影響力のある人の特徴、影響力の与え方
この世のあらゆる成功は「影響力」が土台になっていると言っても過言ではありません。影響力があれば、場を制することができます。影響力があれば、「どんな場面でも自分は力を発揮できる」という自己効力感も著しく高くなります。
結果的に、積極的に物事にトライし、人生を主体的に変えていくことができ、次々と自己実現のレベルが上昇していくのです。
影響力を高め、戦略的に影響力を与えるスキルがつくと、以下のような出来事を割と簡単に起こせるようになります。
「出会って2時間も経たないうちに、力のある経営者から気に入られ、大きな仕事を振ってもらえる」
「飲みの席で初対面した異性が、数十分後には自分に心を開き、今日は抱かれてもいいと思う」
「組織の中で、自分がなくてはならない存在という認識を強烈に植え付ける」
↑これマジです。影響されやすい人間を見抜くこともできるので、ワンナイトラブに乗っかる異性も簡単に分かるようになります。戦略的な情報商材や自己啓発セミナーは、影響されやすい人に的を絞って作り込まれています。
あなたは、自分の行動を振り返る時に、「あの時、きちんと影響を与えられたかな?」と考えたりはしていますか?自己実現や成功体験を「影響力」という視点から切り取れば、自分自身がより力を出し切る方法を見出すことができます。
そこで、今回は影響力にスポットを当て、影響力のある人の特徴、影響力の与え方を徹底教授していきます。
そもそも影響力とは
影響力の定義
影響力とは対象を変質する力です。人の悩みの多くは「狙い通りに影響力を与えられない」ことが発端となります。影響力にはスキルとブランドがあります。スキルの主となるのは対話力です。ブランドは結果を積み重ねることで得られる権威性です。ブランドが強大になれば、有無を言わず一発解決することが多くなります。
影響力の対象は自己も含まれます。自己対話や俯瞰を通して、自分でもモチベーションを高めることも、影響力の1つです。
影響力がある人のメリット
多くの物事が「影響力の結果生じる」ことは、以下のリストを見れば、一瞬で納得するはずです。
<影響力の結果生じる物事>
・カリスマ性
・カウンセリング
・コーチング
・コンバージョン
・集客
・購入
・感謝
・告白O.K.
・納得
・催眠
・メンタリズム
・洗脳
・恐喝
・束縛
・自己開示
・自己拡大
・共依存
すべての物事を「影響力」というフィルターで切り取ると、上記の結果が戦略的に導いていけるようになるわけです。最強ですよね。
影響力は自他の環境を変質し、結果を動かす役割があるのです。日常的な物事から非日常的なドラマを含め、良いも悪いも酸いも甘いも、私たちは影響力と共に人生を歩んでいるとも言えます。
影響力の種類
影響力の種類は簡単に言えば、4つです。(1)させる影響力、(2)させない影響力、(3)プラスの影響力、(4)マイナスの影響力です。
コーチングは、教えずに質問を重ねることによって、「相手を成長させるプラスの影響力」です。一方、束縛は、規則や感情で「第三者と関わらせないマイナスの影響力」と言えます。
人肌恋しさの強い異性を夜に誘ったり、あまり必要性を感じていない顧客に追加で商品を押し売りしたり、プラスとマイナスが入り混じった影響力もあります。
影響力のある人の特徴
特徴1:あなたのおかげで変わったと明確に認識させる
影響力のある人と思われること、影響力を発することは実際には微妙に違います。影響力のある人思われることは、
あなたが何かを変質し、その変質を変質された対象があなたのおかげ(せい)だと認識していること
これが、影響力のある人と思われることです。社会的な賞賛を得る場合には、他人から「あの人のおかげで良い影響を受けた」と認識されることが重要になります。影響力の認識こそ明確な価値の誕生に繋がるからです。
特徴2:相手の無意識下でコントロールする
敢えて影響力を認識されずに、他人へ影響を与えにいくケースもあります。恋愛の駆け引き、メンタリズム、営業のクロージング、宗教勧誘などが、そうしたケースです。
