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  • 2014年LINEスタンプ第2位!10万ダウンロード突破しました!

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LINEスタンプが10万ダウンロード!クリエイター谷洋二郎の軌跡!

ramunemika  2014年11月12日

2014年、LINEスタンプ『爆笑ピクト』が10万ダウンロードを突破

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2014年5月8日、谷洋二郎はLINE Creators Marketのオープンと同時にLINEスタンプ『爆笑ピクト』をリリース。クリエイターズスタンプ人気ランキング最高2位、累計10万ダウンロードを突破。

2014年を象徴するスタンプを決めるLINE Creators Stamp Award 2014にノミネートされた。

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LINEスタンプにおけるヒットという実績は、谷洋二郎にとって、数字的な意味においては、今までのベストであると言えるだろう。彼の過去のキャリアにおいて、「10万」という数のコンテンツを購入してもらった経験はないからだ。

ただし、本人にとっての一番印象的なキャリアはLINEスタンプのヒットではない。それは、2012年に起こった森永製菓のお菓子の景品としてミニストップ全国2200店舗での『爆笑ピクト』タイアップキャンペーンだ。

森永製菓とミニストップのタイアップが実現

そもそも『爆笑ピクト』というコンテンツは2010年に、アメブロを使って配信されていた。正式名称は『爆笑ピクト-5秒で読めるおもしろ雑貨的イラスト』。

ロフトやビレッジバンガードなどの雑貨屋にある面白シールを見ていたとき、自分の方がより尖ってインパクトのあるネタを作れると思ったのがキッカケだという。LINEスタンプの中身からは「爆笑」が感じられないのに、スタンプ名が『爆笑ピクト』だったのは、そもそもブランド名として『爆笑ピクト』が存在していたからである。

アメブロは始めた当初は、『下ネタピクト』というタイトルで行っていた。下ネタを多用したせいで、アメブロからペナルティを受けたため、仕方なく『爆笑ピクト』に改名。まだ会社員のWebデザイナーだった谷が何も考えずに付けた名前だった。

今考えれば、爆笑というよりは、クスッとさせるような小さな笑いを重ねていくコンテンツだろうから、ピクトに対して、「爆笑」という枕詞は不適切。谷自身、『爆笑ピクト』がここまで長生きするコンテンツだとは思っていなかった。

目標は書籍化。ブログを見た出版社からオファーが!

2010年のアメブロと言えば、読者登録にメッセージを添えることができていた時期。『爆笑ピクト』を日に日に「ファンになりました!」などの声をもらえるようになり、読者も100人、200人、300人と増え、1000人を超えるまでになった。

そんな中、2011年1月、アメブロに付けていたお問い合わせフォームから書籍化オファーの連絡がやってきた。

谷は連絡をくれた編集者が担当している書籍を読み、感想を送るなど、連絡を頻繁に取り、出版の話を深めていく。そこで、ある1つの問題が浮き彫りになる。

パロディ、ブラックジョーク、下ネタなどは、排除した構成を強いられたということだ。もちろん、商業出版、その会社も他の会社との付き合いがある以上、なんでもO.Kということにはいかない。

そもそも『爆笑ピクト』は尖ってインパクトのあるネタを目指していた。パロディ、ブラックジョーク、下ネタは、尖りとインパクトを与える重要な要素だ。
谷は出版の話を断ることにした。

より自由な本が出せる出版社が来るのを待つことにした。

会社がエロアフィリエイト事業に注力!その瞬間に退職を決意

2010年に福岡でWebシステム開発会社でWebデザイナーとして働き始めた谷は、仕事と独学に追われ、福岡に来て友達をまったく増やすことができなかった。そうした反省点もあり、2011年になると、異業種交流会に週3~4回出席し、知り合いを増やすという活動を始めた。

意外だったのが、そこで多くの転職の誘いを受けたということだ。Web制作会社の経営者から、「ウチに来てほしい」と、当時勤めていた開発会社の給料の2倍を提示されたこともあった。

想定しない人脈なども作れていき、2011年3月、谷はWebシステム開発会社を退職。理由はエロアフィリエイト事業に力を入れていくため、デザインにこだわらず、量をとにかく作るという仕事に変化したためだ。

転職の誘いがあった会社に辞めたことを報告すると、谷は「とりあえずフリーランスでやったら?」と提案された。独立・起業という考えは、谷の人生にとってまったくの想定外だったが、とりあえず、やるだけやることにした。

失敗したら、転職を誘った企業が雇ってくれるという約束もあった。

自分で出版社を作るという考えに至る

そして、独立し、最初の1年は「アメブロカスタマイズ」の仕事を行った。仕事をしながら、出版関係者とのつながりもでき、そうした中で、やはり、出版社から自分の実現したい『爆笑ピクト』をリリースすることは難しいように感じた。

そこで、ある1つの結論に達した。自分で出版社を作り、自分の出版社から本を商業出版する。

一人で装丁、デザイン、構成、イラスト、文章、編集、プロモーションなどを行う。『爆笑ピクト』の奥付を見ると、クリエイターとしての谷の幅広さを感じることができるだろう。

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そうやって、2011年9月29日『爆笑ピクト-5秒で読めるおもしろ雑貨的イラスト』は販売。2011年に書籍のプロモーションを終了し、2012年はフリーのWebデザイナーとして新たな活動を行っていた。

すると、2012年の2月、まだ眠っている朝方に電話が鳴り、手に取ってみると「ブログの爆笑ピクトをシールに使いたいのですが、そういうことは出来ますか?」ということだった。

谷のポリシーとして、個人の楽しむ範囲で勝手にシールにする分には構わなかった。

ただ、そこは会社としてシールを作りたいとのことだった。電話をしていた者が、資料をメールアドレスに送ったというので、寝起きの状態でパソコンを開き、添付資料を確認。

すると、「『爆走ピクト』タイアップキャンペーン企画。対象商品:森永製菓のお菓子、実施店舗:ミニストップ2200店舗」という文字が目に飛び込んできた。
紆余曲折あったが、2012年5月の1ヶ月間、無事タイアップキャンペーンを行うことができた。

全国のコンビニに自分のブランドであるコンテンツが並ぶ。しかも、コンビニのタイアップと言えば、AKB、ジャニーズ、ワンピースなど、有名どころばかり。
ノーブランドのタイアップというのは、非常に珍しかった。

この経験は様々な境遇を含め、クリエイターの谷洋二郎にとっては、とても刺激的なものとなった。

そして、これからのクリエイティブ

2015年の活動は、自社メディアの発信力を上げること。さらには、キャラクターをWeb上で育てること。より多くの人に、より面白いモノを届けるために、Webデザイナーとしてのスキルとノウハウを、クリエイターとして動く領域でフル活用していく。

そして、谷自身は、そのすべての工程を一人で行っていく。多くの人がチームでやるようなことを、一人で行っていく。だから、成功の可能性が低くなり、成功のペースも遅くなる。

それでも、一人で行いフィードバックがあったときの喜びはたまらない。限界を知りながらも、一人で行う力を磨き続けることで、これからまずます独特なクリエイター像を提供してくれることだろう。

サイト著者について

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Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

LINEスタンプ
10万DL
人気2位
LINE Award
ノミネート
ヴィレバン
全国グッズ化
森永製菓
ミニストップ
コラボ多数
面白ネタ本
絵本詩集
ビジネス書等
多ジャンルの
書籍を出版
株式会社設立
代表取締役に
個人事務所
一人きりで
日々奮闘中
仕事・職業は
Web制作
著者
ライター
クリエイター
出身は宮崎
大学は長崎
熊本を経由し
福岡と東京で
主に活動

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