「独り言が多い人の特徴」と「独り言で人を操る方法」
本記事の目次
独り言とは処世術
独り言が多い人は、独り言を活用することで人生が上手く運ぶことを知っている(無意識的なケースも含めて)から、独り言を喋ります。
独り言の本質を知れば、自己対話だけでなく、他人との会話も上手になり、セルフコントロールから相手へのマインドコントロールまでが上手になります。
独り言が多い人の心理と特徴
独り言の最大の特徴は口外することです。「漏らす」ことを好んでいるから、思わず「漏らしちゃう」のです。
<独り言が言う人の心理と特徴>
・自分を落ち着かせようとしている
・誰かに対して何かを求めている
・世界に対しても常に正直で在りたい
・自分が大好きで孤独に強い
・ストレスに対するコーピング
・他人との境界線が取れていない場合も
自己暗示としての独り言はスポーツの世界ではよく行われています。ストレスやプレッシャーが掛かる場合、独り言を言うことが当人の中で適切な対処行動(コーピング)になっているのです。
また、言葉は人へしか伝わらないもので、その言葉を発しているのは、人に何かを求めている場合があります。たいていは、助けが欲しい、認めて欲しい、仲良くなりたいといった3つの感情が潜んでいます。
自分が大好きで孤独に強い「孤高の真正独身貴族タイプ」も独り言が多いです。特にフリーランスのように一人で普段から仕事している人は、感情の吐き出す相手が普段から不足しているため、どうしても自己対話としての独り言が増えてしまいます。
独り言を言うヤバいケースで言えば、「他人との境界線が取れていない人」は激怒や悲哀の大きな感情の独り言を放ったり、自分へのネガティブ表現・他人への悪口ばかりを独り言にします。相手を想うほどに心の余裕が普段からないからこそ、負の感情が独り言として過激に零れてしまうのです。
独り言と病気の関係性
突発的に感情的な独り言を発したり、妄想や幻聴や幻覚に対してリアクションをする独り言を発したり、ネガティブな独り言が多かったり、突然嘲笑したり、独り言がむしろ、異常的な行動に繋がっている場合は、精神疾患の可能性が出てきます。
独り言は「エクスターナル・セルフトーク(声に出す自己との対話)」と呼ばれ、精神衛生上は本来良いものです。
結局は、自尊心や精神年齢が低いと、他人や外の世界と境界線を上手く引くことができないため、独り言もヤバいものになります。
言ってしまえば、ヤバい独り言を言う人間は、独り言と思って発しているよりかは、より一般の人よりも曖昧な自分と他の境界の中で、相手に発しているような側面もあるのです。
恋愛における独り言の心理
酔いも悪いも酸いも甘いも噛み切れなくて、感情が口から溢れて、独り言を発するケースがあります。
また、恋愛の場合は妄想が加速しやすく、自分というヒーロー(ヒロイン)を俯瞰で見て、いろんなドラマを想像し、思わずリアクションしちゃうといった独り言も多いです。特に、照れる感情を煽ると独り言を発しやすいです。
独り言でのアピールはうざいと思われる
承認欲求が満たされてないことが鮮烈に理由として見透かされてる場合の独り言は、「相手をしてあげないといけない」という心理的負担を相手に与えるので嫌われます。
正直に「ちょっとアピールしたいことがあるんだけど、うざいやろうけど、少し聞いてくれない?」ぐらい言った方が好かれますよ。
独り言のアピールを過度な人は、自分が下から行くことが出来ずに、その自分に正直になれていないのに、こちら側がかなり気を使って、それでいて上に立とうとするから、「うざい」と思われるわけです。
ただし、普段からいろんな人を持ち上げて幸せにしていれば、ちょっと独り言を発したアピールに相手は「どうした?」と自然に絡んできます。要は普段から相手の本質を想っていれば、独り言なんて小さなものに過ぎないんです。
独り言が怖いと思われるのは陰湿性がある人
恋愛でも清潔感がなく、生理的嫌悪感のある人は「ねっとりした印象」があり、独り言もねっとりした陰湿性を与えます。
清潔感がそこそこあっても、相手へ自己開示していない、、もしくは相手を自己開示できてない場合は、本質を外に出していないので、陰湿性を相手に何かしら与えていることになります。
「自己評価のヤバさ」と「他人が感じてるであろうヤバさ」、この2つにギャップがあればあるほど、独り言を放った時に相手に怖いと思われます。
独り言が多い人は頭がいい
脳は情報を完全に飲み込む前に、感情を付けます。良い感情が付けられた情報は記憶に留まりやすくなります。学習において、自分を鼓舞しながら、ポジティブに知識に触れると、その知識は身に付きやすくなります。
また、学習においては、視覚で捉えたものを租借し、独り言で発し、聴覚で響き渡らせるため、立体的な学習が実現し、より記憶に留まりやすくなります。独り言が多い人は、勉強の効率と吸収率が高くなり、結果が頭が良くなる可能性も高くなります。
自分で考えを咀嚼する時間が圧倒的に多くなるため、広い視野と深い思慮で物事を切り取ることができ、あらゆることを吸収するセンスがある要領の良い人間になる可能性も高まります。
独り言やめたい?やめなくて大丈夫
辞めなくて大丈夫です。ただし、独り言のないように気を配りましょう。なるべくポジティブな内容にしましょう。自分を高めるような独り言を放ちましょう。自分だけでなく相手にも注目し、結果だけでなくプロセスを褒めるような独り言を発していきましょう。
独り言で人を操る方法
状態や環境に対してポジティブに興味を持つような独り言を爽やかに放つと、相手から声を掛けてもらいやすくなります。
また、周りの人が不安を抱えてそうだったら、その不安を独り言として、心配そうだけど、少し冗談っぽく、柔らかさも添えて零してみると、相手が「私もなんですよー」と声を掛けやすくなります。
相手へ興味がある、相手を理解している、そんな独り言は会話のきっかけになります。普段から独り言を起点に相手を喜ばせていると、相手は自分が常に開けた存在だと思い、こちらは秘密を自然に隠しやすくなります。
コミュ力がない人こそ、外の世界に今よりも興味を持って、ぶつぶつポジティブに呟いてみて下さい。「あっ新商品出たんだー」とか「うわぁ、思ったよりも暑いなー」とか「あのポスター長澤まさみ?なんかそうは見えんけど、どうなんかなー」みたいに言ってれば、コンビニやショップの店員さんにすらがんがん打ち解けてプライベートな関係を築くこともできます。
自分のためにだけでなく、相手を想うからこその独り言を発するだけで、人はあなたへ影響を受けやすくなります。要は自然な自己開示が促進され、持ちつ持たれつになるのです。
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