説教魔・説教癖・説教したがる人の心理
男性でも女性でも説教じみた人っていますよね。「いや、そこ説教のトーンいらないから!」っ場面でぶちこんできて、私たちの気分は崩壊(笑)アドバイスしたがる人の心理もそうだと思います。
そこで、今回は説教魔・説教癖・説教したがる人の心理を掘り下げていきたいと思います。
本記事の目次
なぜ、説教魔は説教ばかりしてしまうのか?
説教魔は、説教をすることが生きる目的になっている
説教癖とも呼べるように、説教がクセになり、説教の虜になってしまっているわけですが、説教魔が説教ばかりしてしまう理由は…
その人には説教しか生きる道が残されていない
ちょっと極論ですが、それぐらいに捉えてオッケーです。説教は自分の尺度で相手へ物言いすることができます。米ハーバード大の心理学者ダイアナ・タミール氏らの研究(2012年)では、「自分のことを話す時、人はお金や食べ物、セックスと同じような快楽を感じる」としています。
要は、説教とは、する側にとって快楽的な部分があるんです。皆さんも、相手に指摘する際に「間延び」しちゃうことはありませんか?それって、知らず知らず説教に心地良さをほんのり感じている可能性があります。
説教魔は、説教でドーパミンが分泌される体質になっている
快楽にはドーパミンという神経伝達物質が大きく関わっています。ドーパミンは、実際に快楽を味わっている時だけでなく、快楽を期待するだけでも分泌されます。つまり、説教のチャンスを見つけただけで、ドーパミンが分泌されるわけです。すると、より説教をしたい気持ちが高まります。
しかし、普通の人は、説教よりも、報酬系が刺激される出来事を持っています。そのため、説教の機会が訪れても、冷静に対処し、快楽の道具にはしません。
やはり、説教魔とは、人生において、楽しいと感じられるものが少なく、説教がクセになり、説教の虜になってしまっているのです。
説教という自慰行為の対象にあなたがピックアップされてしまった、それぐらいに思えれば、あなたはクソ最強です。
説教する人は俺様思考
説教魔は、相手を「自分の一部」のように見なしている
自分が教え説くことが絶対的に正しいと思っているから、本人が必要としない場面で、説教を散りばめることができるんです。
また、自分は自分の力で相手に変化を加えることが正しいと思っています。そのため、説教に対して否定的な態度を取ると、「お前のためを想ってるんだぞ!」と反射的に怒りを露わにするのです。
自分と相手の境界がブレて、相手を自分の一部のように扱うわけです。
説教する人の特徴と心理
説教魔は満たされない心を説教で埋め尽くしている
説教する人の特徴と心理を簡単に言えば、「説教しか強みや手段がない」ということです。説教をめっちゃする人は、行動の優先順位のめっちゃ高い位置に説教を配置してしまいます。
本当に自分で自分を認めることができれば、自分に心の余裕が芽生えます。心に余裕のある人の説教は非常にエスコートフルです。表面上は怒りのエネルギーに満ちていたとしても、相手への愛や気遣いを感じることができるからです。
だって、心に余裕のある人は、「説教したい」と説教が欲望化することは少なく、むしろ、「説教はできればしたくない」とさえ思っているでしょう。
一方、説教癖とか説教魔のレベルになると、説教の対象を常に求めている説教依存症だったりします。自尊心を高めてゆったりと過ごしてもらいたいものですよね。
説教臭い人を嫌いになる理由
なぜ、説教はウザいのか?
説教臭い人って嫌ですよね。なぜなら、自分が求めていないタイミングで説教臭くなるから、ストレスタイムになるんです。
説教臭い人は「だからお前はダメなんだ感」を地道に刷り込むからウザい
説教というか、他人否定講演会みたいになってる人もいますよね。とにかく言いたい。相手のためを思っているようで思っていないからこそ、説教臭いと感じるわけです。
説教されやすい人の特徴
説教魔にターゲットにされやすい人とは?
説教されやすい人の特徴を端的に言えば、説教魔側が「説教しやすい人」になります。以下のような特徴を持っていると、説教されやすくなってしまいます。
<説教されやすい人の特徴>
・弱々しいと思われている
・すぐに謝ってしまう
・反論ゼロの雰囲気が滲み出てる
・相手に与えることをしない
・生意気な印象を与えている
・言い訳が長すぎる
弱くてツッコミどころ満載な人、生意気でツッコミどころ満載な人は、めちゃくちゃ説教のターゲットにされます。
すぐに謝ったり、返事があまりにもハキハキし過ぎたり、言い訳が長すぎりすると、説教魔が「まだ、俺の説教は伝わっていない」と感じ、説教が延長タイムに入りやすくなります。
男性は女性より説教する生き物
説教と共感とセロトニン
言語学者のデボラ・タネンは男性と女性の会話スタイルを研究して、男性は女性よりも、相手の言うことに納得できないことがあると、その度に話を遮って反論する傾向があることを突き止めました。
一方女性は、、男性が話し終えた後に、自分が話すという会話の基本を尊重し、話を遮るのは相手の言うことに賛同したときだけという人が多いということが分かりました。
女性は、男性に比べると共感力が高い傾向があると言われていますよね。これは幸せホルモンのセロトニンが関係しているかもしれません。
というのも、女性のセロトニンの分泌量は男性の約半分と言われています。つまり、女性は常に共感を得ることで、足りないセロトニンを補おうとしているのです。
だから、同じ会話でも、求めているものが変わり、男女で会話の流れがぶつかり、場合によっては、男性の単なる議論や指摘を、女性は説教と感じちゃうのです。
最後に:説教ってここぞで出すカードだと思う
説教だけでなく、多様なコミュニケーションで解決へ導けるようになろう
説教する側と説教される側の認識が「説教」の場合って、終末はあんまり心地よくないですよね。
俺ならコーチング的アプローチでなんとかしようとします。そう考えると、説教はここぞで繰り出すものだと感じます。
言われた側も「この人が説教したということは、自分は相当ヤバい感じになっている」と認識が出来れば、説教がここぞで意味を持つことを理解し、普段から積極染みたシーンもなくなっていくと思います。
説く立ち場、教える立場にある方へ、説教は少ない方がカッコいいですよ!
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