福岡移住の超メリット:福岡で稼ぐクリエイターが徹底解説!
福岡はワークライフバランス、はたまた、ワークライフインテグレーションに優れた土地です。私自身、福岡で会社員、フリーランス、法人化と経て、福岡でクリエイターとして稼ぎ続けています。
法人化した2015年には福岡だけでなく、東京都国立市にも拠点を置いてましたが、2017年からまた福岡市のみで活動しております。また、福岡市内の引っ越しも結構頻繁にしています。
・福岡市博多区美野島
・福岡市中央区薬院
・福岡市博多区山王
・福岡市東区香椎照葉」
福岡に移住するのは絶大なメリットと同時に、移住前の下見ではなかなか可視できない重大な落とし穴があります。「住めば都」という言葉がありますが、重大な落とし穴を見誤ると、住んでも都になりません。その結果、以下のようなキーワードが散見されるようになります。
「福岡 移住 後悔」
「福岡 移住 失敗」
そこで、今回は、福岡で活動し続ける自分が、福岡移住の「超」メリットな部分と、「重大な」デメリットとなり得る部分を分かりやすく解説していきます。
本記事では、他メディアの記事でよく言われる「食べ物最高!!」みたいなことは端折って、大事なポイントだけを詳説していきます。
加えて、法人税が安いこともよく言われるので先にお伝えしておきます。『福岡市グローバル創業・雇用創出特区の推進に関する条例』が成立し、平成29年度より「スタートアップ法人減税」が設置されています。法人市民税の法人税割を全額免除され、株式会社を作る方だけでなく、個人事業主の方は合同会社を作ることで、より減税対策ができるようになります。
それでは、本題に入っていきましょう!
福岡移住のメリット
メリット1:家賃が安すぎる
まず、家賃は驚くほどに安いです。そして、天神・博多・薬院・祇園ななどの地区を選べば、死ぬほど東京へのアクセスも良いです。私は「東比恵駅」徒歩10分内の場所に住んでいますが、東比恵駅は空港から1駅、博多駅から1駅、2LDKで家賃は9万円ジャストです。
ちなみに、私は福岡市内を3回引っ越していますが、1R(ワンルーム)で博多駅徒歩10分で家賃3.2千円のところに住んだこともあります。部屋は綺麗で、風呂トイレ別です。
なので、クライアントがほとんど東京という状態で、拠点が福岡というスタイルが円滑に進みました。
落とし穴として言えるのは、
移住前が社宅で家賃掛かってないなら、後の物価はそんな変わらないと思いますよ
ということです。
確かに福岡は物価が安いです。政令市及び東京都区部、相模原市の20大都市の中でもトップです(『小売物価統計調査(構造編)』総務省)。
でも、その辺は微々たる差で、引っ越しで遠方から一気に費用が掛かるなら、その費用をスキルアップや別のリスク回避に充てて、さらに資金を増やしてから、それでも福岡に来たいなら来るという選択もありですよ。
メリット2:出張がラク過ぎる
地下鉄空港線のおかげで、福岡市内のあらゆる場所で「空港から自宅にスムーズに行き来できる」交通網が整っています。東京から空港で帰ってきて、福岡空港に付けば、あとは地下鉄で、博多まで2駅、天神まで5駅です。
メリット3:男性なら超絶モテる
福岡は美人・可愛い子がめちゃくちゃ多いです。そして、九州男児気質に揉まれているがゆえに、性格も素敵な女性が多いです。福岡に来た時に、
「福岡に来て彼女が出来なかったら、それは男として終わってるってこと」
と言われて当時は意味が分かりませんでしたが、今は身に染みるほど分かります。「福岡に来たら」の「福岡」は厳密には福岡市です。
ダイヤモンドオンライン集計「女性の多い市区町村」(集計対象は人口5万人以上、764市区町村)によると、福岡市中央区は日本一女性比率が多く、特に若い女性が圧倒的に多いことが分かっています。
福岡市中央区は、特に女性の比率が高くなるのは20歳代で、ピークは23歳
人気の移住地「糸島」から、天神の恋活・婚活パーティーや相席居酒屋・相席ラウンジに通うという選択も取れます。
生粋の九州男児は女性の内面をフォーカス&エスコートする柔軟性を持っていない方も多く、普通にモテやすいですよ。だた、女性側も九州男児慣れしているので、ジェントルマンと男性らしさを出し引きできると、かなりアツいです。いずれにしても、出会った女性の本質を捉えようという姿勢があれば、モテまくると思います。
