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さて、記事やブログを上手に締めくくる文章術をお伝えしたいと思います。

・ブログ最後の一言
・記事まとめの書き方
・感想のまとめ方
・メルマガ締めの言葉

締め方・まとめ方に戸惑ってしまうのは、法則やテクニックを理解していないからです。この記事を通して、まとめ方や締め方を一気にマスターしていきましょう!

本記事の目次

良い締め方・まとめ方とは

印象を高める締め方・まとめ方の法則

文字通り「ピシッと締まる」「分かりやすくまとまる」のがブログや記事の良い終わり方です。「ピシッと締まる」「分かりやすくまとまる」と読み手が感じる時は、以下の要素が含まれています。

<良い締め方の法則・コツ>
・リズミカルである
・端的に全体を振り返っている
・提案を念押ししている
・読み手の未来をイメージさせている
・自分の想いを伝えている
・読み手の感情を揺らしている
・余韻を与えている

1つのブログや記事に上記の法則が3~4つ含まれていれば、そのブログや記事の締め方は、確実に良いものになっています。

締めを匂わせたら、ブログや記事を終わらせるまで、リズミカルに展開する必要があります。端的に全体を振り返ることで、「あっ、もうこの記事は終わるんだ」と読者が終わりを覚悟してくれます。

その後、①提案を再度強調する、②読み手の未来をイメージさせる、②自分の想いを伝える、④感情を揺さぶるダークな発言する、といったような文章を添えれば、「しっかり読んだような」読後感を噛みしめてくれます。

文章例を組み合わせるだけで、多様な締めが完成!

これから紹介する文章例は「短いフレーズ」に小分けしています。そして、各文章例のフレーズを好きなように組み合わせれば、自然に良い締め・まとめが完成します。

テンプレとしてそのまま使えるので、非常に便利です。

それでは、「締めの文章例」をしっかり見ていきましょう!

文章例1:以上+いかがだったでしょうか?

ポイント:執筆が面倒な時は、まずこの文言を挿入すべし!

<文章例1-1>
以上、知っておきたい朝起きれない原因と対策について分かりやすくお伝えしてきました。

<文章例1-2>
以上、乳酸菌に期待できる効果について、なるべくわかりやすく解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

締めの最もベーシックなテンプレです。何も考えたくないなら、まず、「以上、●●についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?」と、書き始めることを強くオススメします。

正直、ブログや記事の締めに時間を奪われるのはもったいないんです。とりあえず、文章全体を即座に書き切って、その後に修正を加えた方が、文章の質も高まります。

このベーシックを使って、スピーディーに締めを書けるようになれば、様々な応用も身に付きます。

文章例2:◆◆な方は、ぜひ、■■してみて下さい。

ポイント:ターゲットを明確にしたうえで、提言・提案を添える

<文章例2-1>
今、上手くいかない、受からない、そんな状況を感じているあなたは、むしろ、チャンスです。長い目で、徐々に、転職に取り組んでみてください。

<文章例2-2>
SEOやコンテンツマーケティングに力を入れているけれど、思っているよりも収益が伸びていかない、という方は、ぜひ「グロースハック」の視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。今回紹介した5つのポイントの中で一つでも活用できそうなものがあれば、ぜひ実践してみてください。

記事の一番終わりで、どんな方に、どんな事をして欲しいのかをキャッチ―に提言します。このことで、記事が「未来に役に立つもの」であることを意識づけできます。

文章例3:今回の記事を読むまでは、■■だったという方も多いのではないでしょうか?

ポイント:読む前の心情や状況を再確認させる

<文章例3-1>
今回の記事に触れるまでは、腸内環境が、これほどまでに多様な健康の土台になっていたことを知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

<文章例3-2>
今回の記事を見るまでは、「ネガティブな自分の性格は絶対に変えるべきだ」と強く思っていた学生も多いのではないでしょか?

ブログの締めのどこかに挟む定番の文章テンプレです。読者の記事に触れる前の心情や状況を示すことで、読後の変化を比較させる効果があります。

文章例4:■■かもしれませんが、できることから◆◆していきましょう。

ポイント:読者の本心をケアしながら変化を促す

<文章例4-1>
綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、綺麗事の積み重ねにいかに素直になれるか、それが大きな成長に繋がるのです。いきなりすべてにトライすることは難しいかもしれませんが、できることから、チャンレンジしていきましょう。

<文章例4-2>
憲法改正や法律の問題もそうですが、なかなか一足飛びには進まないにしても、できるところから少しずつでも確実に変えていきましょう。

柔らかい物言いで締めることができます。現実的な捉え方をしつつも、前を向いていこうとする意志を伝えます。「■■かもしれませんが」の部分が読者の本心を代弁する内容にしましょう。

文章例5:きっと、■■なはずだから。

ポイント:「きっと」を使ってポジティブな展開を予測しよう

<文章例5-1>
プレゼンテーションの能力は、ビジネスのみならず、プライベートな関係も良好にしてくれます。人生は人と人とのコミュニケーションが土台です。自分の魅力をキャッチ―に伝えることに日々向き合ってみて下さい。きっと、あなたの魅力が多くの人に伝わるはずだから。

<文章例5-2>
そんな私と同い年の鈴木さんは、落ち着いていて、芯が通っていて、「ワクワクすること」と「直感」をとことん信じている、ステキな女性でした。私も、次に何か選択するときには、自分の直感を信じてあげよう。自分を信じて決めた選択は、きっと私をいい方向へと導いてくれるはずだから。

