。
疑問3:天然人たらし女って何なの?
計算高いのか、もしくは半無意識的なのか、それは人たらし女性によってマチマチです。一つ言えることは、天然人たらし女は、自身を大きく改善することを強いられていずに済んでいるということです。
同性よりも異性(男性)に好かれることが承認欲求を満たす重要なファクターになる場合、男性の好みに全振りすることができます。同性から見たら分かりやすい戦略でも、男性からすれば、「自分たちのツボだけを気持ちよく押してくれて好きになる」ということが起こります。
疑問4:人たらしの芸能人って?
自分らしい姿勢で大御所から後輩までを取り囲むようなタレントや俳優(女優)をチョイスすると、以下のような方々が人たらしだと言えます。
<人たらしの芸能人>
・とんねるず
・ヒロミ
・綾野剛
・大泉洋
・綾瀬はるか
・おぎやはぎ
・所ジョージ
・有吉弘行
・関根勤
・優香
・菅野美穂
特に芸能界を10年休んだ理由を末に、すぐに復帰を果たし様々な番組で活躍できているヒロミさんは、人たらしだと言えます。
疑問5:人たらしって怖い?
人たらしは自分で意識せずに相手へ強く依存するタイプも存在します。悪気なく女性のヒモになる男性は、女性の財産を食いつぶす意味では怖い存在と言えます。
女性の世界では、人たらしな戦略でのし上がるタイプは嫌われる傾向にあり、同性のことを「怖い存在」とより強く認知するでしょう。
人たらしが怖い特長となるかどうかは、その人たらしを使って相手へどのような影響を与えるかで大きく変わってきます。
先ほど例に挙げた芸能人のように、人たらしが他の才能を掛け算になれば、多くの人から支持を得るとてもキラキラした存在になっていきます。
最後に:人たらしは「人生たらし」である
人たらしは誰にでもなれる
以上、人たらしについて掘り下げて解説してきました。人たらしとは言わば、人から好かれる構造に則ったマインドやコミュニケーションスキルやオーラを持っているということが理解できたかと思います。
無意識的な人、天然な人が「人たらし」になりやすいのは、オープンで、フラットで、気にしないマインドが、相手に好かれやすい構造に寄り添っているからです。
要は相手の評価をいちいち気にしているようでは、人たらしになることはできません。相手からどう思われているかを計測できても、評価に執着しない態度があるからこそ、相手も本音や好意を返報してくれるのです。
人たらしとは心の余白を相手に注ぐこと
自分が相手に提供できるモノが増えれば、自然と人たらしの能力は高まります。スキルを身に付けて自尊心を高めて、マインドも作り上げる、このマインドとスキルをセットに高めることが、人たらしの基本です。
マインドとスキルが高まれば、心の余白が大きくなるので、判断力をキレキレになります。相手が普段接する人の特徴から、自分が相手に喜ばれる行動や自分が特別だと思われるためのアプローチが明確に分かるため、人を簡単にたらしていくことができます。
心の余裕が増えれば増えるほど、相手の幸せと自分の幸せを一致させることができるため、人をたらそうなんて思わなくても、その環境に一生懸命対峙するだけで、人が勝手にたれていくのです。
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