メリット4:コミュニティビジネスが展開しやすい
福岡は人が集うことを好む住民性が高いです。そのため、コミュニティビジネスをする人にとっては福岡はとても良い土地だと言えます。
福岡は都会で交通の便が良く、集いやすい住民性のためか、ネットワークビジネスも盛んです。福岡の株式会社アシュランは、かの有名な日本アムウェイを抑えネットワークビジネス化粧品第1位を獲得したこともあります。
ネットワークはトップダウン型のコミュニティが多いかもしれませんが、トップの個性や主張が少なく、全員が対等なコミュニティが福岡にはフィットすると感じています。
メリット5:起業風土が整っている
福岡市の開業率は7.0%(福岡アジア都市研究所調べ)と全国21主要都市の中で最も高く、フリーランスや個人経営者が起業しやすい風土があります。フリーランスや個人経営者が多いので、交流を盛んに計ることができます。
また、官民共同スタートアップ支援施設FUKUOKA growth nextなどの創業支援も充実しています。
メリット6:国内外にバランスよくビジネスを展開できる
経営者やフリーランスが長期的に稼ぐ続けるためには、国内のニーズと国外のニーズにバランスよく答えていくことがとても重要になっています。
福岡はアジアの玄関口で、インバウンド向け事業を追加するには、とても良い土地です。国外向けにオンラインサービスで完結させるとしても、実際にアジアを含めた海外の人の生の声を聞くことで、よりサービスを向上させることができます。
メリット7:接待に困ることがない
私の場合は、自分が東京に行かずに、東京のクライアントが福岡に呼ぶという形が多くなってきているので、クライアントと夜の食事をすることがあります。
福岡の飲食店は美味しい店が多く、あまり悩まずにお店を決めることができます。そして、実際にクライアントに喜んでもらうことができています。
福岡移住のデメリット
デメリット1:「クオリティ」より「コミュニティ」
さて、次はデメリットですが、東京でバリバリやってた人が陥りがちな落とし穴をご紹介します。
福岡というのは、非常に商店街気質な住民性です。ザ・飲みにケーション大国とでも言いましょうか、とにかくコミュニティを大事にします。タレントですらキャスティングが飲み会で決まります。
「突き抜けたクオリティがあれば、飯が食えるという保証が福岡にはない」
むしろ、バリバリやったら引かれるかもしれません。実際に自分も福岡の業界のコミュニティの場所にはまったく顔を出さずに、独自の人脈を築いていっています。逆に言えば、コミュニティを楽しみながら、適度に仕事をしたいというのであれば、福岡の気質が合います。
デメリット2:閉鎖的で没個性的
東京の縮小版みたいな捉え方をして、「東京から満を持してやってきたぜ!」的なノリだと、ソリもウマも合わずに、ゲームオーバーしかねません。
凄い奴よりも親しみのある方が、福岡人は好きな傾向があります。「みんなで一緒に楽しく」に重きを置きます。現に、福岡には優れたパフォーマーが沢山存在しますが、彼らが番組を持つことはありません。
福岡人にとっては、個性のない普通のタレントが、お店を紹介するようなザ・ローカルな内容がいいんです。「新しく凄い価値を吸収したい」というより「まず自分たちが楽しめるものを吸収したい」といった感じです。
福岡県民の持つ閉鎖性や同調性を逆手にネットワーク商売が盛んだとも言われています。福岡の株式会社アシュランがネットワークビジネス化粧品第1位を獲得したこともあります。
実際、私もミス福岡を取ったことのある女性から、ネットワーク商売のアポを受けたことがあります。別の代のミス福岡に怪しいから、問い正したところ「あの子はやってる」とのことでした(笑)
デメリット3:平社員・県内ランサーは低給料
2017年総務省発表の資料より全国1741市区町村の所得を見てみましょう。
<市区町村年収ランキング>
1位 東京都港区:1115万円
6位 兵庫県芦屋市:610万円
10位 神奈川県二宮町:535万円
19位 千葉県浦安市:454万円
33位 大阪府箕面市:422万円
141位 福岡県福岡市:345万円
となっています。経営者が稼ぐ金額など、中央値を大きくはみ出す人がいることを考えると、この金額は非常に低いと言えます。
