感謝が大切な理由、正しい感謝の技術
正しい感謝とは
感謝はすれば良いというものではありません。相手がどんな意図でそれをしてくれたのか、相手の今の状況の中でその行動はどれくらい負担なのか、そういった相手を理解をしようとする意志の土台のもとに感謝を示すから、相手は感謝をうれしく思うのです。
<正しい感謝を通じて感謝をされた側が獲得する感覚>
・その人の本質を理解している=深い共感の獲得
・その人のおかげで今がある=自己肯定感の獲得
・自分はやれば人の役に立てる=自己効力感の獲得
感謝する側も、感謝される側も、報酬を期待しているわけではありませんが、正しい感謝は、自然に共感、自己肯定感、自己効力感を高めてくれます。
要は、正しい感謝という1つの作業で、お互いの関係がぐっと深まっているんです。
例えば、「自分の性格がもっと優しくなる」ということに重きを置いている人がいたとします。その人からペンを借りたとします。ペンを返す際に「ありがとう!助かった!っていうか、雰囲気柔らかくなった?ペン渡してくれた時、優しさを感じたわー」なんて言ってあげると、その人の気持ちはすごく高まります。
あなたのことが、自分を理解してくれてるカウンセラーであり、自分を高めてくれるモチベーターであり、「今後もよろしく!」と思いたいパートナーでありたいと思うわけです。
これは感謝という深い感情と同時に、さらに深い感情を引き出す自己開示の話題を添えるトークテクニックでもあります。
正しい感謝とは「ありがとう」だけに留まらない
実は感謝は「ありがとう」といったお礼に留まりません。
感謝とは「感」じたことを「言」葉して相手へ「射」止める行為です
弓道を思い浮かべて下さい。あなたは感じたことを矢にして弓を引き、相手という的へ狙います。
的を得た感想こそ、感謝なのです
何が言いたいかというと「このバカヤロウー!」「なんでやねん!」「まだまだだな」「次やったら許さん!」といった感想もコミュニケーション上、、的を得ていれば、感謝と同じ効果を発揮するのです。
感謝と同じ効果というのは、深い共感・自己肯定感・自己肯定感の獲得です。
友達関係や恋愛関係で相手に媚びずに、相手から好かれる人っていませんか?彼らは、相手のことを理解したうえで、堂々と接しているのです。
感謝とは理解し合えることを大切に思い続けること
存在自体を認め、常に一緒に居られることに感謝している土台があるからこそ、すべてのコミュニケーションに相手は感謝を感じることができます。感謝とは理解し合えることを大切に思い続けることです。
感謝が土台にあれば、悪口すれすれのツッコミだったり、「そんなこと聞いていいの?」と思える質問だったり、でも、相手を理解してるから、ギリギリの線を狙えます。だって、それも感謝ですから。
感謝が土台に会って、相手が一度心を開くと、相手はさらに自己開示するので、どんどんギリギリ攻めていい範囲がどんどん広がります。
普通の人が「ありがとう」といった一般的な感謝しかしていない間に、「的を得た感想」を重ねて、普通の人の何倍、何十倍の感謝の効果を重ねていきます。
だから、人として求められ、異性としてもモテるわけです。感謝をこういった切り口で捉えると、人間のコミュニケーションの本質の一部が見えてきますよね。感謝をすることが上手になれば、普段の会話も上手になることも理解して頂けたと思います。ぜひ、今回の記事を参考に、自分なりの感謝の技術を高めてみて下さい。
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