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高学歴は立派なビジネスポテンシャルです。ですから、高学歴であれば、本来は「仕事ができる人材」になることができます。

しかし、この世には、高学歴なのに仕事ができない自分に悩んでいるビジネスパーソンが数多く存在します。

「高学歴 仕事できない つらい」
「高学歴 仕事 続かない」
「高学歴 仕事できない 病気」
「高学歴 仕事できない なぜ」

そこで今回、やる気なしサラリーマンを経て会社経営者として稼ぎ続けている私が、「高学歴なのに仕事ができない」を徹底して掘り下げていきます。

谷洋二郎(たにようじろう)
クリエイター。ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Kindleで自ら電子書籍を出版し、フリー素材を組み合わせて作った『目の保養本』はAmazon新着総合1位を獲得。運営サイト「超モテ男術」は月間約30万PV、自身やメンバーが研究した恋愛ノウハウをメディア化、教材や雑誌にも展開。最近は、経営者向けにクローズドで開始した「一日して欲しいことをひたすらする」という「経営者相棒サービス」が好評。

そして、最終的には、高学歴で仕事ができない現状に悩む皆さんの未来が輝くように、「仕事ができる高学歴に成り上がる方法」を提示していきたいと思います。

高学歴はビジネス面で無能ではありません。高学歴を「ビジネス有能」へ昇華させられていないだけです。さぁ、学んで積み上げてきたものを、仕事の世界でも、思いっきり発揮できるようになりましょう!

では、さっそく本題へ入っていきたいと思います。

本記事の目次

高学歴なのに仕事ができない理由

総じて、「ビジネスが腑に落ちていない」から

勉強と仕事は「似て非なるもの」です。高学歴の人が仕事ができるようになるには、勉強と仕事との「非なる部分」の本質をいち早く掴む必要があります。

高学歴なのに仕事ができな人は、以下のような理由で、勉強と仕事とのギャップを埋めることができていないのです。

理由1:ビジネスに即した非認知能力が不足しているから

ビジネスの世界には非認知能力がかなり重要だと言われています。代表的な非認知能力の一つに、「性格スキル」として有名なビッグ・ファイブと呼ばれるものがあります。

<ビッグ・ファイブ>
1、開放性(Openness)
2、真面目さ(Conscientiousness)
3、外向性(Extraversion)
4、協調性(Agreeableness)
5、精神的安定性(Emotional Stability)

非認知能力とは、簡単に言えば、「スコア化できない能力」です。私自体はビック・ファイブを全面的に支持しているわけではありませんが、ここで強く言いたいのは、学歴のある人は、「スコアで測れるものだけを能力と考えがち」であるということです。

そのため、スコアとして馴染みのない、スコア化したことすらない非認知能力を大切にできません。外向性や協調性は磨けば立派なビジネススキルですが、スコア化できないため、ビジネスセンスを掴めていない高学歴者ほど、「そんなことしても意味はない」と考え、仕事ができない自分を作り上げてしまっているのです。

理由2:仕事になると、知識習得と成果に大きな距離が生まれるから

学歴の世界は、知識習得と成果(評価)が非常に近接した関係にあります。定期テストのペーパーテストなんかは特にそうで、「覚えさえすれば、テストを受ける前にある程度高い点数が取れる見通し」が付きますよね。

しかし、仕事の世界はより不確実性が増します。はっきりと定義されていないものや不確実性を受け入れる感性が必要なのです。そのため、勉強と同じ感覚で、仕事に対して「習得と成果の距離感」を取ってしまうと、仕事がぜんぜんできなくなる現象が起こるわけです。

極論、仕事なんて「知識習得」ではなく「知識活用」です。個人事業や経営者のゾーンに入れば、単なるマインドセットや人間力だけで結果出すなんてこともザラです。学歴の結果は知識習得と近接な距離感にありますが、仕事になると知識への距離感がだいぶ変わってくるのです。

分野を横断させ繊細かつ大胆に活用する距離感を自分なりに育むことが、真の労働とも言えるでしょう。

理由3:実体験の種類が圧倒的に少な過ぎるから

高学歴は机上での鍛錬や経験が多い傾向にあり、多様な場数を踏んだ実践的な経験が不足がちです。もっと言えば、机上で鍛えた知力を実践と結びつける経験が不足しています。そのため、せっかくの机上の知力が「机上の空論」と化すのです。

「実践で腑に落とす」という経験が不足しているため、仕事においても、経験を咀嚼し、成功に導くことが下手な状態なのです。

理由4:コミュニケーションの力を軽視しているから

仕事ができない高学歴はビジネスにおけるコミュニケーションの底力を軽視しています。極論、コミュ力さえあれば、学閥を思いっきり生かして長期的にキャリアを成功に導くこともできます。