本人が自分で選んだ(自分で自分を影響した)と思わせる
まさに「影の影響力」です。いや、「影響力の影」ですね。「あの人に影響されたから今に至る」と思われると、目的の行動に支障がでる可能性が高くなるからです。
「超モテる男術」というサイトを運営し、記事、雑誌、教材を作る中で、ノウハウ実験や成功体験を積み上げていたので、恋愛を例にしたいと思います。
「恋は自然にするものだから、<女性を落とす>なんて響きが嫌い!恋愛にノウハウなんてないし」
こうしたことは、女性の方に度々言われてきました。しかし、そんな強い反論をする女性の多くは、次第に影響され、好意を抱いていきます。
その結果、女性は確実に影響を受けているはずなんですが、「いいえ、ノウハウじゃないの。自分からあなたを好きになったの」と影響を受けたことを否定するのです。
影響を受けやすい人は、自分が影響を受けたメカニズムを紐解けないほどに主観的であることを覚えていくと、対人関係の本質もより見てくるのです。
特徴3:はっきりしている
はっきりしている人は、相手に影響力を与えやすくなります。それは曖昧な人が「はっきり」そのものを求めているニーズがあるからです。この世には「自身の優柔不断をかき消したい」というニーズが非常に溢れています。
根拠がなくても、「あなたの夢は念じれば叶う!」と断言するだけのセミナーに大金が舞い込むのは、そのセミナーが「はっきりしている」からです。顧客は「はっきり」を味わいたいからお金を払っているのです。
リーダーなんて、先陣を切ってはっきりさせることが役目ですよね。エスコートも、はっきりさせ続けるだけで、好感度を高めることもできます。シンプルにはっきりさせるっていうことの効果は絶大で、影響力の高さに直結するんです。
自己主張が激しくなくても、おとなしくても構いません。静かな中に「芯」があれば、はっきりとした印象を与えることができます。
私欲のなさを感じさせていることも、「はっきりした印象」を高めるコツです。私欲のなさが滲み出ているため、発言や行動に説得力を持たせることに成功しています。実際に私欲や思惑があった場合も、うまく自分の内に閉じ込めている人は、相手に影響力を大きく与えることができます。
特徴4:会話をよく逸らす
会議の時に、会議の内容を話しているだけでは、影響力を高められません。影響力のある人は、戦略的に無駄話を入れ込みます。飲みニケーションが仕事に好影響を与えるのは、仕事の本筋とは逸れまくった会話で打ち解け合うからです。
多くの人は「用のある内容」を語り合います。しかも、自分の立ち位置から必要なことを話すわけです。「営業マンとしての私が、クライアントに商品の説明をする」といった具合です。
すると、無駄話をする人が必然的に少数派になります。しかも、無駄話は、本人の立ち位置のベールを脱がせる効果を発揮します。「営業マンとしての私のベールを脱ぎ、私個人として、答える」という機会が増えるわけです。
この結果、相手の自己開示が圧倒的に促されます。「普段過ごす人たちよりも、あなたに圧倒的に自分を開示している」という意識が強くなります。相手が気持ちよく本音を語ることは、「自分らしい自律性(コントール感)」が高い行為です。あなたと一緒にいると、他の人よりもドーパミンが分泌され、よりあなたと一緒にいたいと思うようになるのです。
特にビジネスシーンでは、話題を本筋からよく逸らす人が影響力を高めていきます。
影響力の高める方法
恋愛を含めた対人関係、営業を含めた仕事など、あらゆる人物にあらゆる場面で影響力を与える方法は、以下の要素を磨くことです。
<影響力を与える7つの方法>
1、生理的嫌悪を取り除く
2、深い共感を生む
3、深い本音を引き出す
4、相手の行動パターンを見抜く
5、不安を対処してあげる
6、強いメリットを感じさせる
7、きちんと求める
上から順に突き詰めると、よりよい結果を生むことができます。
方法1:生理的嫌悪を取り除く