また、2017年に厚生労働省より発表された「賃金構造基本統計調査」をもとに各都道府県別の年収は以下のようになっています。
<都道府県別年収ランキング>
1位 東京都 615万5600円
2位 愛知県 539万8600円
3位 神奈川県 531万9000円
4位 大阪府 528万2800円
5位 京都府 498万7200円
6位 三重県 491万1400円
7位 茨城県 488万8900円
8位 広島県 486万6100円
9位 千葉県 486万2800円
20位 福岡県 450万1700円
福岡市の平均年収を福岡県の平均年収が超えているので、北九州工業地帯にある大手企業の支店や子会社の給料が高いのかもしれません。平社員や県内の案件だけを受注するフリーランサーは厳しめと言えるかもしれません。
デメリット4:集客の難しさは東京の10倍
セミナーやイベントで稼ごうと思っている方は、この点もよく言われる部分です。
コンサートやライブのイベンターから士業や講演家の方々まで、口を揃えて
「福岡で100人集められたら、東京で1000人呼べる」
と言っています。これは集客経験のある方々の比喩的表現ですが、集客は難しいと思っておくと良いでしょう。
逆に単価が高く、クライアントも少なくて済むような仕事は影響が少ないかもしれませんし、Webツールでコミュニケーションするようなサービスは全国の方をターゲットにできるため、福岡に限らず、いろんな地方の移住が楽しめると言えます。
デメリット5:女性は恋愛が超激戦区
バリキャリは相性があまり良くないことを感じる機会が多いかもしれません。また、都会から移住する女性は、福岡の男性をそんなに素敵だと思えないかもしれません。
まぁ、恋愛も自尊心を高めて、自分に余裕を持つことができれば、相手の良さを見い出して好きになれる余地も増えるので、結局は自分次第みたいなところもありますが…
ただし、若い女性が余っているという現状は、ライバルが多いことを意味します。
デメリット6:ぜんぜんセリーグの中継がない
DAZNに入れば済む話なんですが、ホークスの中継ばっかりやってます(笑)ホークス好きな方はおススメです。CMもホークスの選手が沢山出てますよ。ホークスの方の個性のあるスパイシーな演技が見られます。
最後に:福岡移住は大いにアリ
マンスリーマンションでロングステイを経験しよう
福岡移住のメリットとデメリットを独自の観点からお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?起業・独立・法人化を考えているのであれば、マンスリーマンションなどを借りて、ロングステイをすることをお勧めします。
また、住民性や県民性とのマッチングを確かめるために、ビジネス交流会やイベントに出て、福岡県民と様々な話をするのも良いでしょう。対人関係がサービス力や商品力に大きく関わる仕事をするなら、テスト交流はしておくべきです。
移住テストの目的でロングステイし、友達や知人が増えれば、移住に背中が自然に押されていくでしょう。
どこに住んでも通用するビジネスパーソンになろう
私は昨年からWebメディアに力を入れて、不労収入を増やし続けているため、毎年、受注を減らすことができています。なので、場所を問いません。海外でも構いませんし、沖縄でも北海道でも構いません。
移住も大事ですが、総合的に心身のストレスを減らすような体制を作ることが今の時代はとても大事だと思います。サラリーマンの方は、企業内の活動を強いられているイメージがあるかもしれませんが、実際は個人事業主やフリーランサーの方が、その日暮らしにアップアップしているイメージがあります。
だから、毎月会社からお金を貰えて、それでいて、そこまでブラックな労働環境じゃないのなら、空き時間を使って、ボーダレスな食い扶持を作ると、とてもいいと思います。
以上、本サイトから見た福岡移住のメリットとデメリットです。その他、聞きたいことがありましたら、直接ご連絡下さい(笑)
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2020年3月16日
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