テストでハイスコアを出すことにドーパミンが分泌される体質に染まった高学歴者からすれば、明確なスコアとして打ち出されない「コミュニケーション」を磨くことに価値を感じていないのかもしれません。

高学歴なのに使えない人の特徴

さて、高学歴者で使えない人の特徴を行動体質やマインドセットの側面から見ていきましょう。

他のメディアの記事を見ると、「高学歴でヤバイ奴の特徴」を「高学歴なのに使えない人の特徴」を混同しているように思えます。ここでは、高学歴な人が陥りがちな特徴をピックアップしていきたいと思います。

特徴1:我流を貫くタイミングが早すぎる

まぁ、早いですよね。その分野のセンスを把握する前に、自分の既存のセンスで自分のスタイルを作り上げようとしがちです。高学歴者は努力することに長けているのですが、センスがミスっているので、膨大な間違った努力をしてしまいます。

我流がミスっている視点を持つことができず、「もっと努力しないと…」と、間違った努力量をどんどん増やし、悪循環に陥ってしまうのです。

特徴2:可愛げがなく「機会」を失う

高学歴って、学歴で言えば、ハイスタンダードでハイブランドですよね。もうこれだけで、上司からすれば、可愛げがなかったりするわけです。上司が自尊心が高くて心に余裕があり、なおかつ上司自身も高学歴であれば、うまく扱ってくれるかもしれませんが、高学歴者は、基本的にライバル視されやすい傾向にあります。

なので、「自分は他人より優れているはずだ!」という気持ちでいると、さらに可愛げがなくなります。

結果、上司や同僚から解決や成長のヒントを得られる機会が減ります。

特徴3:学歴で積み上げた自尊心が破壊されるのを怖れている

高学歴で仕事ができない人は、常に「自分は高学歴だから」という想いを募らせています。自尊心が学歴だけに占拠されすぎているんです。

そのため、高学歴である自分が否定される行為に積極的になれません。

特徴4:他人や他の分野に乗っかる遊び心がない

高学歴な人は、目的と手段が直接的に繋がっているものだけに意味を見出しだちです。しかし、それだけでは、なかなかビジネスの本質は見えてきません。

多くのビジネスパーソンは、毎日1つのオフィスで限られた範疇の仕事しか行いません。そんな毎日では、ビジネスの本質は掴めません。これは、自分が会社員からフリーランスになった時にも強く感じましたし、フリーランスから法人化して会社を作った時も強く感じました。多様な仕事をすることで、毎年「あぁ、こうやればいいんか!」という出来事は増え続けています。

他人や他の分野に積極的に介入し、自分とは違う感覚を俯瞰することで、あらゆる仕事のコツがはっきりと見えてくるようになるのです。

特徴5:曖昧なものを信じない

高学歴な人ほど、ビジネスの現場でも方程式や公式を求めたがります。しかし、非認知スキルについて述べたように、仕事というのは、スコア化できないたくさんの要素が成功の要因となります。

他のビジネスパーソンの曖昧な成功法を信じて、そのままトライして確かめてみるような行動が大切なのです。

高学歴なのに仕事が遅いのはなぜ?

高学歴者は「感覚的」に落とし込んで作業しないから

高学歴者は知的処理に優れているため、仕事は本来速くできるはずです。しかし、高学歴で仕事が遅い人は、仕事をノウハウ化し過ぎています。もしくは、仕事を考え過ぎています。

ステップを小分けにし過ぎたり、いちいち深く考え過ぎたりしているのです。

高学歴で仕事ができない自分を変える方法

高学歴で仕事ができる未来を手に入れるために

高学歴で仕事ができない現状は、あと少しの自己変革あるのみです。以下の5つの方法に向き合えば、確実に仕事ができるように生まれ変わります。

方法1:企画から運用までを一貫したプチビジネスを行う

何でもかまいません。自分で企画し、自分で内容(コンテンツ)を作り、自分で打ち出し、自分で販売(提供)し、自分で分析し、自分で運用をする。

自分がワンストップで何かを提供することをしてみて下さい。けっして商品やサービスレベルに仕上げる必要はありません。提供する内容は、恋愛相談でも、ブログ情報発信でも大丈夫です。自分の趣味を講座にしても良いですし、お茶会を主催しても良いです。販売せずに、無償で提供しても良いです。