素早く影響力を与えるには警戒心を外すことが大切になります。その最も効果的な対処が外見の洗練性です。イケメンや美女には誰にでもなるわけではありませんが、ヘアスタイル、ファッション、エチケットで清潔感を高めることはできます。
また、TPOにあったヘアスタイル、ファッション、エチケットもあります。人は見た目が大事というのは、初期の警戒心をいち早く外し、目的の影響を与えるためなのです。
方法2:深い共感を生む
他の人よりもあなたと関わることで深い共感を覚えれば、他人よりも特別になるので、特別視してくれて、影響力を与えやすくなります。
深い共感はまず、相手の発することを、ひたすら共感することです。大事なのは興味を示し、本当に感じたことは大きくリアクションすることです。続いて、相手が発したことに評価やアドバイスを加えずに、質問の内容を詳細化し、掘り下げていきます。聞く、リアクション、質問を繰り返し、深掘りできるだけしていきます。
方法3:深い本音を引き出す
深い共感を生むことができれば、深い本音を引き出すのは難しいことではありません。ここれでは、本音を引き出しやすい会話のオススメなテクニックをご紹介します。
他人と比較した際の共感と本音の深さの差は、あなたの依存度へそのまま繋がります。
方法4:相手の行動パターンを見抜く
人によって個人差がありますが、「私ってどうしてもこれはしてしまうんだよねー」といった内容が引き出せれば、それは揺るぎにくい相手の行動パターンです。
こちらが作為的であることが分かりながらも陥る行動パターンを見抜ければ、影響力は容易に与えることができます。
方法5:不安を対処してあげる
アドバイスやコンサルティングよりも、大事なのは、曖昧でもいいので、相手の不安を対処することです。
あなたが不安を対処することで、あなたといることで不安が解消されるという認識を持ちます。不安が消えると、心に余白が生まれます。その余白に目的を注ぐことで、当
人は影響されていきます。
方法6:強いメリットを感じさせる
メリットを与えることで返報性が強くなります。返報性とは、こちらが与えたことに対する見返りのようなものです。
メリットを与えることで、狙った影響力を与える行動を取った時に、素直に返報してくれる可能性が高まっていきます。
方法7:きちんと求める
自然にサクッと相手にオーダーして下さい。オーダーが何かを明確に相手が理解できていなければ、相手は応えようがありません。
意外ときちんと求めるということができない方がいます。強気でなくてもいいので、自然とサクッとを心掛けましょう。
最後に:影響力とは最強の武器である
権威・敬意・品格がなくても、影響は与えられる
プロのヒモなんて、権威も敬意も品格もありませんよね。でも、狙った女性に狙った影響を与えて生活を維持しています。
不安定な時代になればなるほど、私たちは勝手に何かに影響されがちになります。もしかしたら、この記事を読んでるあなたも、私の狙った影響を受けているかもしれません。
常に他人は誰かに影響されたいと考えている
世の中の人は、常に「変化」を求めています。変化とは、今の自分を変えることです。自分の現状を変化させることを求めているわけです。似たようなタイトルで、似たような内容の本を購入する読者は、「変わりたいけど、変われない、でも変われるかもしれない」と考えているのです。だから、内容が斬新じゃなくても、いいんです。
常に人は影響されることを求めている事を考えると、その人が影響されることを上手にエスコートすることこそが、真の影響力であり、あらゆる場面で成功を促す力になり得ます。
様々な人とのコミュニケーションで、「この人は、どんな風な影響を受けたいと思っているんだろうか?」「この人は言葉に出していることと、実際は自分が影響されたい方向性が違うかもしれない」「この人が最も受けたくない影響は何だろうか?」と考えるだけでも、相手に大きな変化を与えやすくなります。
自分にも、相手にも、戦略的に影響力を与え、これからより幸福な方向へ導いていきましょう。
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