「きっと」という言葉は程よく温かみがありますよね。「きっと」に対して、ポジティブな展開を予測する内容で結べば、読後感もしっとりします。

文章例6:つまり、A。+B。

ポイント:Bを強めの発言にすること

<文章例6-1>
つまりマーケティング戦略の考え方を使えば、「あなたという商品」の価値を高めることができる。あなたに商品力さえあれば、ユーチューバーになれなくても、別の分野で必ず成功できるはずだ。

<文章例6-2>
つまり、企業に求められるような人材でない限りは、何社受けても絶対に採用されないということだ。「人手不足」のニュースを見聞きして、「今こそ転職のチャンス」などと思ってはいけない。

「つまり」という言葉は「総括の始まり」を雰囲気付けます。何かを総括した後に、強め一文を添えることで、さらに締まりが強くなります。

文章例7:これぞ、本当の(真の)■■だと言える。

ポイント:本質的な再定義で締めくくる

<文章例7-1>
自分自身のカラーに生徒を染めるのではなく、生徒が今持っている人間的色合いを把握し、生徒一人ひとりに合わせて指導の色を変える。これぞまさに、「本当の教育者」だと言えるのではないだろうか。

<文章例7-2>
知見とスキルを多動させ、1つの職業に収まらない作り手自身が、面倒なのでクリエイターという大枠で職業を名乗ったり、周りの人がその人を1つの職種に定義できないので、クリエイターと呼んだりする、そういう人こそ「真のクリエイター」だと言えます。

最後に真理や核心に迫ると、「締めらしさ」が醸し出されます。本当の■■とは、真の■■とは、何かをキャッチーに定義づけると良いでしょう。

最高の■■、時代に求められる■■、これからの■■、私たちにとって最適な■■など、本質的な再定義で締めくくるパターンはたくさん作り出せるでしょう。

文章例8:もしも、■■なら、幸いです。

ポイント:自分の執筆意図を伝えることができる

<文章例8-1>
この記事を通して、趣味を仕事にしたい人たちの、刺激や活力や発見に繋がり、成功を後押しできれば、幸いです。

<文章例8-2>
スタンディングワークに慣れてしまえば、よりあなたは最強になっていきます。自分のより発展的な未来を作るために、必要に応じて、ステンディングワークと、今回提示した独自の応用法を参考にして頂けたら、幸いです。

「もしも、読者がこの記事を通して、■■になれば、幸いです」という自分の執筆意図を伝えて、締める手法です。単に語尾に「幸いです」と添えるだけで、サクッと締めることができます。

文章例9:われわれは、■■べきかもしれません。

ポイント:社会全体など、事を壮大的に指摘する

<文章例9-1>
政治を政治家だけの活動に委ねるのではなく、私たち日本人はもっと当事者意識を持つべきなのかもしれません。

<文章例9-2>
光秀の悲劇は、現代でも形を変えて起こりうるものです。われわれは、先人の知恵・言動に学ぶべきかもしれません。

危機感を強め、ピリッと締める際に使えます。「私たち日本人は…」「宇宙船地球号の乗組員の一員として 」「アジア人として…」など、グローバルで壮大なテーマにフィットします。

文章例10:時代を絡める

ポイント:時代の変化や流れを提示し、読者の感情を揺さぶる

<文章例10-1>
長期的に最良の解決策は、クラス分けを廃止し、全ての席に十分な空間を設けることだ。しかし、そうなるまでには何年もかかる。そのころには、空の旅はもはや時代遅れになっているだろう。

<文章例10-2>
令和時代、就職氷河期世代が40代、50代と年を重ね、大きな社会問題になるのは確実だ。

時代の流れを切り口にして、記事やブログを締める手法があります。「書き出し」で時代のトレンドを扱っていれば、「締め」は内容を踏まえた未来予測をするのも良いでしょう。

全体の内容を踏まえて、「これから」を語ると、読者は様々なイマジネーションを持つことができます。これから訪れるであろう未来についてワクワクしたり、危機を感じたり、感情を揺さぶることに力を入れましょう。

最後に:一番最初に「締め」から書いてみよう

「書き出し」と「締め」を先に作れば、記事執筆のスピードが格段にアップする

以上、ブログや記事の「締めくくり」の執筆ノウハウをお伝えしてきました。

最後に、皆さんに提言したいことがあります。それは、ブログを書く際に、「書き出し」と「締め」の二つから、書き始めるという手法です。

「締め」を先に書いちゃうんです。「書き出し」と「締め」を先に書けば、記事全体を書くプレッシャーが下がります。「あっ、なんか全部書くのそんな苦じゃないかもな」と思えてきます。脳科学的言えば、「自律性(コントロール感)が高まる」ことにより、ドーパミンが分泌されます。

すると、書くことが楽しくなり、ハイモチベーションで執筆することができます。私自身も、執筆の気が向かない時に使っているテクニックです。やる気がない時ほど、この手法はオススメです。

だからこそ、今回の「締め方」「まとめ方」をテンプレ化すると、執筆のスランプがより少なくなっていきます。

ぜひ、今回のノウハウをふんだんに利用して、文章執筆力を磨いていって下さい。

サイト著者について

*

Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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福岡と東京で
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