この方法を実践すると、自分で企画し、形にしたものが、どのように受け入れられ、どのように改善すると、どのような反応に変わるのか、かなりのセンスを磨くことができます。

自分で一貫して全ての工程を完結させ、他人に提供するだけで、多くの仕事の本質が掴めるようになっていきます。これはマジでガチです。

方法2:他のビジネスパーソンにインタビューする

異業種交流会などに参加し、他のビジネスパーソンから、仕事について徹底的にインタビューしましょう。大事なのは、その人の感性や感覚に注目することです。

この人が、この感覚でやれば、これぐらいうまくいくんだ、という理解を多様な人から仕入れることで、「自分には、この感覚で、こうしたら、うまくいくかも」というヒントが多く得られるようになります。

また、他人へ寄り添うことも自然に上手になり、可愛げのある高学歴者になっていきます。

方法3:多くの人と交流し、本音を引き出す

多くの人に出会うのは当たり前ですが、単に交流していては変革の機会はなかなか訪れません。大事なのは、相手と交流したら、相手の本音を引き出す努力をすることです。

理想は、「いやー、こんな本音話すのは初めてだよ!」という話題まで掘り下げることです。自己開示に長けていないと、1回の出会いで、親友や家族がリーチできていない本音を掘り下げるのは難しいですが、それぐらいの気持ちで取り組むと、相手と本心で打ち解けるスピードが早くなります。

方法4:他人の趣味やイベントに全力で付き合う

他人の趣味やイベントにいったん全力で乗っかりましょう。この経験を増やすことで、自分の致命的な歪みが自然に補正されていきます。

また、他人への「遊び心」が生まれ、自分に隙を作るのが上手になります。自分に上手に隙が作れるようになれば、偶然やふとした機会から、ピンと来るようなビジネスノウハウを掴むことができます。

学ばずして学ぶ、学ばずして実は学んでいる、知らないうちにビジネスの力が蓄えられるのです。

方法5:相手をエスコートする

相手に何かしらの「おもてなし」って行っていますか?自分がホスト側に立ち、ゲストを向かい入れて、物事を進行する。この経験を積んでいる人って意外と少ないんですよ。

相手をエスコートする機会を増やせば、自分が時間を演出するパフォーマーとして何が足りないのかはっきりと見えてきます。エスコートは、方法1で示した「企画から運用までを一貫したプチビジネスを行う」と同じ側面を持ちます。

ビジネスシーンでなく、プライベートシーンで大丈夫です。最も簡単なのは、食のエスコートです。相手の食の好みを引き出し、相手の喜ぶお店をチョイスし、連れて行ってあげると良いでしょう。

上記の5つの方法を、1ヵ月に5回とか、1週間に2回とか、できる範囲で取り組んでみて下さい。自分の行動パターンや凝り固まった価値観から逸脱したセンスやノウハウが自然に入ってくるようになります。

すると、だんだんと「仕事ができるようになるとは、こういうことか!」と腑に落ちることが多くなり、ある時を境に、がんがん仕事で結果が出るようになるはずです。

最後に:高学歴とは社会の中でも「立派な長所」である

やるべきことは、高学歴の潜在能力を「ビジネスに最適化」させるだけ

高学歴なのに仕事できない、それはただの「現状」であり、あなたのすべてではありません。ただ単に、高学歴から高ビジネススペックへの移行がスムーズに行っていないだけです。

もちろん、高学歴即、仕事ができる社会人へ成り上がる人もいます。その人たちは、ビジネスに適した学歴には表れない非認知スキルや人間味を既に持っていたということです。

社会に出るまでに勉強をしていない人は、社会人になってから、新しい知識やスキルの習得がやはり遅いです。高学歴な人は、質のよいチャレンジ、間違わない努力をすれば、社会でも十分に活躍できます。

この記事が、仕事ができないと思っている高学歴の方々の「これからのヒント」になれば、幸いです。

サイト著者について

*

Yojiro Tani

谷 洋二郎

クリエイター、個人経営者

ヒアリング、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、ディレクション、インタビューなど、あらゆる形態のコミュニケーションに長け、企業や個人向けにデザイン、ライティング、マーケティングの3つの能力でサービスを提供。自ら制作したLINEスタンプ「爆笑ピクト」は、クリエイターズスタンプ全国2位、10万ダウンロードを突破。Amazonで販売した『目の保養本』は新着総合1位、個人出版で1日10万円の印税を叩き出す。心理学・脳科学・成功科学などを独自の見地で研究。不安定で多様な場所へ繰り出すクリエイターという職業を通じ、日々、様々な知見やスキルに向き合い、ノウハウ化に努めている。

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